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== 女子大生菜々子2 ==

女子大生菜々子2 (12)里依

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女子大生菜々子2 (12)里依

「あの…、秋元さんって、変じゃないですか?…」
女子教員用トイレに入るなり、里依は訴えかけるように菜々子を見つめた。

里依は微乳のカワイコちゃんタイプで、女子高生だと言われたら納得しそうな幼さを残している。ただヒラヒラしたミニスカから伸びる健康的なナマ足は、菜々子のモチ肌脚線美にまさるとも劣らない。

「え、秋元さん?…、彼がどうかした?」
たしかに、ちょっと変かも…、気むずかしそうで、それにオタクっぽいし…。
切羽詰まった様な口調に菜々子はちょっと面食らったが、神経質そうなメガネ君は女性受けしないタイプだと思った。

「あの人、目がイヤらしいし…、それに、下からのぞくんです…」
「のぞく?」
「スカートを…」
「なに、それ」
ポツポツと途切れ途切れに話す口調は若干イラつくが、里依は秋元にスカートの中をのぞかれたと訴えていた。ヒラヒラしたミニスカはその気が無くても見てしまいそうで、そんな格好で来た里依にも問題がありそうだと、菜々子は話半分に聞いていた。

「松岡さんが来る前に、あの人、ケー番、聞いてきたんです」
困ったようにモジモジする里依だったが、自慢気な雰囲気が混じっていることを菜々子は見逃さなかった。
「それで、教えたの?」
「だって、断ったりしたら、逆恨みされそうで、コワイし…」
困ったように笑う里依は、やっぱりどこか自慢気だった。

尻軽女。菜々子の中で里依の印象はソレに決まった。ここ数日で数多くの男と経験した菜々子のほうこそ尻軽女にふさわしいが、ムリヤリされたと思っているので、菜々子自身は身持ちの堅い女だと自覚していた。

「でも、そんな短いスカートだと、生徒からものぞかれるよ」
教育実習の自覚のない、ゆるい女、に菜々子は無意識に説教口調になっていた。
「ええっ、そお?…、カワイイでしょ、里依、こういうのが似合うって、みんな言いますよ」
ミニスカは彼女のアイデンティティらしい。急にコギャル口調になった里依は食いつくように迫ってきた。

「そ、そうね、カワイイわ、似合ってる」
にゃんなの…、この子…、秋元と、違う意味でキョワイ…。
「でしょ、それにちゃんとはいてるから、見られても平気」
及び腰で同意する菜々子に、ニッコリ笑った里依はミニスカを指先でつまんでヒラヒラさせる。フリフリパンティをチラ見せさせる尻軽娘は、意味深に笑っていた。

「確かに…」
はいてないの、わかっちゃうのかしら、…。
ノーパンがコイツにもバレていると思うと、菜々子はそれ以上何も言えなかった。肝心なところで抜けている菜々子は、下半身にピッタリしたタイトスカートに下着の線が出てないことで、はいてないコトが一目瞭然だとは全く気付いてなかった。

女子大生菜々子2 (13)につづく
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