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== 真央 ==

真央 (36)タカシとヒロユキ

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真央 (36)タカシとヒロユキ

「…、うおっ、おっ、おおっ、いいぞっ、ふんっ、あうっ、ふんっ」
対面立位でレーストップストッキングのムッチリした太ももを抱える龍彦は、もう一方の手でおしりを包み込むように抱えて、ケモノのような欲望をムキ出しにして腰を振り激しく突き上げる。はしたなく広げられたモロ出しのあそこの亀裂に激しく出入りする息子は、サオ全体をネットリ覆う愛液に時折遅い朝の光を反射させて、妖しく鈍い光を放つ。

「…あっ、あっ、いくっ、ひっ、あっ、あっ、いいっ…」
はあっ、ひいっ、いいっ…、ひっ、いっぱい、ああっ…、おナカが、いっぱいよおっ…、もっと、ついてっ…、きてえっ、…。
恥骨に乱暴にぶつかる筋肉張った腰の震動で、龍彦の愛棒をパックリ咥え込んだあそこの柔らかい肉がビリビリ震えて、開き気味のスジから肉棒でかき出されたぬめり気をしぶきにして飛ばす。同時に恥骨の振動で包皮からムキ出しになった敏感な突起を刺激され、真央は青空の明るい日の光に妖しく照り返しを見せる、汗ばんで火照った柔肌をピクピクと痙攣させて、官能の悦びを恥知らずな甲高い声で訴える。

「おおっ、いいかっ、きもちっ、うおっ、いいのかっ」
突き抜けるような青空の下、ストッキングとハイヒールだけの裸体をさらしてイヤラシイ声を上げる真央を、激しい腰の運動で興奮した荒い息を吐く龍彦は満足そうな笑みをうっすら浮かべ、美女の新鮮な女体を蹂躙する征服感に酔いしれる。

龍彦の激しい挿入に忙しく頭を上下させて乱した髪を波立たせる真央は、まぶしい晴天の空に不安定な視線を向けていた。

「ああっ、くるっ、くるうっ、あっ、いいっ、はあっ、いっちゃううっ」
電車に設置された便所で逆ナンした龍彦に、林に連れ込まれてハダカに剥かれて欲望のはけ口にされ、ただれた欲情をたたきつけられる真央は、龍彦の腰の突き上げに合わせて頼りなげに裸体を揺らし、みだれ髪が頬に張り付いた顔を忙しく上下に震動させる。

「うっ、いいのかっ、はっ、オレ様のっ、はあっ、チンポ、おおっ、気持ち、いいんのかっ」
電車のアンモニア臭いトイレで、オシッコが漏れそうなおちんちんをイヤらしくなぶった真央を、コワイおねえさんだと思っていた龍彦は、今ではご主人様気取りで暴走する欲望にふくれあがった息子を、トロトロの蜜壺にやりたい放題に出し入れしていた。

「…イイコト、してんジャン」
かすれた甲高い声が後ろからして、湿った快感のただ中にいる真央はぼんやりした意識で聞いた。独りよがりな劣情に支配された龍彦は、全く気づかずに盛んに腰を振ってとろけそうに気持ちいい女体に没頭している。

「俺たちも、仲間に入れてよ…」
ヤニ臭い息混じりの声に、真央はすぐ目の前に立つ昭和のマンガのような不良っぽい男をぼんやり見た。
「…えっ、やっ、だれっ、やだあっ」
何?…、なんでっ?…、電車の?…、ここに、どうして?…、やっ、いやあっ、…。
ニヤニヤするリーゼントが車内でイヤらしい視線を向けてきた学ランだと気付いた真央は、あえぎ声のような悲鳴を上げて龍彦にしがみつく。

「へへっ、オレたちも、仲間に入れてよ」
全裸でもだえるあられもない姿を見られた恥ずかしさで、真っ赤になった真央は龍彦に柔らかい女体を押しつける。夏だというのにふたりの不良はボタンを外した暑苦しい学生服と赤いTシャツを着ている。

「オレも、入れさせてよ…、だろ、でへへっ」
ひとりは長袖の付いたベストのような短ランで、もう一方は長ランに白いベルトに絞られたハイウエボンタンだ。昭和の不良のようなその姿は時代遅れなアナクロとしか言いようがないが、快感の頂点に向かっていた真央を恐怖のどん底にたたき落とすには十分だった。

真央 (37)につづく
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