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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (257)駐輪場の愁嘆場

裏ろま中男 作品リスト
女子校生由貴 目次

女子校生由貴 (257)駐輪場の愁嘆場

電車が駅に着くとタダシは寄りかかる由貴にかまわずに立ち上がった。

「あうっ、ひゃうっ、まって…」
支えの無くなった由貴は座席にコテンと横になるとノーパンを思いだして顔を熱くした。スソがまくれたミニスカを押さえながら由貴はあわててタダシを追って電車を降りた。ずんずん歩いていくタダシに由貴はミニスカを押さえながらパタパタ走っていた。
「はあ…」
ひとけのない駐輪場でやっと追いついた由貴が息を弾ませていると
「チューさせろ」
いきなり振り返ったタダシが由貴の顔に迫ってきた。

「へ…、あ、ああっ、はう」
唇を押しつけられた由貴はビックリしたように目を見開いたが、ウットリして目を閉じてカラダを預けるとイヤらしく背中やお尻を這い回る手にエッチな気持ちを煽られてあそこを熱くしていた。
「これか…」
プルプルした唇をむさぼるタダシはむっちりした股間のナマ肌の間に手を差し込んで、タンポンのひもを引っ張った。
「うひ…、あ、あの…」
ふくらんだタンポンをいきなり抜かれてナカの粘膜をコスられた由貴はビックリしてのけぞり、口を離すと指先に白いひもをぶら下げてイヤらしく笑うタダシを真っ赤になって見ていた。

「…、なんだ、もう、終わってるんだろ」
経血のヨゴレのない白い綿の固まりを見たタダシがつまらなそうにつぶやいた。
「そうみたい、ですね…」
放課後にトイレで入れ替えたときもほとんど汚れてなかったので、生理が終わりそうだと思っていた。しかし生理中はバイ菌が入りやすいのでタダシから求められない予防線のつもりでタンポンを入れていた由貴は、本心ではタダシに愛して欲しい強い気持ちがせめぎ合って複雑な表情を浮かべた。

「おまえ、ウソついたのか」
困惑した表情の由貴に拒絶された気がしたタダシは本気で怒って由貴の顔をにらみつけた。
「…、ひ、あっ、違います…、由貴も、して欲しい」
怒りの形相にオシッコを漏らしそうになった由貴は、懸命に言い訳したがそう言うのが精一杯だった。
「おまえ、オレとしたくないんだろっ」
予防線としてそうした由貴の気持ちを敏感に感じ取ったタダシは、感情のまま怒鳴りつけていた。

「…、ご主人様…、誰か、来ちゃう」
感情を押さえないタダシにギュッと抱きついた由貴は、騒ぎになるのを恐れていた。
「一生オレの奴隷じゃなかったのかっ」
沸々とわき上がる感情の歯止めが利かなくなったタダシは乱暴に由貴の顔を引き上げると、憎々しげににらみつけた。
「そうです…、由貴はご主人様の奴隷です…、由貴はご主人様のモノです、だから、お願い、落ち着いて」
怒りを帯びた目をひん剥いてにらみつけるタダシの形相が怖くて、しっとりしたナマ肌の太ももをプルプルと震わせた由貴は、しかし懸命に笑顔を作ってタダシをなだめようとした。

「じゃあ、ここでシャブれ…」
痛々しい笑顔に少し気持ちが静まったタダシは、それでも無理難題をつきつけた。
「…、はい」
誰か来そうで気が気でない由貴だったが、今はタダシに落ち着いてもらうのが最優先だと思って、ムッチリした太ももをピッタリ合わせてしゃがみ込むとファスナーをおろした。
「…、誰か来たぞ」
かいがいしく奉仕して忠誠を示そうとする由貴の姿に、妄想じみた思い込みで激高して取り乱した自分にバツが悪くなったタダシはデタラメを口走った。

「えっ、やだっ…」
社会の窓に手を入れた由貴はタダシの声にあわてて立ち上がると、胸に顔を埋めて抱きついていた。
「うそだ…、悪かったな、疑って」
腕の中でかすかに震えるカラダを優しくなでたタダシは、申し訳なさそうにつぶやいた。

「え…、いいんです、生理になっちゃった由貴が、悪いんだもん…、あの…、生理中はバイ菌が入りやすいから、しちゃイケナイって、ネットに書いてあって…、でも…、ホントは、由貴…、ご主人様に…、して欲しくて…、早く、終わって、欲しくて…、なのに、ご主人様…、エリ先生や、優ちゃんに…、ううっ…、辛くて、悔しく、て…、うっ、ううっ、ゴメンなさい、うっ、でも…、他の女の子に、うっ…、もう、ひいん…、しないでっ」
落ち着いたタダシの声に安心した由貴はカワイイ笑顔を見せた。女の子のカラダのことが分かって欲しくて説明しはじめたが、だんだん感情が高ぶって心の奥に押し込めていた怒りや悔しさがあふれてきて、気持ちの抑えが利かなくなった由貴は、本気で泣き出して言葉が次々に出てきて止まらなくなった。

「…、あ、ああ、わかった、だから落ち着け、な」
立場が逆転して感情をあらわにする由貴にすっかり冷静さを取り戻したタダシは、あの癇癪が爆発するのを恐れて優しく背中をさすっていた。
「うっ、うん…、ねえ、ひっ、ご主人様、うっ、由貴のこと、好き?」
優しく愛撫された由貴は少し落ち着いて、嗚咽混じりに甘えた声を漏らして妖しい視線を投げかけていた。
「あ…、ああっ、好きだぞ」
すがりつく幼い女体が漂わす妖艶な雰囲気に癇癪が爆発する臨界点に近いコトを感じたタダシは、なだめようと懸命に笑顔を作っていた。
「うっ、ひっ、えへ…、由貴も、ひっ、ご主人様が、世界一、好き、えへへっ」
タダシの好きにうれしそうに泣き笑いの顔を輝かせた由貴は、甘えて抱きついていた。

「ああ…、オレも、世界一、おまえが好きだ」
何となくお互いの気持ちを確認した気になったタダシは、寄りかかってまだ止まらない嗚咽でかすかに震える由貴の柔らかいカラダを、力を込めて抱きしめていた。

女子校生由貴(258) につづく
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