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魔法のメガネ (71)お風呂タイム

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魔法のメガネ (71)お風呂タイム

「さやかさん、優子ちゃん、お風呂、入るでしょ」
昼ドラのドロドロ愛憎劇になりかけた雰囲気も、その後のたわいない会話でずいぶん和んでいた。

ネエちゃんいわくスパゲティではないパスタの食事が終わると、ネエちゃんがふたりに声をかける。

「どうせなら、一緒に入らない、ハダカのつきあいって言うでしょ」
ふたりが応えないうちに、ネエちゃんは悪ノリしてニンマリ笑っていた。

「え、はい」
「はい」
ゴシックロリータの優子がうなずくと、ストラップボンテージのさやかも了解する。

ふたりとも、どMなので、ネエちゃんのような押しの強い性格に押し切られてしまうようだ。

「ネエちゃん、オレは?」
オレもふざけて口をツッコンだが
「アンタは、あと」
ジットリした目でにらまれてあっさり却下された。

「私たちがお風呂はいってる間に、成夫、ふたりが寝る部屋、ちゃんと別々に用意して」
ちょっとへこんだオレに、ネエちゃんは追い打ちをかける。

「そんな、自分でします」
オレの不機嫌そうな顔を見た優子が、勇気を振り絞ってネエちゃんに直訴したが
「いいの、お客様はそんなことしなくて」
優しく笑ったネエちゃんは、オレに意味深な笑顔を見せた。

「じゃあ、私たちはお風呂…、成夫は下男役ね…」
イヤミな金持ち女のような高笑いを残して、ネエちゃんはふたりをバスルームに連れて行った。

ウチの狭い風呂で、3人はキツイだろ、…。
冷たくあしらわれてムカついたが、子供の頃から母親代わりをしてきてくれたネエちゃんには逆らえないので、三人三様の後ろ姿をただ見て指をくわえているしかなかった。

でも、ちょっとだけ、…。
せめて一矢報いるべく、オレは忍び足で三人の後を追った。つまりその一矢はノゾキだ。

「それ、結構簡単に脱げるのね」
「はい(笑)、お姉さんも着てみます?」
「ちょっと、うれしいかも(笑)、今度貸してね…、さやかさん…、スゴイ衣装よね」
「これ、仕事用なんです」
「仕事って、何してるの?」
「SM嬢です」
「…、なるほど…」
「SMって、痛くないんですか?」
「そういうお客さんの来る店じゃないし、まだ入ったばかりなんです」
「でも、変態さんみたいな人も…」
「たしかにそういう人が来る店だから…、でもひどいコトは…」
「もう、その話はいいわ…、優子ちゃん(淫笑)、オッパイ、キレイね」
「きゃあんっ(笑)、お姉様…」
「食べちゃいたい(淫笑)」
「うふふっ」

キャアキャアとかしましい脱衣所に匍匐前進で忍び寄ったオレは、戸を少しだけ開けてわずかなスキマからローアングルで見上げる。

すげっ、やっぱ、ノゾキは男のロマンだ、…。
ちょうど三人ともハダカになったところで、俯瞰からの眺めは壮観だった。オレは妙な感慨に耽って感動していた。

「やりまんめがね~」のハダカ機能を使えば、相手に気付かれずにカラダの隅々を見られるが、やっぱりこうやって見た方が、スリルがあるし、興奮する。

オッパイが六個…、ネエちゃんが一番小さいな…。
多少大きさの違いはあっても三人とも美乳の持ち主で、かすかに揺れる感じが柔らかそうな感触を想像させてそそられる。床に押さえつけられた息子は元気に存在感を示していた。

「さあ、入りましょ」
オレがのぞくスキマをチラ見して、また意味深な笑いを見せたネエちゃんはバスルームに入っていった。

まだだぞ、…。
三人ともバスルームに入ったのを確認して脱衣所に忍び込む。シャワーなどの水音が妙にイヤらしく聞こえる。

ネエちゃんの、かな、…。
脱衣かごをのぞき込んで迷ったが、普通なネエちゃんのコットンパンティを取りだしたオレは、臭いを嗅ぎながら、バスルームの戸を少しだけ開ける。

たまらん、…。
お湯の滴をまとった三つの新鮮な女体が目に飛び込んでくる。滴を垂らす素肌のツヤツヤ感が、オレの男を刺激してくる。

わずかなスキマから三人の濡れた姿を凝視するオレは、パンティを当てた鼻をハアハアならして、股間をめいっぱい膨らませていた。

魔法のメガネ (72) につづく
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