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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (149) 取り乱した由貴

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女子校生由貴 (149) 取り乱した由貴

ご主人様、優ちゃんと、…。
教室に戻った由貴はなかなかかえってこないタダシを優と二人にしたことを後悔していた。タダシのことを信じたい由貴だったが美人上級生のこともあるし、カワイイ優にタダシがなびくことは十分考えられた。

そんなの、いやっ、…。
エリや美人上級生は自分とは違う大人の女性であり、自分が本妻ならエリたちは性欲を処理するためだけの愛人のようなものだと、自分を納得させてタダシが浮気をしても許そうと考えたが、友達であり自分とよく似ている優とタダシが肌を触れあうなんてことは、どうにもガマンできなかった。

…、でも由貴が、一番のはず…、きっと…、…。
生理でタダシの相手が出来ない自分が恨めしかったが、セーラー服の胸当ての下にあるシルバーリングを触って自らを励ました。

「由貴ちゃん…」
綺麗な声で呼ばれた由貴が振り向くとエリが優しい笑顔で立っていた。
「…なんですか?」
昨日、思いっきり泣きじゃくった顔を見られていた由貴は、エリの笑顔をまともに見られずに恥ずかしそうに目を伏せた。
「ちょっとね…、いい?」
淫らな仕打ちを受けて肉体関係まで強制され、タダシの本性を知ったエリは由貴がヒドイ目にあっているコトを心配していた。由貴が泣いた理由はタダシの高校生らしからぬ異常性欲と関係があると何となく見当がつけていた。

「…どう、元気になった」
由貴の横にミニスカを押さえてしゃがんだエリは、明るい笑顔で由貴の顔をのぞき込んだ。
「…、はい…、昨日は、スイマセンでした」
開いた襟から首から胸にかけて綺麗な素肌がのぞいていた。豊満な乳房のツヤツヤしたナマ肌を見た由貴は、魅力的なナイスバディにジェラシーを感じて笑顔になれなかった。
「…、そう、よかった」
にっこりと笑ったエリだったが、由貴の表情が硬いことが気になっていた。

「…、それで、タダシ君のコトだけど…」
今朝、欲望のはけ口にされた時の痴態が頭に浮かんだエリは、ついタダシの名前を口にしてしまった。
…、由貴のご主人様を、なれなれしく呼ばないで、…。
明るくて気取りのないエリに元々好感を抱いて親しみを感じていた由貴だったが、帰ってこないタダシと優に気持ちがむしゃくしゃして、笑顔のエリに猜疑心を宿した目を向けていた。普段のカワイイ由貴からは想像も出来ない厳しい表情は、生理で精神状態が不安定な上に、優とタダシの疑惑にささくれた気持ちの鬱憤ばらしが出たからだった。

「…せんせい、ご主人様としたの?」
由貴のこわばった表情に気圧されて笑顔をこわばらせたエリに、唇が触れそうに顔を近づけた由貴は、いい匂いに混じってタダシの匂いがするような気がして思わず口走っていた。
「…、由貴ちゃん、落ち着いて、ねっ」
由貴らしくない発言にひるんだエリは、駄々をこねる子供をなだめるように困ったような笑顔を見せると、
「せんせい、オッパイ、大きいモンね」
由貴はまるでケンカを売るような口調で続けた。生理と優のことで心が千々に乱れた由貴は優しく接してくれるエリにすねて甘えていた。

「…、うっ、ううっ、ううっ」
大きな目でエリの優しい顔をにらんでいた由貴は、突然机に突っ伏して泣き出した。
「由貴ちゃん、大丈夫?…、保健室に連れて行くから、授業始まったら先生に、気分が悪くなった、って伝えておいて」
エリは前に座った男子に伝言を頼むと、泣き止まない由貴を立たせて保健室に連れて行った。

「えこひいきはいけないんだけど…、由貴ちゃん、先生、由貴ちゃんのこと大好きよ」
保健室のベッドに並んで座ったエリは、由貴を抱きしめていた。由貴は急に抱きしめられてふっくらした柔らかい胸に顔を埋めていた。
「だから、泣かないで…」
エリはノーマルで女性相手に性的興奮は感じないが、カワイイ妹を心配する姉のような、優しい母性本能のような気持ちを感じて由貴に接していた。

「…うそっ、先生、ご主人様にかわいがってもらってたじゃん」
エリの胸から顔を上げた由貴は、朝の電車からずっとタダシに弄ばれていたエリを思い浮かべてジェラシーで心を焦がすと、涙で濡れた顔を怒らせてにらんでいた。興奮した由貴はエリのオッパイをわしづかみにしていた。
「由貴ちゃん、痛いよ…、ご主人様、ってタダシ君のこと?」
カワイイ手が乳房に食い込むのに、表情を曇らせたエリは、それでも優しく声をかけていた。

「そうよ、由貴の世界一大好きなご主人様っ、だから先生なんかに渡さないっ」
由貴は興奮して涙をいっぱい溜めた大きな目で、エリの顔を見つめた。

女子校生由貴 (150) につづく
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