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毛双太郎 番外編アイリ(6)太郎のたくらみ

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毛双太郎 番外編アイリ(6)太郎のたくらみ

アイリの部屋に入った太郎は、女の子の部屋らしいいい匂いにウットリしたが、すぐにチェストの引き出しを開けると下着あさりをはじめた。

レースとフリルに飾られた薄いピンクのパンティを取りだした太郎は、両端をつまんで広げるとだらしなく顔を緩めて満足そうに眺めていた。

「…適当に座ってよ、コーヒー、飲むでしょ…」
やっぱり…、やると思った…、でも、気づかないフリ、してあげる、…。
湯気を上げるコーヒーを乗せたトレイを持ったアイリは、部屋に入ると慌てて下着を元に戻す太郎を見たが、知らん顔して机にトレイを置いた。背中を向けてモジモジする太郎に吹き出しそうだったが、

「着替えるから、あっち向いてて、絶対見ちゃダメよ」
ふうん…、コレが好みなの?…、いいよ、はいてあげる…、履き替えたかったし、…。

太郎が慌てて閉めた引き出しを開けると、乱暴にしまわれてほどけたパンティを取り上げる。バスの中で太郎にイジられて、今はいているパンティが濡れているのを意識していたアイリは、太郎が気に入った勝負パンツに履き替えることにした。

恥ずかしい…、でも、やめられない…、私って、エッチだ、…。
スカートをまくり上げる衣擦れの音が静かな部屋に響く。アイリが着替える様子に意識を集中させて、ベッドに座った太郎が緊張しているのがわかる。
見てる?…、やんっ、変な気持ちになっちゃう、…。
ドキドキしながらパンティを足から抜いて股間がスースーするアイリは、うれし恥ずかしでこっそり太郎の様子を窺ったが、じっくり見つめる勇気なんて無いのですぐに背中を向けて、太郎が選んだパンティをキレイな脚線美に滑らせた。

二人きりの部屋で着替えるアイリの大胆さに緊張した太郎は、チラ見したい気持ちを断ち切って背中を向けたまま見ないようにしてコーヒーを口に運ぶ。
「あちっ」
熱いコーヒーに口をつけた太郎は、舌を焼かれて悲鳴を上げる

「ぷっ…、ふふっ…」
太郎、慌ててるわ…、カワイイ、…。
太ももまでパンティを引き上げたアイリは、悲鳴を聞いて太郎の様子を想像して笑っていた。

背中でアイリの笑い声を聞いた太郎はなんだかバカにされたような気がしてムッとすると、玄関でアイリに誘われたときからずっと頭にあった、女性が興奮するという触れ込みのアレを使う決意をした。太郎は背中を向けるアイリを警戒しながら、カバンからこっそりアレを取り出してアイリのコーヒーに入れた。

悪友から貰った催淫剤を誰かに使ってやろうと思っていたわけではなく、ずっとカバンに入れっぱなしだったのを思いだした太郎は、たった今それを使う気になってそして実行したのだ。

「…、アンタと、こうして二人きりになるなんて、小学校以来よね…、どうせ、エッチなコト考えてるんでしょうけど…、変な期待してもムダよ」
なんか、言い訳がましいかな…、自分からスカートめくって、太郎の目の前で、着替えちゃったんだもん…、太郎だって、その気だと、思うよね、…。

キレイなパンティに履き替えてスッキリしたアイリは、じっと見つめる太郎の視線にドキドキしながらイスに座ってコーヒーカップを唇に当てた。

太郎は催淫剤入りのコーヒーを知らずに飲むアイリにドキドキしながら、全部飲むのを待っていた。

「…、アンタ、女の子のパンツのぞくの、やめなさいよ…、友達の間で有名なんだから…、アンタはイイでしょうけど、そんな変態と幼なじみなんて、恥ずかしいのよ」
また、私、説教みたいなこと、言ってる…、だけど、あんたが、何も言わないのが、悪いのよ…、なんか、言ってよ…、恥ずかしいじゃない…。

じっと見つめる太郎の視線に胸の鼓動が破裂しそうなほど高鳴って、アイリは言わずもがなの説教を口走っていた。なんだか下半身が熱くなって、履き替えたパンティが食い込んでくるような気がして落ち着かない。

「…さっきから、イヤらしい目で見てるけど…、女の子は男みたいにエッチなコトばっかり、考えてる訳じゃないんだから…、アンタ、女の子が喜んで、パンツ見せてるとか、勘違いしてるでしょ、…、あれ、あっ、なんか、変…」
もう、見つめるだけなんて…、ズルイ…、何か言って、お願い…、どうせ、エッチなコト、考えてるんだろうけど、女の子は、すてきなセリフ…、言われたいのよ…、あ、あれ?…、はあっ、熱い、カラダが、どうして、熱い…。

二人きりの部屋で沈黙に耐えられないアイリは、動揺を悟られまいとして説教がましいセリフを口走っていた。しかしコーヒーを飲み干すと、急に肘をついて火照った頬に手を当ててうつむいた。

あれ、私、どうしちゃったの?…、変…、ああんっ、からだが…、あ、あつい…、はあん、ああ、…。
催淫剤を飲まされたとはツユほども思わないアイリは、体の変調に戸惑っていた。風邪を引いたように全身が熱くて頭がクラクラして机に突っ伏す。体が火照ってなんだか落ち着かなくて、足をすり合わせて湿ったあそこをクチュクチュさせる。

「…、大丈夫か?…、ちょっと寝たほうがよくないか…」
催淫剤が全身に回ったと見た太郎は、アイリを軽々と抱き上げるとベッドに向かった。

あ、あんっ、太郎…、ああっ、どうにかして、…。
お姫様ダッコされたアイリは火照った体に食い込む太郎の指を意識して、ますます女体を熱くさせる。トロンとした目で下から太郎を見つめたアイリはギュッと抱きついて、かたくなった胸の先端を太郎の胸に押しつける。アイリの火照った柔らかいカラダを手の平や腕に感じる太郎は、イヤらしい妄想を膨らませてニンマリしていた。

毛双太郎 番外編アイリ(7) につづく
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