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== 女子大生菜々子2 ==

女子大生菜々子2 (3)ふたりの高校生

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女子大生菜々子2 (3)ふたりの高校生

次のバス停につくと、結構な人数が乗り込んできて、降りる客はいなかった。

ヤバイ、って…。
乗り込んでくる客に押されて加藤は菜々子の柔らかい体を押していた。押された菜々子は木村の座る座席の横に移動した。

結構、混む…、毎日こうなのかしら、…。
数日前にふたりから痴漢されたときと全く同じ状況だったが、ふたりの事にまだ気付いてない菜々子は走り出すバスに揺られて、これから2週間混雑したバスに乗るのかと思って少々凹んでいた。

だから、ヤバイ、って…、ああっ、ダメだ、…。
メガネ美人のすぐ後ろで、軽くウェーブした髪から漂ういい匂いに鼻腔をくすぐられた加藤は、意志とは反対にその柔らかいお尻に手を伸ばしていた。手の平から伝わる柔らかい丸い感触に下半身はたちまち元気になっていた。

え…、この子、…。
痴漢に変貌した背後の加藤に気付くより、すぐ目の前に座っている少年が加藤に次に襲ってきた少年だと思い出した。
どうしよう、…。
思いがけない再会に菜々子はしばらく思考停止していた。加藤の時は駅前でナンパするバカっぽい姿を見ているうちに、お仕置きをしようという気になったが、優等生の木村のすました顔はそんなスキがなかった。

おっ、来た…、はあっ、いい匂い、…。
木村は隣にこの美人が移動してきたことがうれしかったが、この美人があのセーラー服美少女で、木村のことを覚えているとは思いもしない。それどころか柔らかい下半身が肩に当たる感触の気持ちよさに、顔を伏せてだらしない笑みを浮かべていた。

いい手触り…、あれ?…。
木村は肘掛けに置いた手を徐々に上げて、スベスベした太ももが当たるのを楽しんでいたが、その感触があのメガネ美少女と同じだと気付いて、こっそり目線を上に向けた。
やっぱり、…。
窓の外に目を向ける菜々子を盗み見た木村は、この美女があのメガネッ娘女子高生と同一人物だと気付いた。

やだ…、痴漢?!…。
木村に正体のばれた菜々子は、やっと後ろで痴漢行為を続ける加藤を意識していた。
たまらん…、やめられん、…。
菜々子がトラウマになっていた加藤だったが、匂い立つ女体を前にしてケモノのような本能が勝っていた。柔らかい弾力に頭に血が上った加藤は、さっきまでの恐怖が雲散霧消していた。混んだ車内で隣のオッサンに寄りかかって自らを支え、美女の女体をイヤらしくまさぐり、下半身の官能的な感触を楽しんでいた。

やっ、あんっ…、や、やだ…。
痴漢行為を続ける高校生をなんとかしようとしたその瞬間、乱暴な運転をする車に急ブレーキを掛けたバスが大きく揺れて、菜々子は木村に倒れかかっていた。のしかかってくる加藤が体を起こして、自分も起き上がった菜々子だったが、何故か足が木村の足の間に入り込んで、はしたなく広がっていた。

女子大生菜々子2 (4)につづく
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