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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (135) ガールフレンズ

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女子校生由貴 目次

女子校生由貴 (135) ガールフレンズ

「…ちょっ、だめえっ」
太ももに置いた優の手がミニスカに入り込もうとして、由貴は焦り気味に押さえた。

「あっ、ゴメン、生理だったね、…、由貴ちゃんて、柔らかいね」
優は由貴の手を優しくよけるとDカップの胸に当てた。ミニスカを太ももの間に押し込んだ由貴は、セーラー服の胸を優しく愛撫する優を、ビックリしたような大きな目で見つめていた。由貴の大きな瞳に青い空が映り込んで、白い雲が右から左にゆっくりと流れた。

「…、ぷっ、冗談だよおっ、…、でも、タダシ君に、こうして触らせてあげてるんでしょ」
真顔で由貴の胸をパフパフしていた優は急に笑い出した。胸に当てた手は相変わらず柔らかいふくらみの感触を楽しんでいた。
「もうっ、優ちゃんっ、…、えいっ」
優の楽しそうな笑顔に由貴も笑顔になってチョットにらむように見つめると、優の胸に手を当てた。
「…、きゃあっ、きゃっ、きゃっ」
ふざけて優の胸の柔らかさを楽しむ由貴に、優も負けずに両手で揉み返した。ふざけているウチに後ろに倒れ込んだふたりは、キャアキャア黄色い声を上げながらお互いのカラダをまさぐり続けた。

「はあっ、…なんか、変な気分になってきちゃった」
急に手の動きを止めた優が真顔になって由貴を見つめた。湿ったため息を吹き出したカワイイ唇が、艶っぽい声で由貴の耳をくすぐっていた。
「…、由貴も…、なんかヘン…」
由貴が大きな目を潤ませて優の目をじっと見つめていた。ふたりはお互いの手で柔らかいふくらみを感じながら見つめ合っていた。

「…、でも、生理だからっ」
由貴は起きあがり体育座りすると遠くの景色に目を向けて、明るい笑顔であっけらかんとした声を漏らした。
「そっかあっ、生理じゃ、しょうがないよね」
優も由貴の隣に座って前を向いたまま残念そうな顔を作ったが、すぐに楽しそうに笑った。

「…、ねえ、優ちゃん、女の子が好きなの?」
優の横顔を見た由貴は、優のつるんとしたおでこをチラ見して聞いた。
「?…、由貴ちゃん、カワイイから、…、食べちゃいたいっ」
由貴の言葉に遠くを見て考え込むような顔をした優は、すぐに由貴に顔を向けてニンマリ笑って抱きつくと、由貴のカラダをくすぐっていた。
「きゃあっ、きゃっ、食べられちゃううっ」
胸や脇腹をくすぐられた由貴は、くすぐったそうにカラダをよじりながら、きゃあきゃあ、声を上げて、優に抱きついてじゃれ合っていた。

「…、私って、へん?」
ふざけるのをやめて、急に真顔になった優が由貴の楽しそうな笑顔をじっと見ていた。
「?…、ヘンじゃないよ、…優ちゃんは、カワイイ女の子だよ」
迷子の子供のような優の顔につかのま見入ってしまった由貴だったが、ニッコリ笑って応えた。
「…、ありがと」
由貴の笑顔に癒されたように、かすかに笑った優は目を潤ませていた。前を向いた優はなにかつぶやいていた。

その声はだんだん大きくなって、歌だとわかった。由貴は透き通るようなしかし切ない歌声を黙って聞いていた。

そう、みんなが言ったとおり、先は見えてたの、あの恋はついにこわれたわ
想い出のせいじゃなく、悲しかったのは、けなげだったあの自分のせい、…

ふられた私につけ込む誰かを、今日はけちらして

女だけでくり出せば、暮れてゆく街に、あざやかな光、踊り出すよ、…
そう、みんなが同じよに、昔の笑顔はもう幼すぎて作れない

想い出のせいじゃなく、悲しかったのは、やさしすぎるから、あなたたちが

由貴はこの曲を知らなかったが、なんとなく優にあったことや今の気持ちがわかった気がした。
「…はあっ、そろそろ戻ろうか」
顔をぬぐって大きくため息をついた優が、由貴にニッコリ笑った。
「…、そうだね」
由貴も優しく笑った。ふたりはじゃれ合いながら教室に戻った。

女子校生由貴 (136) につづく
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