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== 毛双太郎 ==

毛双太郎 番外編アイリ(4)バスの中

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毛双太郎 番外編アイリ(4)バスの中

いつまで、黙ってんのよ…、また、変な想像してるんじゃ…、ないでしょうね、…。
何も言わない太郎にジラされたアイリだったが、本心を告白してしまった恥ずかしさで目を開けることが出来ずにいると、バスが揺れた拍子に太郎に寄りかかってしまった。

きゃあんっ…、寄りかかっちゃった…、私から、抱きついたなんて、太郎…、思ってないよね…、もう、寝たフリする…、しかない…。
太郎の肩に頬を押しつけたアイリは恐くて恥ずかしくて目が開けられず、とっさに寝たフリを決め込んだ。胸がドキドキする。それを太郎に気付かれないか、よけいに胸が高鳴る。

アイリの目論見通り居眠りしていると勘違いした太郎は、目を閉じた美少女の可憐な横顔にすっかりのぼせ上がっていた。もたれかかるアイリに柔らかい感触にオドオドする太郎は、落とした視線の先に見たナマ足をまぶしく思った。触りたい、と思ったのと同時に手が伸びていた。

え…、やっ…、あ、つい、…。
黙っていた太郎にヒダスカートをゆっくりとたくし上げられたアイリは、その唐突な行動に困惑したが、ナマ太ももに手を置かれると反射的にその手を押さえてしまった。寝ているはずの自分の不自然な行動によけいに焦ったアイリだったが、寝たフリを通すしかないと太郎の出方を窺った。

手を掴まれた太郎は思わずしてしまった大胆な行為に凍りついて、頭の中がパニックになっていた。いつもの毒舌で罵倒されると思ってギュッと目を閉じた。しかしいつまでたっても怒鳴り声もしなければ、どつかれもしない。

やだ…、なんか、変な気分…、足、触られてる、だけなのに…、私、こんなにエッチだったの…。
寝たふりを懸命に続けるアイリは、足に置かれた太郎の手がなんだか汗ばんでいる気がしたが、そんなことより自分の中で湧き上がってくる感情に戸惑っていた。顔が熱くなって、寝ているのに赤い顔をしている変な自分に、太郎が気付かないかドキドキしていた。

アイリの手から力が徐々に抜けてくのがわかると、少し落ち着いてきた太郎はやはり寝ているだと自分を信じ込ませた。おそるおそる目を開けた太郎は、目を閉じたアイリのカワイイ横顔を見た。

寝ているんだ、と自分に言い聞かせた太郎は、アイリの寝息に首筋をくすぐられてまたエッチな気分がムクムクと湧き上がってくる。かすかにピンクを帯びた頬の美少女の横顔がどうしようもなくいとおしい。

「あっ…」
あ、そんな…、だめえ…、やだ、恥ずかしい、…。
バスが揺れた拍子に太郎の手がアイリの手を振り切って太ももの間に入り込んだ。指先がパンティに触れる。恥ずかしい場所を触られて、おもわず声を漏らしてしまったアイリだが寝たフリを続けた。狸寝入りを気付かれたかも、と焦ったがエッチな欲望で舞い上がった太郎にその心配はなかった。

ああ、はあっ…、だめえ、聞かれちゃう…、ううっ…。
好きな男の子に触られてると意識すると、下半身が熱くなって心臓がバクバク騒ぐ。まぶたに力が入りそうになるがあくまでも普通を装って、懸命に無表情を保つ。息が荒くなっても鼻息の音を立てないように抑えているので胸が苦しい。

いつもの毒舌で責めるでも無く寝たまま抵抗しないアイリに、太郎はますますのぼせ上がって大胆になった。指先に触れていた柔らかい生地に力を入れて女の子の一番恥ずかしい部分を刺激してくる。

やあ、だ、あ、あん…、太郎…、やめて…、あ、ああっ、…。
密かに好意を抱いていた男の子のエッチな行為に、無防備にカラダをさらすアイリは恥ずかしくて、でも心のどこかでうれしいと感じる自分に戸惑っていた。指先がパンティ越しにあそこに触れるたびに震え出しそうなカラダを必死に押さえて、あそこが湿り気を帯びてくるのを意識しながらアイリは平気なフリを装おっていた。

エッチな気分の昂ぶりを懸命に隠そうとするアイリから、少女に不釣り合いな色香が漂ってくる。若いフェロモンに当てられた太郎は、ハアハアと息を荒くして平常心を無くしていた。太郎はゴクンとツバを飲み込むと昂ぶるエッチな気分に後押しされて、湿り気を帯びたパンティに出来たスジに指を食い込ませる。

「ううん…」
はああっ…、や、声、出ちゃった…、ああ、エッチに聞こえた?…、やあ、恥ずかしい、…。
あそこに食い込む指先に、アイリは思わず声を漏らしてしまった。鼻から抜けるようなセクシーな声とカラダがうずくのを意識して恥ずかしさで全身が熱くなる。今度こそ寝たフリがばれたかも知れないと思ったアイリは、太郎が何か言い出すんじゃないかとビクビクしながら、同時に心のどこかでなにかを期待していた。

アイリのセクシーな声に痴漢同然の行為がバレたと思って戦慄し、固まった太郎だったが、それ以上何も起きないコトを確認すると、ホッと安堵の溜息を漏らす。そしてさっき以上にエッチな気分が盛り上がって自分が抑えきれなくなる。

あ、や、やあ…、見られちゃう…、恥ずかしい…、やめて、太郎、…。
エッチな気分に支配された太郎の手は、パンティに手を掛けるとゆっくり下ろし始めた。まだ誰にも見せたことのない場所を見られる恥ずかしさで緊張したアイリは、なすすべもなく下がっていくゴムが腰肉を圧迫する感触にゾクゾクして、全身がエッチな気分で火照るのに戸惑っていた。

毛双太郎 番外編アイリ(5) につづく
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