2ntブログ

== 紗羅 ==

綺羅 (84)結子の誘惑

ろま中男3 作品リスト
綺羅 目次

綺羅 (84)結子の誘惑

「それとも、こっちかしら…」
カラダを曲げて今度は下の収納扉を開けた結子は、前屈するように膝を伸ばしていた。ずり上がったワンピのスソからキレイな丸みを見せる双臀と、それに挟まれた太ももの付け根がプックリ顔を出していた。

お○んこ、丸見え、…。
柔らかさをみせる女体にパンチラを期待した智貴だったが、エッチな汁気で妖しいテカリを放つあそこのナマ肌を見た智貴は、ゴクンとツバを飲み込んでキッチンに響くような大きな音を立てていた。

「わかんないわあ、お父さん、どこかしら?…」
それに気づかないフリをして振り返り、淫靡な雰囲気を漂わせた笑顔を向ける結子は、あわてて新聞紙を広げた智貴の股間がふくれあがっているのを盗み見て、体の線がはっきり出たニットワンピのカラダをくねらせていた。
「あ、ああっ、コーヒーなら、ソコの棚に…」
オドオドして新聞紙に顔を伏せた智貴は、上の棚を指さしていた。

「あんっ、あったあ…」
ニッコリ笑って背を向けた結子は、つま先立ちになってセクシーボイスを漏らすと、手を伸ばしてずり上がったパンピのスソから下尻をはみ出していたが、今度はお尻を突き出してヒタヒタに濡れたあそこまでのぞかせていた。
「すぐに出来ますから、待っててくださいね…、あ、奥さんは、今日お出掛けですか?」
丸いふくらみの頂点までワンピがまくれ上がったお尻をプリプリ振る結子は、ケトルをコンロにかけてコーヒーカップを2つテーブルに並べた。

「妻は、仕事で今日は、帰ってこないんですよ」
セクシーボディが艶めかしく揺れるのを横目で見る智貴は、今日も妻が仕事で遅くなるのを大げさに伝えていた。
「あら、そうなんですか…、お父さんのお仕事、お聞きしていいですか」
智貴の答えに満足そうに笑った結子は、大げさに上体をふせてノーブラの胸をゆさゆさ揺らしながら、カップにインスタントコーヒーを入れていた。

「仕事というのは、おこがましいですが…、文筆業です」
言い方は謙虚だが、文筆業だと自分を紹介する智貴は自慢気だった。
「あらっ、作家先生なんですねっ、どんな本をお書きなんですかっ」
わざとはしゃいで胸をタプタプ揺らした結子は、胸の谷間を見せつけるように智貴の顔をのぞき込んでいた。

なんか、楽しそう…、でも、結子さんに、助けてもらったし…。
改造制服を脱いでミニスカの部屋着に着替えた紗羅は、キッチンから聞こえてくる結子の楽しそうな声にまたジェラシーを感じたが、口を挟むのが躊躇われて何も言わずに、幼い女体にしみついた変態たちの体液を洗い流しにお風呂に向かった。

「こんなモンですが…」
紗羅が廊下を通り過ぎるのに気付いた智貴だったがそれを口には出さずに、コレまで紗羅には決して見せなかった官能小説の単行本を結子の渡した。
「アラ…、ステキですね、読ませて、頂いていいかしら?」
女性の艶めかしい裸体を描いたカバーを外して、いかにも官能小説っぽいタイトルだけの単行本の表紙を見た結子は、意味深に笑って見せるとわざとらしく足を組んで斜めにいすに座り、単行本を開いて目を落とした。

「菜々子は、カラダの線をなぞってくすぐるような男の視線に…、露出狂の興奮を昂ぶらせて、肉感的な女体を火照らせて…」
コーヒーをすする智貴の視線が乳房の突き出た先端や、太ももに突き刺さるのを意識する結子は、わざと声に出して読んでいた。セクシーな声にドキッとした智貴は、あわてて新聞に視線を向けたが、すぐにまた結子の女体を盗み見ていた。

「見られて興奮する変態女の菜々子は、チクチクと突き刺さる視線であそこからいやらしい汁を垂らして、成熟した女体を熱くしていた…、欲望にまみれた男の視線を誘うように、組んでいた足をゆっくりと揃えると、軽く力を入れたヒザを、徐々に開いていった」
朗読を続けてハスキーボイスで智貴の劣情を誘う結子は、かすかに頬を紅潮させて笑うと、小説のとおりに組んでいた足を崩してゆっくりと開いていった。

…、見える、…。
結子のあからさまな誘惑で智貴は淫猥な妄想にとりつかれて身動きできずに、妙な緊張感で音がしないように慎重に呼吸しながら、だんだんとあらわになる太ももの奥の陰に目を奪われていた。

綺羅 (85) につづく
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
関連記事

┃ テーマ:恋愛:エロス:官能小説 ━ ジャンル:小説・文学

┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 10:44:41 ━ Page top ━…‥・

== Comment ==






        
 

== Trackback ==

http://aosaga9.blog.2nt.com/tb.php/1403-73a457eb
 
Prev « ┃ Top ┃ » Next