ろま中男3 作品リスト婦警夏美 目次婦警夏美(20)交通安全教室
「夏美さん、遅かったわね、課長がお呼びよ」
更衣室から戻った夏美に、お局ビア樽婦警渡辺が声をかける。
「はい…」
課長が…、なんだろう、…。
一九分けのすだれハゲ田山を思い浮かべた夏美は、とりあえず課長席に向かった。
「夏美君、渡辺巡査部長から、話は聞いたね」
イヤらしい笑いを浮かべる中年は、ナマ太ももを半分以上さらすミニスカを視姦しながら聞く。
「はい…」
まさか、課長と「福利厚生」…、するの?…。
いかにも中年らしい張り出しのいいお腹の下をチラ見した夏美は、アブラっぽい照りを見せるすだれハゲと絡み合う自分を想像して、怖じけていた。
「そうか、じゃあ、来なさい」
ニンマリ笑ったエロ課長は先に歩き出す。夏美は助けを求めるように雪乃にチラ見したが、Aカップクールビューティはニコニコ笑うだけだった。
「ここは誰も来ないから、安心しなさい」
夏美は署の端っこにある会議室に連れて行かれた。
「は、はあ…」
そんなのっ…、安心できるわけ、ないじゃんっ、…。
スケベそうなすだれハゲ中年と密室で二人きりになった夏美は、貞操の危機に怯えていた。
「志乃原巡査っ、女性警官の仕事は、交通整理だけではないっ」
急にスケベ顔を引き締めた田山は、訓示を垂れはじめた。
「は、はいっ」
なにっ?…、なんか、真面目に、なっちゃった…、変なコト、しないみたい、…。
急に表情を険しくした交通課課長にヘンなコトにならずに済むと安心した夏美は、不動の姿勢を取って上司の訓辞を謹聴した。
「交通安全教育も、女性警官の立派な仕事だ」
かしこまって直立不動の姿勢を取る新米巡査に、すだれハゲは満足そうに話を続ける。
「はい」
ああっ、小学校の、安全教室みたいなヤツね、…。
小学生が整列した前で交通道徳を説く凛々しい自分の姿を想像した夏美は、少女っぽさの残った顔をかすかに緩めていた。
「明日、管内のお台場小学校で安全教室がある、志乃原巡査にはコレを着て貰いたい」
自慢気に話を続けるすだれハゲ課長は、夏美のコスプレを妄想してニヤけていた。
「はっ…、え…、これですか?…」
任務を与えられてうれしそうな夏美は、しかしスケベ課長が指先につまむ下着のようなスケスケな衣装を見て、呆れ顔で聞き返していた。
「そうだ、夏美巡査の役回りは、酔っぱらいの夜の蝶だ」
見た目以上に大きい胸をこの衣装で透けさせる夏美を妄想したエロ中年が、いかにも中年らしい表現をして、やけにうれしそうだ。
「…、はあ…」
なんですと…、なんで、わたしが、そんな、エロ下着を…、私は、六本木朱美かっ…。
課長の趣味で破廉恥な姿になって小学生の前に立たなければならない、とわかった夏美はジットリした目ですだれハゲのエロい笑顔を見ながら、昔青年雑誌に連載されていた高橋留○子の名作マンガを引き合いに出して、心の中でツッコミを入れていた。
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