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魔法のメガネ (25)優子の涙

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魔法のメガネ (25)優子の涙

「はあ…、寛子…、ひいっ」
今日一番の種付けの出来に満足感と幸福感に包まれて、あたたかいトロけそうな女体にのしかかっていたオレは、廊下から顔だけ出してこちらを見つめる優子の冷たい視線に射すくめられて、マヌケな悲鳴を上げてしまった。

きょ…、きょわい…。
ボールギャグをかまされた口から汁気を垂らしながら、半ベソの目でジットリと見つめてくる優子の頭には、どす黒い紫色の点が見える。

「敦夫さん、どうしたの?…、ステキだったわ…」
オレの体重に押しつぶされて板張りの冷たい床に火照った女体を横たえて、甘い吐息を漏らす艶っぽい未亡人は優子に気付いてないようだ。ウットリした美人顔が頭にピンクの点を輝かせてネットリした笑みを向けてくる。

「ああ…、腹減ったな…、メシの用意してくれ」
優子の視線に怯えながら、オレはとりあえず敦夫さんになりきって、アットホームなセリフを口走っていた。

「うふっ…、少し、お待ちになって…、すぐに出来ますから…」
ひんやりする床に仰向けになってオレの首に腕を回してきた美人ママは、あそこから抜けてダランとした分身をムッチリした太ももで挟み込んで、クチュクチュとこねくり回していたが、ニッコリ笑うと上品そうな言葉使いに戻って、夕餉に支度を再開した。

「(どうして、くるんだよ)」
裸エプロンでトントンと規則正しい包丁の音をさせる優子ママに見つからないように、顔だけ出す拘束衣で緊縛された女体を抱き上げる。泣きそうな目でにらんでくるボールギャグを咥えた優子を部屋まで引きずっていった。

「ううっ、うううっ」
部屋に戻るとはじめて優子は声を出したが、しかしボールギャグのせいでまともな言葉にならず、ベルトを巻かれた首にヨダレを垂らしただけだった。ベッドのつなげておいたベルトは外されていたが、バイブは律儀にあそこに入れたままだった。それは廊下に何カ所か落ちていたおツユも証明していた。

「なにいってるか、わかんねえよ」
拘束衣で緊縛されてほとんどカラダが自由にならない優子は、オレがずっと抱き抱えていたせいか、さっきまでのどす黒さが消えた紫色の点をたまに黄色に見せていた。こんな目に遭っても、オレに抱かれていることがうれしいらしい。

「なんで…、ママなの?…」
ボールギャグを外してやると下まぶたに涙をいっぱいに溜めた優子が、かすれた声で訴えてくる。それは確かにごもっともな言い分だった。

なんで、ママとしちゃうの?…、優子のウチに来てくれたの、ママが目当てだったの?…、保健室でも、優子の前で…、成夫君…、ひどいよ…、優子、こんなにも、成夫君のこと、好きなのに、…。

「なんだ、それ…」
優子の悲しそうな心の声が聞こえてくる。しかしここで謝ったりしたら負けだ。心を鬼にしてどSの冷血漢になりきったオレは、冷たい一瞥をくれてやった。

「だって…、ガールフレンドの、お母さんと…、ありえないよ…」
ストラップボンテージで幼さの残る女体を引き絞られた優子は、オレの冷たい視線にギュッと目を閉じると、目尻からポロポロ涙をこぼしながら、嗚咽混じりに訴えてくる。

優子、だったら…、いつでも、いいのに…、どうして、してくれないの、…。

「文句があるなら、おまえとは、コレまでだ」
ツンデレ美少女の涙にハートをわしづかみされて萌えまくりのオレだったが、あくまでもどSの人でなしを演じて冷たく突き放し、ベッドの上に放り出してやった。

「いやあっ、捨てないでっ…、優子、ガマン…、するから…」
手足が自由にならない優子はイモムシのようにカラダをゆすってすがりついてくる。ベッドのつなげておいたベルトを外してから、美少女がこんな風に廊下を這いつくばってきたのかと思うと、笑いがこみ上げてきたが、なんとかこらえてしかめっ面を保っていた。

「捨てられたくなかったら、これ、キレイにしろ…、おまえのお母さんの、おツユが…、いっぱい、付いてるからな」
美少女からこんなにも惚れられて慕われている昨日まではあり得ない状況に、心の中で欣喜雀躍して踊りまくっているオレだったが、冷たい態度を堅持してダランとした分身を差しだした。

「…、うん…、わかった…」
しゃくり上げながらしばしソレを見つめていたツンデレ美少女は、意を決したようにオレを見つめてうなずくと、あごを突き出してソレを口に含んだ。決意を込めた濡れた大きな目に妖しい輝きが混じっているのを見たオレは、背筋がゾクゾクするような興奮を感じながら、愚息に絡んでくるネットリした舌の気持ち良さを味わっていた。

魔法のメガネ (26) につづく
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