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エロがきコナン (140)大山のアパート

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エロがきコナン (140)大山のアパート

「じゃあ、行ってきます…、きっとよ、コナン君…」
ヒラヒラチュニックでお尻が危ういハルカは不安そうにオレを見ると、40男の怨念渦巻くアパートに健気に立ち向かっていった。

しっかりやれよ、どM教師、…。
オレたちは目隠しになる樹の陰にかくれて、とりあえず様子を見ることにした。

こわいけど…、ハルカ、がんばるのよ…、コナン君のためよ…。
カンカンとハイヒールの音を鳴らして階段をあがったハルカは、大山の表札を見つけるとドアの前に立ち、深呼吸して気を落ち着かせてからノックした。

「誰だ」
ドアの向こうから野太い声がして、少しドアが開く。

ひいいっ、こわいよおっ…。
冬眠開けの熊のような鋭い眼光に後ずさったハルカだったが、
「あ、綾瀬です…、大山先生…」
勇気を振り絞ってなんとか応える。

「えっ、ハルカ先生、ですか…、どっ、どうぞどうぞ、ようこそいらっしゃいました」
シフォンチュニックのフェミニンな装いの女性がハルカだとわかった変態元体育教師は、相好を崩して気持ち悪いほど低姿勢で招き入れようとする。

ううっ、こわい、でも、がんばるのよ、ハルカ、…。
40男の籠もり籠もった怨念濃度の異常な濃さに恐怖したハルカは、放射能管理区域に何の装備も無しに入る決死の覚悟をして、玄関に足を入れた。

「どうぞ、座ってください、お茶入れますから」
スケスケの生地に艶めかしい女体をスケさせるハルカに、血走った目を向ける大山は臭そうな座布団をバンバンはたくと、ニヤニヤと醜悪な笑顔を作って招く。

もやしもんだったら、てんこ盛り状態だわ、きっと、…。
最近実写ドラマ化された人気漫画を思い浮かべたハルカは、部屋の空気に過密状態で菌類が漂っているのを想像して震え上がった。

ああっ、やだあっ、でも、…。
気持ち悪さが限界を超えて逆にどMな性根を刺激されたハルカは、細菌の温床のような座布団に死ぬ気で女座りのひざだけ乗せた。

「どうぞ、それで、今日は?」
コンロの火を止めた筋肉のかたまりはニヤニヤしながら、節くれ立ったごっつい手のせいでやたら小さく見える茶碗をハルカの前に置いた。

「ありがとうございます…、それがですね…」
恐くて、飲めない、…。
普通のお茶に見えたが薄汚れた茶碗に手を付ける気にならなかった。

「せんせい、懲戒免職なんですよね…、すいませんでした」
わかんないよおっ、あやまる?…。
何を言っていいかわからなかったハルカは、とりあえず頭を下げていた。

「ああっ、そうですね」
くうっ、色っぽいぞ、…。
正座して頭を下げるハルカのうなじと後れ毛を見た大山は、いきなり野獣になって股間を巨大化させていた。

「あっ、それで、元気ないんじゃないかと思って」
やだあっ、もうっ、おっきくしてるしっ、…。
顔を上げたハルカは自然に大山の股間が目に入って怯えたが、同時に女体の奥に潜むどMな性根が騒ぎ出した。

「いやあっ、もう元気になりました」
そうか、お詫びにワシにカラダを捧げに、…。
ハルカのセリフを都合良く勘違いしたケモノは、今にも襲いかからんと前のめりになる。

「だからっ、散歩でもしませんかっ、気分転換にっ」
ひいっ、恐い、ハルカ、たべられちゃううっ、…。
ギラギラした目が異様な熱気をはらんだ筋肉とともに迫ってくるのに恐怖したハルカは、慌てて立ち上がった。

「そうですね、散歩は、デートの第一歩ですね」
そうか、ハルカちゃん、ワシのコトを…、デヘヘ…、アオカンもいいな、…。
妄想と現実をないまぜにした変態は、ヒラヒラゆれるフェミニンな衣装に透ける女体に、本能ムキ出しの異様な笑いを浮かべていた。

エロがきコナン (141)につづく
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