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エロがきコナン (134)ハルカ vs 寿貴子

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エロがきコナン (134)ハルカ vs 寿貴子

「コナン君、初等部、戻る?」
ロープでがんじがらめの大山を威嚇するオレに、優しく抱きしめるハルカがおそるおそる声をかけてくる。

「あ?…、ああっ…」
その声に朝からずっと授業をさぼっているコトを意識したが、そんなことよりも病院で待っている乱子のほうが大事だった。

「あ、そうか、病院に戻るのね…、でも担任の先生に言わないと…」
そんな気持ちでハルカに顔を向けると以心伝心で理解した美人教師がうなずく。ただ寿貴子先生に連絡することを付け加えた。

「そうだな、じゃあな」
ハルカにも担当の授業があると思って、気を効かせたつもりだったが、
「私も行くわ、ね…」
どうやら他の先生に受け持ち授業を代わって貰ったハルカがついてくる。

「おまえ…、もう、慣れたのか?」
ハルカはしっかりした歩調でオレの後をついてくる。まだ二本のフランクフルトを入れたままのはずなのに、しゃんとしているハルカに聞いた。

「あ…、忘れてた…」
あ、やあんっ…、コナン君たら…、せっかく忘れてたのに、…。

前と後ろに突き刺さったソレとペーパーのフンドシを思いだしたハルカは、急に内マタになって恥じらっていた。

入れっぱなしだと、感覚が鈍くなるのか?…。
超小学生級の妄想力を持ってしても女体の神秘は深淵だった。

あれほどよがっていたハルカが今は平気なのが理解出来なかった。女性はその時の気分に支配される生き物だとわかったのは、もっと大人になってからだ。

「あの、小森先生ですか?…、事情はお聞きでしょうが、コナン君を病院に、連れて行ってもよろしいですか」
初等部の校舎に来たハルカは、職員室で先輩教師である寿貴子先生にお伺いを立てていた。

「…、私が、付き添います」
何、この子…、コナン君と、どういう関係?…。
オレのお手つきになっている寿貴子先生は、ハルカから同じ臭いを感じたのか、密かに敵愾心を燃やしてあっさり却下した。

「あの、でも、入院しているのは、私が顧問をしている、高等部の毛利乱子さんですし…」
やあんっ、なんか恐い…、でも、毛利さんが入院している間は、私が、コナン君の保護者にならなきゃ…。

にこやかに応えたハルカだったが女の戦いから引くつもりはなさそうだ。オレの肩に手を置いたハルカはムッチリした下半身にオレを引き寄せて、徹底抗戦の構えを見せる。

「私は、コナン君の担任ですから」
小娘は、引っ込んでなさい、…。
先輩教師としてのプライドが許さないのか、寿貴子先生は抗う新米教師にきっぱり言い放った。

「でも、私…、校長先生から、コナン君のこと、任されますから…」
負けちゃダメ…、私がコナン君を、守るのよ、…。
冷ややかに拒絶する寿貴子先生にハルカも引かない。

「えへへっ…、ハゲヅラ校長だよね」
密かに火花を散らす女の戦いも面白いが、早く乱子の所に行きたいオレは、茶々を入れていた。

「コナン君、そんなこと言っちゃダメよ…、じゃあ、私はハゲじゃない校長先生に、許可をもらって来ます」
もう、コナン君たら、カワイイんだから…、いいわ、だったら私も、校長先生に…。

割り込んできたオレに苦笑した寿貴子先生は冗談のつもりか、フサフサだがヅラ疑惑のある初等部校長に許可をもらいにこの場を後にした。

「ハルカ、行くぞ」
ふたりのつばぜり合いにいつまでもつきあうつもりのないオレは、寿貴子先生が校長室に行くと、ハルカの手を引いて職員室を出た。

「あんっ、コナン君、まってえ」
やっぱり、私は、コナン君の…、専属奴隷だわ、…。

手を引かれるハルカはうれしそうな声で、オマタで咥え込んだフランクフルトが落ちないように、内マタについてきた。

寿貴子先生、ごめん…。
戻ったときにはオレたちがいなくて地団駄を踏んで癇癪を起こす寿貴子先生を想像し、ちょっと後ろめたい気がしたが、それよりも早く乱子の所に戻りたかった。

エロがきコナン (135)につづく
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