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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (265)宴の序章

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女子校生由貴 目次

女子校生由貴 (265)宴の序章

おっ、由貴のヤツ、今日はハイレグか?…、ホントに終わったんだな、…。
望遠鏡で着替えする由貴の部屋を覗くタダシは、生地の少ないピンクのハイレグパンティにまだ子供っぽさの残った足を通す由貴に、生理は本当に終わったのだろうと想像していた。

「…、おい、見てるぞ」
接眼レンズに目を当てたまま、タダシはケータイに手を伸ばすと由貴に電話した。
「あ…、ご主人様、おはようございます」
ケータイからは由貴のうれしそうな声が漏れてきた。望遠鏡の先にはパンティ一枚のあられもない姿で天真爛漫に笑って手を振る由貴がいた。大きめの乳房がプルプル揺れるのが望遠鏡を覗いていてもわかった。

「ああ、オヤジと来るの忘れるなよ、オレは駅で待ってるからな」
淫らなたくらみを秘めたタダシは、陰湿な笑い声混じりに段取りを確認していた。
「はい…、お父さんと一緒に行きます、えへへっ」
ご主人様、お父さんに…、何、言うのかな、へへへっ、…。
恋人が父親に結婚の挨拶をするシーンを想像して浮ついた妄想をふくらませる由貴が、うれしそうに応えるとケータイは切れた。これから起こるであろう狂態はまだタダシだけの胸の内にあった。

タダシは朝ご飯をかき込むとすぐに家を出て自転車で駅に向かった。

ご主人様は、どこかな?…。
そのころエリを乗せた電車がタダシの駅に到着した。エッチな下着を装着した魅惑的な女体に小悪魔ageha系のスーツをまとったエリは、ホームに降りるとタダシの姿を探してキョロキョロしたが、
まだ、早いモンね、…。
いつもより20分は早い時間を意識して、せっかちな自分に苦笑していた。

あんっ、…、ああっ…、恥ずかしい、…。
春の朝の風がワインレッドのガーターキャミに吊られたレーストップストッキングと、Gストパンティの間の太もものナマ肌をなでて股間をひんやりさせた。冷たい春風に火照った女体を意識したエリは恥ずかしそうに顔を伏せた。

エリのそばに立って電車を待つリーマン風のオジサンは、妖しい色気を漂わせるエリをキャバクラ勤めの帰りだと勘違いして、一緒の電車に乗る幸せを妄想していた。しかし電車が到着しても乗るそぶりのないエリは、満員電車でキャバ嬢とカラダを密着させる妄想を抱いていたオジサンをガッカリさせた。

あ、来たっ、…。
おじさんたちの視線で露出狂の性根を煽られていたエリが、最愛の人に会う期待に胸を躍らせていると10分ほどしてタダシが現れた。豊満な胸を少女のようにドキドキさせたエリは、カツカツとヒールの音を軽やかに響かせて駆け寄った。
「…、おはようございます」
教師である美貌のマゾ奴隷はサディステックな暴君の顔を隠す生徒に丁寧に挨拶した。
「おう…、いいぞ、キャバクラの指名ナンバーワンだ、って言われても信じるぞ」
エッチな雰囲気を漂わせるエリのファッションにニンマリ笑ったタダシがつぶやいた。

キャバクラ?…、え…、そうなの?…、また、佐藤先生に、怒られちゃう、…。
そんなつもりの全くなかったエリは、タダシの客観的な指摘に今日の装いが風俗嬢のように見えるのだと痛感して、ちょっとショックを受けた。
でも、ああ…、見られてる…、良かった、ご主人様、喜んでる、…。
しかしタダシの視線が女体のスミからスミまで絡みつくのを感じて、エリは成熟した女体をうれしそうに震わせた。ご主人様の命令を全うしたと思い込んで幸せをかみしめたマゾ奴隷は、露出狂の血を熱くしてほんわかした幸せな気分に包まれていた。

「下着もエッチだろうな、見せてみろ」
ウットリした笑顔を向けるエリのお尻にタッチしたタダシはエリの耳元でささやいた。
「え…、ここでですか?」
タダシの冷たい言葉にマゾ奴隷の性根を熱くしたエリは、公衆の面前で下着をさらす恥ずかしい姿を想像してGストパンティが食い込んだ股間を湿らせていた。
「…、こっち来い」
七分袖の腕を引っ張って階段下のフェンスにエリの体を押しつけたタダシは
「見せろ…」
周りの視線を意識してモジモジする露出狂女に命令した。

「はあ…、はい」
顔を伏せて小さく湿った吐息を漏らしたエリはタダシにだけ見えるように、プリーツスカートをまくり上げた。ワレメに食い込んで綺麗な丸い曲線に沿うようなGストパンティのひもだけが、ハダカのハダカのお尻を隠していた。
「この、エロ教師が…」
ニンマリ笑ったタダシはガーターストラップを引っ張った指を離して、ツヤツヤしたお尻の肉がパチンとはじける音をたてさせた。

「あん…、恥ずかしい、です」
軽い破裂音にあわててプリーツスカートを下げたエリは、恥ずかしそうに笑ってタダシを見つめた。
「ふん…」
タダシはエリのうれし恥ずかしな表情を無視してカラダを密着させると、ミニスカに手を入れて湿り気を帯びた股間をまさぐっていた。
「ああ…」
ホームにまばらに立つリーマンスーツの背中が、痴態をさらす自分に意識を向けているような気がして、エリはミニスカに入り込んだ手を隠すようにタダシに発情した熱い女体を押しつけていた。

その少し前、由貴は浩太朗のこぐ自転車の後ろに足を揃えて乗って広い背中にしがみついていた。いとしいタダシにもうじきあえるうれしさで心を弾ませて、まだ冷たい春風になでられた顔に自然に微笑を浮かべていた。

「いってきます、おとうさん、乗せてね」
朝食を終えた由貴は八重子にうれしそうな笑顔でお出掛けを告げると、浩太朗に自転車の二人乗りをおねだりしていた。
「おおっ、しっかり、つかまってろよ」
ご機嫌な娘と一緒に朝食を取った浩太朗もご機嫌だった。娘を後ろに乗せて自転車に乗るのにウキウキしていた。タダシの淫らなたくらみが待っているとも知らずに、幸せそうな父娘は二人乗りの自転車で駅に向かっていた。

女子校生由貴(266) につづく
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