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== 英語教師英梨2 ==

英語教師英梨2 (30)陥落

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英語教師英梨2 (30)陥落

「先生、顔あげてください、話ができません」
でも、これからだ、…。
精神的には圧倒的な優位に立ったが、魅惑的な肉体すべてを支配するみだらな野望で下半身をたぎらせた直紀は、気合いを入れ直した。

「…、はい…」
ああ…、わたし、どうなるの、…。
教師という立場を追いやられるかも知れない秘密を握った少年に観念した佐藤は、ゆっくりと放心した顔を上げた。直紀の視線が痛い。伏せた目には涙がいっぱいに溜まっていたが、どMな性根はあそこの合わせ目もいやらしい汁でヒタヒタにしてた。

「何であんな事、したんですか?」
イヤらしいカラダ、しやがって…、オレのモンにしてやる、…。
高圧的な目ヂカラはすっかりなりを潜めて、頼りなげな妖艶さを漂わせる美人教師の色香に取り込まれないように気持ちを引き締め、直紀は抑揚のない声で聞いた。

「…」
ああ…、なんで、わたし、あんなこと、しちゃったの、…。
わずかに口が開いたが、オレンジベージュの唇は震えるだけで何も答えなかった。その顔は今にも泣き出しそうな子供のようだった。

「なんでだ!」
…、黙ってんじゃねえよっ、…。
道に迷った子供のような佐藤に同情を感じなくもなかったが、エロ教師の気弱な態度に加虐色情を昂ぶらせた直紀は、握ったままの手に力を込めると同時に語気を強めて怒鳴りつける。

「ひっ」
やっ、許して、…。
直紀の声にビクッとなった佐藤は、はだけそうな胸をプルプル震わせて泣き出した。同時にあそこからはピュッとお漏らしをして、スジに食い込んだパンティを濡らす。

「ご、ごめんな、さい…」
あ、でちゃった…、ああ、恥ずかしい、…。
恥ずかしいお漏らしを意識した佐藤はますますどMな性根を熱くしていた。セクシーなスキマを見せる唇が震えて小さな声が聞こえて来た。

つかまれた手から少しでも遠くなるように体を反らす佐藤は、天井を見上げるようにしてかすかに泣き声を漏らす。嗚咽で胸がタプタプ揺れる。直紀に手を掴まれているので逃げるコトも顔を隠すことも出来ずに、片手で涙を拭っていた。

「安心してください、このことは誰にも言いません」
エロ女、泣いてるよ…、ちょっと優しくしてやるか、…。
教員用女子トイレでのイタズラをネタに佐藤を追い詰めた直紀は、それまでの厳しい態度から急にやさしい調子でささやいた。その顔には笑みさえ浮かべていた。

「え…」
そうなの…、この子、味方?…。
直紀に手をつかまれた佐藤は体を反らして逃げようとする体勢のまま、一縷の希望にすがっておどおどした涙まみれの目を向ける。
「エリせんせいは、アレが誰のイタズラかは知りません」
頼りない視線を向ける佐藤に完全勝利を確信した直紀は、さわやかな笑顔を浮かべていた。

「本当に…」
この子しか、しらないの…、だったら…。
佐藤はその笑顔に誘われるように、泣きそうな表情を緩めてつぶやく。

「はい」
いつもどSな態度を見せる佐藤を屈服させた満足感で、直紀はとびきりの笑顔を浮かべていた。それにつられた佐藤は涙に濡れた顔に力なく笑みを浮かべる。

「ただし条件があります。」
よし、こっからだぞ、…。
直紀は真顔になるとつかんでいた手に力を込めた。足を組むのをやめてきちんと揃えた太ももがかすかに揺れている。エロ美人教師の顔は弱々しい笑みが消えて青ざめたように見えた。

英語教師英梨2 (31) につづく
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