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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (255)酔っぱらい

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女子校生由貴 目次

女子校生由貴 (255)酔っぱらい

「うるさい、黙れっ、変態教師っ」
由貴の知りたくない事実を知って軽蔑してもやっぱり惚れた弱みで強く出られないウップンを、優はエリに向かって発散していた。

「え…、うん、青井さん、ゴメンなさい」
優の暴言にどMの美人教師はマゾ奴隷の血を熱くして被虐心を昂ぶらせたが、とりあえず謝っていた。
「優ちゃん、先生に、ひどいこと言わないで、謝って」
ケンカなんて今までしたことのない由貴は優に軽くひねられていたが、それでも気持ちだけは負けずにキッとした目で優をにらんでいた。
「いいのよ、由貴ちゃん…、青井さんの、言うとおりだから」
かばってくれる由貴に優しく笑ったエリは、組み合う二人を離そうとした。

「触るな、汚らわしいっ」
由貴には手加減していた優だったが、エリの手が触れるとおぞましさに思いっきり突き飛ばした。
「きゃっ…」
エリはしりもちをついてノーパンのあそこを丸出しにしてM字開脚していた。
「…、いい格好、変態教師にお似合いだよ」
上目遣いにオドオドした視線を向けるエリに、少し心の痛んだ優だったがそれをごまかそうと乱暴な言葉を吐きかけた。

「優ちゃんっ」
エリが突き飛ばされて思わずカッとなった由貴は自由になった手で、優の頬を打っていた。
「由貴ちゃん…」
頬をはたかれて呆然とした優はぶたれた頬を押さえて無表情に由貴を見つめていた。
「あ…」
叩いた由貴も同じようにビックリしていたが
「ゴメン、優ちゃん、痛かった?…」
叩いた手の痛さで我に返って優の手の上から頬に手を当てた。

「う…、うわ?ん、ううっ、わあっ、ああっ」
由貴を見つめる優の目にみるみる涙が溜まって、小さく嗚咽を漏らしたのをきっかけに堰を切ったように大声で泣き出した。
「え…、あ、ゴメン、優ちゃん、泣かないで」
大声で泣きだした優にビックリしたが、抱きついて泣きじゃくる震える背中を由貴は優しくなでていた。
「由貴ちゃん…、青井さん、どうしたの?」
おっぴろげた股間に両手でミニスカを押し込んで隠したなんちゃってセーラー服の美人教師は、優が泣き出した理由が分からずに、素になって聞いていた。

「うるせえな…、由貴、そろそろ帰るか」
トイレから出てきたタダシが急に帰ると言いだした。
「ええっ、帰っちゃうの、だったら由里子も」
由里子はタダシにすがりつくと股間に手を当ててマッサージしていた。
「おまえは、ココにいろ」
「なんで…」
「酔いを覚ましてから帰れ、優もだ」
「ええっ、やだあっ…、もう、飲んでやるっ」
タダシの有無を言わせない強い視線から目をそらした由里子は、コップになみなみとウィスキーを注ぐとまた一気飲みした。

「優ちゃん…、飲んでたの?」
タダシの言葉に由貴が優の顔をのぞき込むと
「ゴメン…、飲んじゃった…」
さっきまで泣きじゃくっていた優が、いつものオヤジ笑いでだらしなく顔をゆるめて由貴を見た。未成年だとエラそうに言っていた優だが、タダシの指にイカされた恥ずかしさを紛らわせようと、由貴に隠れてこっそりコップを空けていた。
「それで…」
床に座り込んでいたエリは優があんなに乱れた理由がやっと分かった。

「エリ、面倒見てやれよ」
そう言い残してタダシは部屋から出て行った。
「せんせい、ごめんね…」
酔った二人を置き去りにするのに後ろ髪を引かれた由貴も、結局タダシの後を追って出て行った。
「え…、泊まってくれないの…」
とっくに姿を消したタダシにエリはなんだか分からずに一人言をつぶやいてた。

「そうだ、明日、駅のホームで待ってろよ」
引き返してきたタダシがドアから顔出してそれだけ言うとまた姿を消した。
「え…、いっちゃうの…」
帰ってきてくれたとヌカ喜びしたエリは、ガックリと肩を落とした。

いつまでも落ち込んでもいられないので気を取り直したエリは、教師の顔に戻って優と由里子の自宅に連絡した。二人の母親に自分の部屋に泊めることを説得したあと、飲んだくれてクダを巻く二人の酒の肴になってセーラー服姿のまま弄ばれたが、どMの美人教師はそれなりに幸せだった。

ついでに酔っぱらった由里子にそそのかされて、優も酔った勢いで浣腸を経験していた。

「ご主人様…、良かったんですか」
二人きりになれてうれしい由貴だったが、やっぱり二人のことが気になって聞いていた。
「エリが、何とかするだろ、あんなに飲んでたら、今日は帰れないだろ」
朝からやっと二人きりになれたタダシも実はうれしかったが、それを顔に出さないようにしていた。
「でも、由貴、うれしいです」
タダシの言葉に安心した由貴は、駅までの暗い夜道でタダシの腕にすがりついてうれしそうに笑っていた。

「由貴、終わったのか…」
腕に押しつけられた胸にムラムラしたタダシは由貴のノーパンのお尻をまさぐった。
「あんっ…、ごめんなさい…、まだです…」
暗いとはいえ往来でお尻のナマ肌をまさぐられた由貴は、恥ずかしさと申し訳なさで小さな声でつぶやいた。

「しょうがねえな、明日までに気合いで終わらせろ」
不機嫌そうなフリをしたタダシは、ふざけてデタラメを口走っていたが
「はい…」
明日までに、終わりますように、…。
由貴はまともに受け取って生理が終わるように念を込めていた。真剣な顔でブツブツつぶやく由貴にタダシは笑い出しそうになるのを懸命に堪えていた。

女子校生由貴(256) につづく
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