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魔法のメガネ (57)バスのうしろで

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魔法のメガネ (57)バスのうしろで

来たぞ、いよいよだな、…。
バスが来た。バスは思ったより空いていた。ほぼ空席の後ろに行った友美は、5人掛け座席の左奥に座った。

ココまでは『毛双太郎』とほぼ同じ展開で、オレはこの後もシナリオどおりの行動を決意した。

もちろん友美の横にオレは座った。5人掛け座席はオレたちしかいないので離れて座る余裕が充分ある。

でもオレはわざと体を押しつけて座った。ヒジや腰に密着した友美の柔らかいカラダを感じてドキドキしていた。

やんっ、どうして、そんなに…、あの小説みたい…、成夫君、やっぱり、ともが、スキなの?…。

エロ小説を愛読する美少女は、カラダを密着させるオレに恋に恋する少女な気持ちを心の声で伝えてくる。

アイリは、ここで、トラウマを、告白するんだっけ…、でも、ともは、そんな経験ないし…。

『毛双太郎』ではココでヒロインが、中学生の時に集団痴漢の被害にあったことを告白するのだが、幸か不幸かそんな悲惨な目に遭った経験のない友美は、

もう、わかんない…、いいやっ、寝たフリしちゃお…、成夫君、触ってくるかな?…、いやんっ、エッチ…、いくら何でもね…。

フェミニンなロングヘアをオレの肩に絡めて寄りかかってきた。心の声はフワフワした気持ちでオレの不埒な行いを期待しているが、小説通りの展開には半信半疑だ。

か、カワイイじゃネエか…、据え膳だ…、やるそ、…。
首をかしげて肩に寄りかかってくる美少女の目を閉じたカワイイ顔に、一筋髪が垂れて唇にかかっていた。それがなんだかすごくエッチに見えてオレは萌えた。

ゴクンとツバを飲み込んだオレはニーハイの上のまぶしいナマ肌を見つめると、汗ばんだ手の平を置いた。

きゃあんっ…、ほ、ホントに来たあっ…、成夫君、エッチよおっ…、やあんっ、はずかしい、ヌルヌルしてる…、あ、そうか…、ここで、成夫君の手を、ともが…。

フェミニンログヘアの頭にピンクの点を輝かせる友美は、エッチな気分でパンティの奥が湿ってくるのを意識して、頬をピンクに染めていた。

エロ小説通りの展開に、自分もそうするべきか迷う美少女の手が、オレの手の上に移動しようか迷っている。

あんっ、やんっ、あ、ああっ…、やっ、きたあっ…、あんっ、それ以上、ダメエ、…。

ジリジリと移動させる手でミニスカをズリ上げていくと太ももの根本に到達する直前、友美の手に力が入ってオイタをするオレの手を押さえる。

やっ、やっちゃった…、とも、アイリになっちゃった…、てことは、成夫君を、ウチに誘って…。

手の甲を押さえられたオレは犯行現場で取り押さえられたような後ろめたさと、押されてパンティに食い込んだ指先から伝わる感触で萌えるうれしさで、ドキドキする。

エロ小説のヒロインになりきった友美の心の声は、今この場のことより、この先のさらにエッチな展開を心配していた。

じゃ、もっと、してやらなきゃな、…。
エロ小説の展開と同じように友美の手から段々力が抜けていく。

肩に寄りかかり、閉じた目のまぶたにかすかに力を入れた美少女の吐息が、やけに鼓膜に響く。下半身が熱くなってテントを張っていた。

友美の手はほとんど力が抜けて、オレの手の上に置いただけになった。オレはパンティに触れた指をさらに進ませて、湿り気を帯びた生地に食い込ませる。

やっ、ああっ、ホント?…、とも、エッチなコト、されてるよおっ…。

感じてる、友美…。
浮き足だった友美の心の声が頭の中で響いた。パンティに食い込んだ指の腹にヌルッとした感触がある。

もっと…、気持ちよくしてやる、…。
太ももの音もとに入り込む手の手首をそえるだけになった友美の手に、抵抗しないと確信したオレは、パンティに出来たシワに指を食い込ませてグリグリしてやる。

あっ、あんっ、そんなこと…、はあっ、やっ、だめえ、…。

発情した美少女の心の声が、オレの野獣を煽り立てる。鼻息を荒くしたオレはパンティと地肌の境目に指を食い込ませると、秘密の花園に侵入させた。

あっ、きたあっ、触られちゃう…、やあんっ、いいの?…、とも、こんなこと、されちゃって…、いいの?…。

指先にヌルッとした地肌を感じた瞬間、肩に寄りかかった美少女の顔か一瞬曇ったように見えた。しかし(エロ)文学少女の戸惑いに、オレの加虐心は止まらなくなっていた。

魔法のメガネ (58) につづく
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