2ntブログ

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 1話 (3)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
1話 銀行強盗立てこもり事件 (3)

涼子のYZF-6Rが現場に到着した。2時間前に銀行強盗事件が発生し、拳銃を持った強盗が銀行に立てこもっていた。涼子は警視庁捜査一課特殊班所属の敏腕交渉人だ。階級は巡査部長。バイクから降りた涼子に制服警官が敬礼する。涼子は軽く答礼すると通り過ぎていく。制服警官は涼子の後ろ姿の揺れるおしりに見とれていた。

銀行を取り巻く警官隊の中に課長を見つけて挨拶すると、スケベそうで無遠慮な視線を投げかけながら、ご苦労、と声をかける。同時に課長は涼子の胸をわしづかみにして揉んでいた。今日も絶好調だな、涼子、悪びれる事もなくスケベそうな視線を向ける課長を、涼子は平手打ちではり倒すと顔色一つ変えずに、やめてくださいと、吐き捨てるようにつぶやいた。

表面上は全く意に介さないように見えても、ついさっきまでYZF-6Rに全身を愛撫された涼子はまだ女体の感覚が敏感になって、課長の無骨な節くれ立った指の愛撫にも乳首をビンビンにしていた。ブラで締め付けられて痛いくらいだ。涼子はトイレにいってひとりで自分を慰めようとしたが、鼻血を垂らしながら課長がすぐにイッテくれと命令する。すぐにイキたいのに…、頭の中がピンク色の涼子だったが、課長に冷たい一瞥をくれて、ハイ、と応え、銀行の入り口に向かった。相棒の山田がイヤらしい視線を向けて付いてくる。

涼子は新米刑事の山田を飼い犬程度にしか思っていない。そんな風に思われている事など知らないはずだが、山田は涼子の命令には絶対服従し、自分を涼子の家来だと思っているフシさえある。涼子が靴を舐めろと命令すれば、多分山田は喜んで涼子の足下にひざまずいて彼女の靴を舐めるだろう。そして暇さえあれば涼子の目を盗んで(いるつもりだが、涼子にはバレバレだった)、涼子の魅惑的な体を舐め回すように見てくる。今も後ろから涼子の背中からおしりにスケベな視線を絡めている。涼子はそんな山田の淫靡な視線を、いつも感じながら知らん顔をしていた。

二人きりの車で張り込みをするとき、涼子はわざとスカートをはいていったことがある。白ブラウスと黒ミニスカートのコントラストと、見事な太ももがあわらになる姿はそれだけで男心をくすぐる。シートに身を預けた涼子のしどけないミニスカ姿はそれだけで男をイカせる色気に満ちていた。そして運転席に座った山田が股間をふくらませてスカートからのぞく太ももを盗み見するのを、涼子は半ば楽しんでいた。

張り込み中に寝たふりをしていると隣で山田がオナニーをはじめた。胸や太ももにスケベな視線を送って懸命に股間をしごく山田に吹き出しそうになった涼子は、しかし気づかないフリをして寝返りを打って太ももをあらわにしたり、腕を胸に押しつけて乳房を強調した。それを見ていっそううれしそうに自分の息子をしごき出す山田の姿に、また吹き出しそうになるのを必死にこらえる涼子だった。そんなあられもない姿を山田にさらすのを、涼子は忠犬にご褒美をあげているつもりだったが、年下の男から興味津々の視線で見られるコトがうれしかったのかもしれない。

涼子が銀行の入り口にゆっくり近づくと、立てこもり犯のひとりがわずかに開いたシャッターから手だけ出して手招きした。涼子がしゃがんでシャッターをくぐり抜けると、男が拳銃をこちらに向けて立っていた。山田もその後に続いたが、しゃがみ込んだ涼子の股間を見逃すまいと凝視していた。下半身に密着したレザーパンツの股間がプックリとふくらんでいるのを確認した山田は、凶悪犯に支配された現場の緊張感を忘れて幸せの絶頂にいた。

交渉人涼子 1話 (4) につづく
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
関連記事

┃ テーマ:恋愛:エロス:官能小説 ━ ジャンル:小説・文学

┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 09:01:42 ━ Page top ━…‥・

== Comment ==






        
 

== Trackback ==

http://aosaga9.blog.2nt.com/tb.php/199-86c26f9f
 
Prev « ┃ Top ┃ » Next