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女子校生由貴 (181) 嫁?と舅?

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女子校生由貴 (181) 嫁?と舅?

「やっぱり、だめえっ…」
欲望のまま火照った女体をまさぐっていた由貴は、しかしタダシにかわいがってもらうのが本当なのだと痛感して、何とか理性でイヤらしくうごめく手を押さえると湯船から出て慌てて濡れたカラダを拭いた。

「…、お母さん、ちょっと出掛けてくる、すぐ戻るからっ」
お湯でふくらんだタンポンを抜いてパンティだけ身につけた由貴は、Dカップのナマ乳を揺らして2階の自室に駆け上がり、タダシに買ってもらったミニワンピを着てニットの上着を引っかけるとすぐにまた階下に戻った。八重子に声を掛けると返事も待たずに家を駆け出していった。

この辺だと、思うんだけど、…。
タダシにあいたい気持ちを抑えきれなくなった由貴は、以前帰り道でタダシが指さした家の辺りを探していた。まだ浅い春の冷たい夜の空気が火照った幼い女体を冷ましていた。
「お嬢ちゃん、こんな遅くに何してるんだい…」
そこへちょうどエリの部屋から帰ってきたオサムが声をかけた。

「えっ…、なんでもないです…」
知らないオジサンから声を掛けられて警戒した由貴が逃げ腰で返事をすると
「…、だめだよ、こんな遅い時間に、女の子がウロウロしたら…、オジサンが送ってあげるよ」
ニットの上着の下に胸の谷間をのぞき見たオサムだったが、エリにありったけの欲望を吐きだしたあとでスケベな下心など全くなかった。息子のタダシと同じくらいの年の少女を本気で心配していた。

「あの…、タダシ君の家、探してるんです…」
オサムの邪気のない笑顔に警戒心を解いた由貴は、お父さんのようなオサムに素直に助けを求めていた。
「タダシ?…、オレの息子のこと?…、ひょっとして息子の彼女さんかい?…」
美少女の口から息子の名前を聞いたオサムは、こんな可愛い子がまさか息子の彼女だとは思わなかったがたわむれに聞いていた。

「はい…、タダシ君の…、お父様ですか?…」
なんだか出来過ぎてる気がして、また警戒心をもたげた由貴がおそるおそる聞くと
「へえっ、驚いたな…、バカ息子に、こんなカワイイ彼女がいたなんてっ」
意外な答えに本気で驚いている風のオサムは、警戒心のおかげで緊張気味の由貴を興味本位でじっくりと眺めていた。

「…あの、初めまして…、由貴と言います、タダシ君のクラスメイトです…」
どうやら本当にタダシの父親らしいオジサンに、由貴は深々と頭を下げて挨拶した。オサムは上半身をかがめて強調された胸の谷間をチラ見したが、
「いやあっ、そうか、同級生ね…、あんなバカ息子に、こんなカワイイ彼女がいるわけないか…、失礼なこと言っちゃったね」
そんなことはおくびにも出さずに、陽気に笑っていた。

「はい…、その…」
ホントに彼女ですと言いたかった由貴だったが、二人のただれた関係はあまり表沙汰にすべきではないという抑制も働いて曖昧に返事をしていた。
「由貴さん、申し訳ないけど、タダシは友達の家に行ってて…、今日帰ってこないかもしれないよ…」
まさか担任教師の部屋にいてイヤらしいコトをしているとは言えないので、オサムはその辺はボカして由貴に申し訳なさそうにつぶやいた。

「そうですか…、じゃあ、帰ります」
頭のいい由貴は友達がエリか洋子のことだとすぐに直感した。落胆した笑顔を見せた由貴がおじぎしてその場を立ち去ろうとすると
「…由貴さん、夜道は危ないから、送っていくよ、ウチは遠いのかい?」
スケベ心無しに由貴を心配したオサムは、何の気なしに肩に手を掛けると幼い女体から立ち上るフェロモンに股間が熱くなるのを感じた。

「あの、近くですから、大丈夫です…」
親しげに肩に手を掛けるオジサンにまた警戒心の壁を高くした由貴は、タダシのお父さんを邪険にできないのでカワイイ笑顔で拒絶したが
「…オジサンに娘はいないけど、もしものコトがあったらご両親が心配するし、送っていくよ」
ムクムクとスケベ心がもたげてきたオサムは、胸の谷間をのぞき見ながら由貴を大事そうに抱きかかえた。

「…そうですか、じゃあ、お願いします…」
こんなところで言い合っていても仕方ないので、由貴は恐怖と警戒心の混じったドキドキをちょっとの間だけガマンしようと決めて歩き出した。
「いいや、気にしなくてもいいよ…、親なら心配するのは当たり前だからね」
湯上がりの由貴から立ち上るいい匂いにウットリしたオサムは、由貴を抱えた腕に柔らかい体を心地よく感じていた。

「…由貴さんはウチのバカ息子と違って、賢そうだね…、勉強できるでしょ」
夜道を美少女と歩くオサムは、上機嫌で顔がゆるみそうになるのを何とか押さえながら、それでもウキウキするのを押さえきれずに話しかけていた。
「そんなことないです…、タダシ君は優しくて、いい男の子です」
さっきからバカ息子を連発するオサムに、心の中で反発していた由貴はタダシを擁護していた。

「へえっ、あんなのを…、由貴さんはイイ子だね」
由貴のお世辞だと思い込んだオサムは、近頃珍しい礼儀正しい女の子に本当に感心していた。
「お父様、タダシ君はホントに優しい人ですっ」
全然信用していないオサムに、女体の芯にくすぶる淫乱な炎も手伝って由貴はつい語気を強めてタダシを弁護していた。

「へっ…、あ、そうか、ゴメン、やっぱり男親は子供のこと、分かってないんだね、タダシのこと、よろしくお願いしますね」
カワイイ女の子が血相を変えてバカ息子を擁護する姿に、由貴が本当にタダシの彼女だとやっと分かったオサムは、頭をかきながら謝っていた。しかし担任のエリやこの美少女の由貴がどうしてタダシのようなボンクラに惹かれるのか、その辺は全く理解できなかった。

「あ、いえ…、スイマセン、お父さんに生意気なこと、言ってしまって…」
素直に謝るオサムに、由貴も言いすぎたと反省して恐縮していた。
「いやっ、いいんだよ…、ウチの家系はどうも、奥さんが強いみたいだから…、あんな息子だけど、仲良くしてやってね」
かしこまる由貴に優しく笑ったオサムは、こんな娘が嫁に来てくれたらうれしいだろうと妄想していた。

「こちらこそ、よろしくお願いします…、あ、ココ家です…」
義理の父親になるかもしれないという意識はなかったが、赤ちゃんができたらこの人がおじいちゃんになるのだと思いつくと、由貴はカワイイ笑顔をオサムに向けた。
「あ、ああっ…、ホントに近くなんだね…、じゃあ、いつでも遊びにおいでよ」
本心からの由貴の笑顔に、だらしない笑顔を返したオサムは思ったことをそのまま口に出していた。

「ありがとうございました…、失礼します」
最初は胸をのぞき込むエッチなオジサンだと思ったが、優しい父親なのだと見方の変わった由貴は丁寧に挨拶すると家に入っていった。
「…じゃあね」
パタパタと駆けていく由貴がパンチラする後ろ姿に、鼻の舌を伸ばしたオサムはニヤけた顔を意識して表情を引き締めると家に戻っていった。

女子校生由貴 (182) につづく
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