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お天気キャスター(6)暗がりで

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お天気キャスター(6)暗がりで

どうする気、なのかなあ…、こんな暗がりに連れてきて、…。
木村に引っ張られてスタジオセットの裏に連れ込まれた友里は、薄暗い空間で影になった背中の上のロン毛を見つめてドキドキしていた。

「あのさ…、へっ、なにしてんの?」
人目を避けるためにセットの裏手に友里を連れ込んだ木村は、振り返ると目を閉じて唇を突き出すロリ美人に素っ頓狂な声を漏らした。

「あ、いいんです…、どうぞ」
こんなトコに連れ込むなんて、この人やっぱり、友里がスキなんだわ…、恥ずかしがり屋さんみたいだから、友里が積極的ならないと、…。
木村に言われた「お嫁さんになって」の言葉がいつまでも頭にこびりついたオトボケ女子大生は、思い込みも激しいようで、やはり木村はミスコンで友里を見そめて、ここで愛の告白をするつもりなのだと、信じ込んでいた。友里はつま先立ちになって目を閉じて唇を突き出したファニーフェイスを、あっけにとられたADに近づけていた。

「そう…、じゃあ、お言葉に甘えて…」
友里の言葉にまだ納得してないような声を漏らした木村だったが、しゃがみ込んでモゾモゾするとアレをはじめた。

?…、おかしいな…、何してるの?…。
勇気を出した友里がせっかく積極的になって唇を奪われるのを待っているのに、いつまで待っても何もしてこない木村だった。胸のドキドキも収まってつま先立ちが辛くなってきた友里が薄目をあけて様子をうかがうと、足下にしゃがみ込んだ木村が盛んに手を動かしているのが見えた。

「えっ、何してるんですかっ」
おちんちん?…、なんで、そんなこと、…。
その手が握っているのが固くなった陰茎だと気付いた友里は、思わず声を上げていた。木村は友里の足下にしゃがみ込んでスカートをまくり上げ、パンティを見ながらオナニーしていた。
「うっ、バカッ、声が大きいよ」
悲鳴のような大きな声に木村はあわてて立ち上がると友里の口を押さえた。木村に抱きすくめられた格好になった友里は、固くなったおちんちんをおなかに押しつけられていた。

ううっ、この人、変態だったの?…、やだあ、友里、コロされちゃうかも、…。
口をふさがれた苦しさで鼻息を荒くする友里は、恐怖を帯びた目で長身のロン毛男を見上げていた。

「静かにして、いいね、大声、出さないでね、いいね、じゃあ、手を離すから、大声だけは、ダメだよ」
焦って何度も念を押す木村の胸に顔を押しつけられた友里は、セミロングヘアから出た耳でドキドキと激しい鼓動を聞いていた。
この人も、恐いんだ…、大きな声出して、悪かったかな?…。
木村が自分以上に怯えていると感じた友里は、ウンウンとうなずいてやっと開放された。

「はあっ…、でも、それ、なんですか?」
ふうっ、やっと楽になった…、でも、どうして、おちんちん…、おおきくしてるの?…。
気が動転してあわてる木村の小心ぶりに危険はないと警戒する気持ちを緩めた友里だったが、股間から顔を出す固くなったソレがどうにも納得できずに聞いていた。

「へ…、あっ、これっ、ちょっとまって…、てっ、ひいっ、うっ、はあっ」
友里が騒ぎ出さないかビクビクしていた木村は存外冷静な声の調子に一安心したが、恥ずかしい姿を指摘されてあわててソレをしまおうとし、サオをファスナーに挟んでのけぞっていた。

「くすっ、あわてなくていいですよ、もう、バッチリ見ちゃったし」
あらあっ、痛そう…、でも、この人、カワイイかも…、あそこは、かわいくない、けど、ふふっ、…。
自分よりずいぶん大きなカラダをした木村が焦ってジタバタする様子に、友里はすっかり警戒心を解いて笑っていた。

お天気キャスター(7) につづく
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