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エロがきコナン (142)正義の味方?登場

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エロがきコナン (142)正義の味方?登場

「そうですかっ、私は20人の子供を作って、野球とサッカーを1チームずつ作るのが、夢なんですよ」
ハルカの話をほとんど聞いてない筋肉バカ変態体育教師は、ひとりよがりな夢を語っていた。

「は、はあ…」
この顔が、20人も並ぶなんて…、それだけで、暴力なんじゃ…。

「ハルカ先生は、お尻が大きくて、20人ぐらい、楽に産めそうですね」
バカ筋肉は美人教師を孕ませる妄想で粗品な脳をピンク色に染め、凶悪なデカ顔をだらしなく緩ませる。

「お尻…、え、20人…」
失礼ねっ、おっきくないわ…、ち、ちがう…、そうじゃなくて、20人なんて、地獄だわ、…。
思わず本気で否定しそうになって顔色を変えたハルカだった。

そして年子で20人産むとしても、20年間ほぼ妊娠しっぱなしの状況に気付いて恐怖した。この変態ならやりかねないと今度は顔面蒼白になった。

しかしどMなメスの本性は人間製造マシーン扱いに悦びを感じて、女体の芯を熱くしていた。

「じゃあ、出ましょうか、さっそく1人目を仕込まないと、若いほど遺伝子損傷が無くて、いい子供が生まれるんですよ」
保健体育の授業用に仕込んだ情報を自慢気にさえずった大山は、ハルカの手をつかんで連れて行く。

「やっ、まって…、(コナン君、助けて)」
つかまれた手だけでほとんどぶら下げられた状態のハルカは、オレの席を通り過ぎるわずかなせつなに、助けて光線を送ってくる。

「じゃあ、出ようか」
「そういえば、私たち注文したっけ?」
「で、何、飲みたいん…だあっ」
「そうねえ…、ロイヤルミルクティー…、コナン君のミルク入りで…」
「って言ってる場合か、追うぞっ」
ハルカを連れ去る大山を追いかけようとすると、年中頭がお天気なお嬢様がボケやがる。ノリツッコミにもさらにボケる金持ち娘にボケ返せなかったオレは、プチ癇癪を起こして大山を追う。

ひっ、おっきく…、やだ、変態…、コナン君、早く助けて、…。
ハルカの体重など何とも思わないバカ筋肉は、美人教師とのはじめての時間を夢見て、往来で股間を巨大化させていた。

ムダ筋肉を実装したマッチョな片手でぶら下げられたハルカは、シフォンチュニックのスソがまくれないように自由な方の手で懸命にスソを押さえる。

「ハルカ先生、楽しそう」
やっと喫茶店を出た苑子はハルカがふざけて大山にぶら下がっていると勘違いして、お気楽に笑う。

「おまえも遊んでもらえ」
「わたしはいい、コナン君と遊んでもらうから」
イヤミの通用しない金持ち娘は、嬉しそうに笑うとオレのまだ大人になってない部分を見つめていた。

もうだめ…、たすけて…。
「…、だれかっ、助けてえっ」
体重を支える片手の痛さに耐えきれなくなったハルカは、とうとう悲鳴を上げた。

「ば、バケモノ!?…、お、おまえっ、と、とまれっ、そのご婦人の手を、離せっ」
偶然そこに通りかかった白塗り自転車の上から、少々怯えが混じっているが正義の味方ぶった声がする。

警らの最中だった堀内巡査は、大山とハルカをキングコングに拉致された美女に錯覚して、声を上げて制止した。堀内はクラッシックな名画ファンだった。

「と、止まらんかっ、うっ、撃つぞっ」
桃色な妄想にお粗末な脳みそを支配されて外界から遮断されたバカ筋肉は、堀内の声など全く耳に入らなかった。

ハデな音を立てて自転車を突き倒した新米巡査は、近づいてくる巨大な筋肉のかたまりにブルブル震えながら、ホルスターからニューナンブを取りだして構える。

当然だが無抵抗の一般市民に銃口を向ける行為は、『警察官等けん銃使用及び取扱い規範』に違反している。

「さ、最後のチャンスだっ、ご、ご婦人の、てっ、手を、離せっ、さっ、さもないと、撃つぞっ」
ハルカとのめくるめくひとときを妄想してニヤける大山がバケモノしか見えない堀内は、恐怖と緊張でほぼ判断力を無くして、トリガーにかけた指に無意識に力を込めていた。

エロがきコナン (142)につづく
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