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エロがきコナン (73)二人の帰り道

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エロがきコナン (73)二人の帰り道

「でも、乱子ネエちゃん、最近、よく寝ちゃうよね」
コイツ、ずいぶん、オネムになるのが、早くなったんだよな、前はそうでもなかったのに、…。
ハルカのアパートを後にして乱子と手をつないで家路をたどるオレ様は、頭に思いついたことをそのまま口にしていた。乱子はエッチなコトをされると寝てしまう習性があるが、このごろはすぐに寝てしまう気がした。

「うん…、そうなの…、なんだか、最近、だるいみたい」
いつも明るい笑顔を絶やさない乱子が、珍しく沈んだ表情でつぶやく。
「え…、乱子ネエちゃん、病気なの、ボク、いやだよ」
寂しそうな横顔を見たオレは駆け引き無しで乱子の腰に両手を回して抱きつくと、半ベソになった顔で見上げていた。

「…、ゴメン、心配させちゃった、大丈夫、私、病気じゃないから…」
オレの情けない泣き顔をじっと見つめた乱子は、優しい笑顔を見せるとしゃがんでオレを抱きしめて、耳元にややかすれた声でささやく。

「あ、そう…、そうだよね、えへへっ、ボク、大げさだったよね」
やばい、オレ、泣いてるじゃん…、乱子にこんな顔、見せるなんて、うかつだったな…、でも、コイツ高校生のクセに、妙にセクシーな声、出しやがる…、気持ちよくなるじゃネエか、…。
セクシーな声に耳タブを舐められたような気がして、ぞくぞくしたオレは乱子のヒザが当たっている股間がふくれてきそうで、別の意味でドキドキしていた。

「コナン君…、チュー、しようか」
体を離した乱子ははにかんだような上目遣いで、オレを見つめてくる。
「あ、あの…、乱子ネエちゃん?…、ここ、お外だから…」
じっと見つめる乱子のアニメキャラのような大きな瞳に吸いこまれそうな気がしたオレは、なんとか自制心を保ってキスしそうになる自分を抑えていた。

「あ、そうだねっ、やだっ、わたし、今日、変みたい…、早くおうち、帰ろっ」
照れ笑いして立ち上がった乱子はオレの手を握ると歩き出した。つないだ手を後ろに回した乱子は、オレの手をおしりに押しつけるようにしてくる。

「うん、早く帰って、お風呂入りたいね」
柔らかい下尻の感触にニンマリしたオレは、サッカー部で汗をかいてカラダを意識して、そう言ったのだが、
「一緒に入ろうね」
乱子はオレの顔をのぞき込むと、うれしそうに笑ってオレの手でおしりをなでるように手を振っていた。

「うんっ、乱子ネエちゃん、洗ってあげる」
「わたしもっ」
すっかり機嫌の良くなった乱子は大股で歩いたが、オレの手がミニスカのスソを押さえているので、恥ずかしいをパンチラすることはなかった。

エロがきコナン (74) につづく
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