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== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 1話 (5)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
1話 銀行強盗立てこもり事件 (5)

やっとホックを探し当てた両手が、ファスナーを下げてスラックスの前を開けると、黒いシルクの布地が覗いた。山田がうっかりしたフリをしてスキマに手を差し入れる。ヤダッ、と涼子が女体をよじって睨むと山田は直ぐ手を引っ込めたが、その言い方がいつもの女王様のような涼子からは想像できない少女のような悲鳴で、山田の興奮はさらに高まり、ふくれあがった股間が窮屈で痛かった。指先がシルクのツヤのある感触と、汗をかいているのか湿り気がにじんだ吸い付くような太もものナマ肌の感触をしっかり憶えていた。

犯人はスラックスからのぞく黒と白い肌のコントラストに釘付けになっていた。山田のイタズラで少女のような悲鳴を上げてしまった涼子だが、ずっと犯人の様子を観察してその股間がふくらんでいるのを見のがさなかった。犯人、興奮してる…、と考えながら、犯人を欲情させるようなはしたない姿をさらしている自分が恥ずかしくて、それなのにエッチな気分で女体が熱くなってくる。ダメよ、感じちゃダメ、と心の中でつぶやくが、そう考えるほど頭の中はピンク色に染まっていった。

山田はファスナーを下ろしてレザースラックスをズリ下げた。目の前に現れたナマ尻に、あっ、と思わず感嘆の声が漏れる。よく見るとTバックのひものような黒い線がおしりのワレメから現れていた。しかしほぼあらわになった生尻を目前にして、興奮した息がだんだん荒くなってくる。涼子は尻タブのナマ肌にかかる熱い湿気を含んだ息に刺激されて、欲情を高ぶらせる自分にまた羞恥心を煽られる。山田は平常心を失いつつ、スラックスを下まで引き下げると、ふくらはぎを掴んで持ち上げようとした。

あっ、いきなりナマ足のふくらはぎを捕まれた涼子はそこから電流が体を駆け抜けたように、頼りない声を漏らすとバランスを失って倒れそうになった。山田は目の前のおしりが急に迫って、顔に覆い被さってくるのをとっさに両手で支えたが、山田の顔に柔らかい張りのあるおしりが密着していた。ちょうどおしりのワレメに鼻が食い込む格好になり、山田は無意識にその臭いをいっぱいに吸い込み、口を開けて舌で太ももを舐めまわしていた。

交渉人涼子 1話 (6) につづく
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