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== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 1話 (14)

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交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
1話 銀行強盗立てこもり事件 (14)

山田より小さいとはいえ通常サイズよりデカイものをまともに突っ込まれて、歩くたびに脳天を突き上げるような刺激を受けて涼子は苦悶の表情を浮かべて耐えていた。しかも見た目は快感に溺れているように見えるように振る舞わなければならない。後ろを歩く山田は、涼子をいいように翻弄する犯人にわきあがる殺意を必死でこらえていた。しかし涼子に何か策がある以上、自分が勝手に行動することは出来ない、絶対服従の飼い犬根性は山田に徹底的にすり込まれていた。

奥に入るともうひとりの犯人が若い女子行員をもてあそんでいた。どうやら他の行員は別室に閉じこめられているらしい。そして犯人は2人だけのようだ。この状況は涼子にとって好都合だった。入ってきた3人を見つけた犯人(どうやらこちらがボスのようだ)は、お楽しみだな、と下品な笑いを浮かべた。犯人はボスに、そんなガキより、こっちの方がよっぽどごちそうだぜ、と声をかけた。ボスは後ろから突っ込まれているモデル並みの女刑事と女子行員を見比べて、まだションベンくさい未開発のガキより、こっちの方が百倍良さそうだ、とすっかりその気になった。

こいつ後ろからでも感じやがるぜ、と犯人に言われたボスは、こんな美人のアナルを犯せる…、とすっかり油断してスケベ心を丸出しにした。前と後ろからすると、スゲエよがりやがるんだ、犯人は涼子に指示されたとおりのセリフときちんとこなしていた。アナを犯される苦痛に耐える涼子は、好色そうな笑みを浮かべてボスに流し目を送っている。ボスは後ろ手に縛れた美女の体をスケベ面で舐め回すように眺めると、涼子のあごに手を当てて引き上げ、妖しい笑みを浮かべる美しい顔をねっとりとした視線でのぞき込んだ。

涼子は、ココが正念場よ、と自分に言い聞かせると娼婦のような笑みで、あなた…、私を気持ちよくしてくれるの、と甘えた色っぽい声でささやいた。ボスはもうやる気満々だったが、それを後ろで聞いていた山田も、すっかり興奮して息子を元気にさせていた。後ろ手に拳銃を隠しているので、息子が元気な状態はすっかり丸出しになっている。ボスは山田のその間抜けな姿を認めると、おまえもこの女と、やりたいのか、すけべな笑みを浮かべながら威圧的に言った。

ボスの言葉に一瞬かっとなった山田だったがなんとか押さえた。涼子の指示があるまでこのままでいなければならない。ボスは涼子に向き直ると、じゃあ、かわいがってやるか、色っぽい顔をのぞき込んでささやいた。涼子はその言葉にうれしそうにうなずくと、その前に、いいモノ見せてあげる、とささやいた。チョット縄をほどいてくれる、と言われて怪訝そうな表情を見せたボスに犯人は、こいつのフェラすげえぞ、とうれしそうに言った。涼子が、イイから、と甘えた声でささやくと、すっかりヤニ下がった顔で、まあいいか、と涼子の縄を解いた。

交渉人涼子 1話 (15) につづく
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