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== 英語教師英梨 ==

英語教師英梨 (3)高校生洋子

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英語教師英梨 (3)高校生洋子

「はあっ、朝だ」
榊洋子は今日から高校生になる。窓から差し込む明るい日差しに目を覚ました彼女は、ウ~ンと伸びをして明るい声を漏らした。

洋子、カワイイよ、…。
姿見の前に立つ洋子は、真新しい制服を身につけた自分を眺めて、晴れがましい気持になっていた。

高校の制服は中学と同じセーラー服だが、スカートが赤と紺のチェック柄で中学の頃よりずいぶん短い。スソを少しめくっただけでもパンティが見えそうで、なんだかエッチな気分になる。

ヒザまで隠れるスカートと同じ色の紺と赤のストライプのニーハイソックスが、オタクが好きそうな感じだと思うが、学校指定なので仕方ない。

洋子は右足を姿見に見せつけるよう突き出すと、指先でスカートのスソをつまんでそっとめくってみる。ナマ肌の太ももの根本から、白のレース付きパンティのその中心部のプックリとふくらんだ部分がのぞく。

ミニ過ぎるスカートを意識した洋子は、もし誰かに見られても恥ずかしい思いをしないように、持っているパンティの中でも一番大人っぽいパンティをはいていた。

「洋子ちゃん、セクシーじゃん。」
大人っぽいパンティから漂うセクシーな空気を感じた洋子は、急に自分が大人になったように感じてうれしかった。

いい気分になった洋子は姿見の前でクルッと回ってみた。セミロングの髪がふわりと波打って、スカートもバレエの衣装のように傘のようになって眩しい純白のパンティを丸出しにした。

「洋子ったら、エッチ」
うれし恥ずかしい気分で浮かれた洋子は独り言をつぶやいていた。調子に乗って何度か回ってみる。そのたびにパンティが丸見えになる。まわりすぎて目がまわった洋子はドテッと尻もちをついた。

「えへへっ、目が回っちゃった」
はしたなく足を広げた洋子は照れ隠しに笑っていた。


入学式だから一緒に行くといって、留め袖を着る母親を置き去りにして家を出た洋子は、バス停でバスを待っていた。もう高校生なのだから、保護者同伴というのがなんとなく子供っぽくてイヤだったからだ。

近くの中学は徒歩で通っていたので、洋子はバス通学が初めてだった。

はじめて持つバス定期が大人になったみたいでなんだか嬉しかった。到着したバスにウキウキした気分の洋子は、しかし行儀良くしなければと自分に言い聞かせて、慎重にバスのステップを上がった。

その時洋子は気付いてなかったが、かすかに揺れたチェック柄スカートから純白のレース付きパンティがのぞかれていた。後ろにいた男がさりげない風を装ってノゾキ込んでいた。

不穏な動きを見せる男の存在になど全く意識の外にある洋子は、空いているつり革を見つけるとそれにぶら下がるように掴まった。

え、なに?…。
しかし男の存在はすぐに洋子が意識するところとなった。洋子はバスの窓からの走り去る風景に目をむけて平静を保つように眺めているが、先ほどからお尻に感じる感触に意識を集中していた。

これって、アレ?…。
バスの揺れに合わせて男の股間がミニスカのお尻に当たってきていた。なんだか固い感触があって、洋子はイヤでも男性のアレを連想させられていた。

気持ち、悪い、…。
今度は後ろに立つ男のカバンが洋子の生太ももに当たっている。さらにそのカバンを持つ手がちょうど洋子のお尻のあたりにあった。お尻を押してくるその手と、革鞄のひんやりした感触がニーハイから上の太もものナマ肌に当たるのが不快だった。

高校初日から、チカンなの?…。
男から漂う邪悪な雰囲気に身震いして若い女体を緊張させる洋子は、中学の友達からバス痴漢の話を聞いていたから、意識しすぎて考え過ぎかもしれないと慎重に考えながら、半信半疑で後ろの動向を窺っていた。

英語教師英梨 (4) につづく
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