ろま中男3 作品リスト魔法のメガネ 目次魔法のメガネ (2)通学電車のおねえさん
逃げるように家を出たオレは、なんだかわけがわからずに駅に向かって歩いていた。ネエちゃんの大学の附属高校に通うオレは電車通学していた。
あれって、ネエちゃんの心の声だよな…、まだ夢を見ているのか、…。
前をあるく女の人の頭にやっぱり青い点が見えていた。オレは半信半疑だったが、女の人みんなの頭に青い点が見えるのを意識していた。
青は普通、紫は悲しい、赤は怒ってる、黄色は楽しい、緑は優しい、…、ピンクは、…だよ、…。
ふいにあの自称ネコ型ロボットの素っ頓狂な声が頭に浮かんだ。アイツはそんなことを言っていたような気がする。
「いてっ」
「…、ちゃんと、前見てあるきなさいよっ」
カツカツとハイヒールの音を響かせた女の人がオレにぶつかってきた。オレと目が合うとジロッとにらんだその人の頭には赤い点が見えていた。
「す、いません…」
ヤクザの言いがかりのようなセリフだと思ったが、オレは条件反射のように謝っていた。ネエちゃんもたまにこんな時があって、オレはすぐに謝ることにしている。
あ~あ、どうして、生理なんて、あるんだろ…、お腹、痛いし、ムカついて、しょうがない、…。
「え…」
女の人の声が頭の中で聞こえてきて、オレはまぬけな声を漏らしていた。
「なに?」
振り返ったその人はキッとにらんできたが、きびすを返すとカツカツとハイヒールの音を響かせて足早に歩いていった。
これ、本物か?…。
オレはこの「やりまんめがね~」が本物だと思い始めていた。
じゃあ、ネエちゃんの機嫌が悪いときって、生理なのか、…。
頭の中で聞こえた女の人の声に、オレはネエちゃんの機嫌が悪いときの理由が、何となくわかった気になっていた。
その後も女の人の頭には青い点が見えていた。たまに紫や赤が見えることもあったが、さっきのコトがあったので近寄らないようにして、駅にたどり着いた。
キレイな人だよな…、ミニスカがエッチだし、…。
そして今、駅のホームで電車を待つオレの前に立つ女の人の頭にはピンクの点が見えていた。肩にかかるロングヘアは軽く内巻きのウェーブがかかっていた。キュッとしまった形のいいお尻を包むミニスカと、ニーハイソックスの脚線美にオレは萌えていた。
はあ、生理前って、どうしてエッチな気分に、なるの?…、オッパイ張ってるし、痴漢でもされちゃおかな、…。
注目していると、その女の人が考えていることがわかる、…。
おねえさんのセクシーバディを眺めていると、頭の中でカワイイ声がした。オレはおねえさんのエッチな気持ちを知ってゾクゾクしながら、自称ネコ型ロボットの説明を思いだした。
痴漢、されちゃおかな、…。
キレイなおねえさんがエッチな気持ちでいることに、オレは興奮して思わずゴクンとツバを飲み込んでいた。そこへ電車が来てオレはおねえさんの後ろ、チカンするには絶好の位置で電車に乗っていた。
痴漢、されたいんだよな、…。
ウェーブのかかった髪からいい匂いがしてドキドキする。ちょっと恐かったが、電車の揺れに合わせておねえさんのお尻に手を押しつけてみた。
え…、痴漢?…、なんだ、子供…、いいわよ、触らせて、あげる、…。
柔らかいお尻の感触が伝わってきて股間が熱くなる。まつげの長い切れ長の目でチラ見されてドキッとしたが、おねえさんはすぐに目をそらした。でもグロスリップがセクシーな口元はちょっと笑っているように見えた。
はあっ…。
おねえさんが騒ぎ出すんじゃないかと心臓がバクバクしたが、触らせてくれるらしいとわかって、オレは小さく息を吐いていた。
子供じゃないぞ、…。
でも子供扱いされたことにちょっとムキになっていた。オレは手の平で柔らかいお尻を包み込むようにすると、グニグニと揉んでやった。
やんっ…、結構大胆…、いいわよ、もっとして、…。
おねえさんのカラダがかすかに震えると柔らかい体がオレにもたれかかってきて、大きめな胸が柔らかい弾力でオレを押してきた。心臓がバクバクして鼻息の音がしそうなのをガマンして、息苦しい興奮でオレはかなり浮き足立っていた。
でも、おしりだけよね…、お子チャマ、だもん、…。
おねえさんのちょっと不満そうな声が聞こえた。お子チャマ呼ばわりにオレはつい頭に血が上ってミニスカに手を入れるとお尻に触っていた。あとでTバックだとわかったが、お尻のしっとりしたナマ肌が手の平に吸い付いてきてビックリした。でもオレの分身は痛いほどふくれあがっていた。
あん、触られちゃった…、はあ、濡れて、きちゃう、…。
おねえさんの色っぽい声がして、心臓の音がうるさいくらいに耳に響いてハアハアと息が苦しかった。オレは震える手を伸ばしてお尻のワレメの奥に指を進ませていた。
魔法のメガネ (3) につづくブログランキング ケータイの方はこちらから1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
- 関連記事
-