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エロがきコナン (117)乱子の目覚め

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エロがきコナン (117)乱子の目覚め

乱子、早く目、覚ませよ、…。
その後も何かの検査を受けた乱子は脳震盪だけで特に問題ないと診断された。ただし念のため1日入院するコトになって、病室のベッドで横たわる目を覚まさない乱子にオレは寄り添っていた。

「ちょっと学校に電話してくるね」
しばらく横にいたハルカは乱子をオレに任せて、乱子の容態を学校に連絡するため病室を出て行った。

ベッドに横たわる乱子は呼吸に合わせてかすかに胸を上下させるだけで目を覚ます気配がない。いつも優しくオレに問いかけてくれた乱子は、黙ったまま目を閉じた横顔しか見せてくれない。そんな乱子を見ているとだんだん悲しくなってくる。ふと頬を伝う涙で泣いていることに気付いたオレは、乱子の手を離して両手で慌てて涙をぬぐった。

「乱子っ、おきないと、チューしちゃうぞっ」
落ち込む気持ちに気合いを入れるように声を上げたオレは、乱子の顔をのぞき込んだ。さっきでの青白い顔に何となく赤みが差した気がするが、やはりかすかな寝息を立てるだけで目を覚ます気配はない。

「いいんだな」
かすかにスキマの開いた唇の赤味がヤケに目につく。乱子の顔をじっと見ているとこのまま永遠に目を覚まさない恐怖が再び襲ってくる。それを払拭するようにオレはなかばヤケになってベッドによじ登り、乱子の唇に触れた。

ぎゅっと目を閉じて唇を合わせたオレは、乱子が薄目を開けてオレの様子をうかがっていたことに気付かなかった。実はすでに意識が戻ってタヌキ寝入りをしていた乱子はオレのキスにドキドキと胸を高鳴らせ、なおさら目を覚ますわけにはいかなくなっていた。

乱子のドキドキに気付かないマヌケなオレがしばらく乱子と唇を重ねていると
「コナン君…」
後ろでハルカの声がしてオレはベッドから飛び降りた。

「ちょっと、いい?」
なんだか照れたような笑顔を浮かべるハルカに、オレはなんだかきまりが悪くて目を合わせずに病室を出ると、人目に付かない階段の踊り場に来た。
「寝てる女の子に、変なコトしちゃ、ダメよ」
しゃがみ込んでオレと目線を合わせたハルカは、オレを叱っているのだがその顔はなんだかうれしそうだった。

「寝てなきゃ、いいんだな」
ハルカの言うことはもっともで決まり悪さを顔が下を向きそうになったオレは、子供っぽい強がりでハルカに抱きついていた。
「え…、コナン君…、あんっ、だめえ…、こんなとこで…」
ハルカは乱子のタヌキ寝入りに気付いていて、オレがキスしたままだと目を開けられないことに気を効かせて、オレを病室の外に連れだしたのだが、勘違いしたオレにカラダをまさぐられて色っぽい声を漏らしていた。

「江崎とどうかなっても、おまえはオレの奴隷だからな」
オレはムリヤリハルカのシャツに手を入れると大きな乳房を揉んでやった。
「あんっ、だめえ…、わたし、ずっと、はあんっ、コナン君の奴隷だから…、ああん、安心して…」
オレ様の乱暴な愛撫にメス奴隷の血を熱くしたハルカは、抱きつくオレの耳元でセクシーなつぶやきを漏らした。

「この淫乱め」
ハルカの声に煽られたオレはムッチリした太ももの間に足をねじ込むとプックリ膨らんだパンティをイジってやった。スジに食い込ませた指先が湿り気で濡れる。

「あん、だめえ…、ああっ、毛利さん…、そろそろ、目を覚まして、る…」
オレの愛撫にすっかりその気になっていた美人教師だったが、乱子のことを思いだすとエッチな気分を自制した。
「…、そうだな」
目を潤ませたハルカのタヌキ顔を眺めたオレは、突き放すように離れると病室に戻った。

「コナン君」
病室ではハルカが言ったように目を覚ました乱子がオレを待っていて、オレを見るなりうれしそうにオレの名前を呼んだ。

「乱子…、ネエちゃん…、意識が戻ったんだ」
オレは思わずベッドに駆け寄って乱子の手を握りしめていた。乱子が目を覚ましたことがただうれしかった。オレは目を潤ませていた自分に気付いて無くて、不覚にも子供っぽい泣き顔を笑顔の乱子にずっと見られていた。

エロがきコナン (118)につづく
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