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== 婦警夏美 ==

婦警夏美(13)ランチタイム

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婦警夏美(13)ランチタイム

「夏美ちゃん…、やっちゃったね…」
脚線美を一閃させて不潔ロン毛のキモヲタを成敗してしまった夏美が、その声におそるおそる振り返ると先輩婦警はニコニコ笑っていた。

「はあ、スイマセン…」
あれ?…、怒られると、おもったのに…。
涼しい顔の雪乃に拍子抜けした夏美はとりあえず頭を下げた。それが大げさすぎてお尻がめくれてパンチラしていたことに、夏美は気付いてなかった。

「まあ、しょうがないよね…、わたしも、この手合いはダメだもん…」
金的蹴りを喰らって崩れ落ち身動きしないキモヲタを、雪乃は汚いモノでも見るようにハイヒールのつま先でツンツンしていた。

「じゃあ、帰りましょうか…」
「え、いいんですか?…」
意識の戻らない不潔ロン毛を放置して雪乃がミニパトに向かう。自分がしたこととはいえ一般市民をKOした負い目のある夏美が心配そうに聞いた。

「夏美ちゃんは、心配しなくても大丈夫…、きっとやさしい誰かが…、…してくれるよ…」
相変わらず涼しい顔の雪乃に
きょ、きょわい…、誰かって?…、きっと、闇の始末人に…、あのヲタク、始末されちゃうんだ、…。
夏美はまたおバカな妄想をして、得体の知れない美人婦警に怯えていた。

切れ長の目で流し目した雪乃がまたあの意味ありげな笑みを浮かべる。夏美はまだ自分が知らないアンダーグランドな組織の暗躍で、キモヲタが闇に葬られるのを妄想して背筋を寒くしていた。

「でも、夏美ちゃん…、署に帰ったら、特訓しなきゃね」
助手席にたおやかに女体を沈めた雪乃が例の大理石のような笑顔でつぶやくと、
え…、やだあっ、こわいよお…、わたしも、虎の穴みたいな、ところで、…。
某プロレスアニメの悪役レスラー養成機関のような地下の秘密訓練所で、死ぬより苦しい特訓をされる妄想をして怯えていた。

「どうしたの?…、帰りましょ…、そうだ、どっかでランチしていきましょ」
夏美のおバカな妄想など関知しない雪乃がランチに誘う。

「あ、はい…、じゃあ、ペイントタウンでいいですか?」
そういえば、お腹…、減ったよお…。

「そうね…、ビッチフォートのチャイナに行きましょ…、着任祝いにおごるわ」
「え、いいんですかっ、うれしいっ」
ニッコリ笑う雪乃に色気より食い気の夏美はパッと表情を輝かせた。中華料理で頭がいっぱいになった夏美は、キモヲタや虎の穴?のことなどすっかり忘れていた。

「じゃあ、私が頼んじゃって、いい?」
超絶四川の看板を出すチャイナレストランに入った雪乃は、注文取りに来た店員に脚線美を見せつけるようにゆっくりミニスカから伸びたナマ足を組むと、ビッチフォート限定のセットを頼んだ。

「どうぞ…」
「いだたきますっ…、うっ」
おいしそっ、いっただきま~すっ…、むぐむぐっ、う~、おいしいっ~…、え…、ひいいっ…。
礼儀知らずにも先に箸を付けた夏美は、担々麺を口いっぱいに頬ばって幸せ絶頂の笑顔を見せたが、すぐに信号のように顔を真っ赤にしてダラダラと滝のような汗を流していた。

「ちょっと、辛かった?…、でも、おいしいでしょ」
レンゲのくぼみに人差し指を入れる正式な持ち方でスープすすった雪乃がニッコリ笑う。

「ご、ごめんな、さいっ」
ど、どうして?…、そんな涼しい、顔…、ひいっ、ムッチャ、辛いよ…。
口の中を火炎放射器であぶられたような辛さに耐えきれなくなった夏美は、トイレに走った。

「…、あ、ああっ…、死ぬかと思った…」
洋式便器に抱きついて全部吐き出した夏美は、ようやく息をすることが出来て制服の背中を忙しく上下させていた。

「大丈夫?…、夏美ちゃん…、あら…、署に帰ってから、と思ったけど…、ここで特訓してく?」
心配してついてきた雪乃だったが、便器にすがって床に女の子座りする夏美の突き出したお尻のキレイな丸みを見て、淫靡な雰囲気を漂わせた笑みを浮かべると、バックからあるモノを取りだしていた。

婦警夏美(14) につづく
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