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毛双太郎 番外編アイリ(2)放課後

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毛双太郎 番外編アイリ(2)放課後

どうせまた、エッチなコト、考えてるんでしょ、…。
私はアイリ、元気なごく普通の高校生よ。ただ一つスケベな変態同級生を密かに好きなコトをのぞけば…。ついアイツのこと考えちゃうのよね、…。コイツとは幼稚園からの腐れ縁だけど、どうしても気になっちゃう。

あの顔は、今日も…、行こうとしてるわね、…。
授業が終わっても帰ろうとしないあのバカ…、あ、もちろん毛双太郎って名前があるんだけど、バカって呼ぶ方が多いから。なんでバカかっていうと、太郎のヤツ、女の子のスカートの中ばっかりのぞいてるのよね。どうしようもないよね、男って。どうしてそんなもん、見たがるのかしら。

見たかったら、私に言えば…、いくらで見せてあげるわよ…。
アイツのためにいつも短いスカートはいてるのに、あのバカ、なぜか私を避けるのよね。私ってブスじゃないし、っていうかカワイイ方だと思うのに、どうして告白しないのよ。バカ太郎。

ホラ、カワイイアイリちゃんの…、見せて、あ、げ、る…。
私はこっそりベランダに出て、ぼんやり外を眺める太郎の視界に入る位置に移動すると、前屈みになって靴下を直しはじめる。

やっぱり、見てる…、ホントに、エッチなんだから、…。
太郎の視線がつきだしたお尻に突き刺さるのを感じる。はずかしいけど、うれしい…、やだあっ、バカ太郎…。
や、やあんっ…、食い込んでるう…、でも、自然にしないと、…。
パンティがあそこに食い込んで思わず足に力が入っちゃったけど、知らん顔してないと…。わざとやってることがバレちゃう…。でも、こういうのがうれしいんでしょ、大サービスよ。

でも、いつまでこうしてれば、いいのかしら…、あ、気付いた?…。
いつまでも靴下直してるわけにいかないし…、あ、見た…、きゃあんっ。え、もう…、なんで、そんなイヤそうな顔するのよ、失礼ね…。
コイツの反応って、いつもこうなのよね。私が恥ずかしいのガマンして見せてあげてるんだから、もっとうれしそうな顔、しなさいよ…。

ホラホラ、アイリちゃんの、キレイなおみ足よ、喜べ、変態太郎…。
私は太郎の視線に気付かないフリをしてカラダを起こすと、片足を起こして靴下を直す。女子校生のピチピチのおみ足よっ、うれしいでしょっ…。

これなら、どうよっ…、ホント、大サービスよ、…。
エッチな視線を向ける太郎に、恥ずかしくて顔が赤くなりそうな私はベランダから乗り出して、お尻を突き出して見せた。きっと太郎のヤツ、下からノゾキ込むわね、…。

「おまえ、なにすんだっ」
「きゃっ」
やっ、何?…、だめよ、こんなトコで…、誰かに、見られちゃう…。
声を上げた太郎がいきなり襲いかかってきた。後ろから抱きしめられた私は胸を掴まれて、お尻に何か硬いモノがあたるのを感じた。

「なにっ?…、やだ、太郎っ?…、アンタ、なんでこんなトコで発情してんのよ」
ばかあっ、恥ずかしいでしょ、いきなりなんて…、ルール違反よ、…。
自分から誘ったわけだけど私はとぼけて太郎の顔を見ると、ついいつものクセでキツイ言い方をしちゃう。バカな私、…。

「…おまえ、いま、飛び降りようとしてただろ」
何、押さえて、強がってんのよ…、バカじゃないの、…。
太郎は膨らんだ股間を隠しながら、虚勢を張ってる。
「飛び降り?…、アンタ、バアカァ?…、ちょっと下のぞいただけじゃない…、なんで私が死ななきゃいけないのよ…」
私はこみ上げる笑いを隠そうとそっぽを向いてしまった。

「アンタこそ、死んだ方がいいんじゃない…、あ、バカは死んでも直らないか…、きゃははっ」
言い返せないで苦虫をかみ殺したような太郎に、私は笑いをこらるかわりにいつものクセで悪態をついて笑っちゃった…。ホントに、私って…、バカ、…。

毛双太郎 番外編アイリ(3) につづく
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