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天然少女アキナ (6)新しい彼氏

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天然少女アキナ (6)新しい彼氏

電車が駅に到着して痴漢強姦イケメン青年は
ダランとなった息子をあたふたとしまった。

アキナが持っているカバンを引っ張ると、
満員電車のドアが開くと同時に逃げだそうとした。

きゃんっ、…、逃がさないんだから、…。
あうっ、きゃっ、ひいっ、ううっ、…。
いつもより、1本遅いだけで、こんなに混んでるんだ、…。
あっ、逃がさないわよ、えいっ、…。

降りようとする客にもみくちゃにされながら、
アキナはカバンをつかんで手を離さなかった。

どさくさに紛れてアキナのお尻をまさぐるスケベオヤジがいたが、
いい年をした礼儀知らずの不心得モノは
手のひらにベットリと粘り気のお土産をもらっていた。

「…待ってよ、黙っていく気?」
ヤリ逃げなんて、許さないわよ、…。
アキナに、あんなこと、しといて、逃げようなんて、…。
甘いよ…、行かせないんだから、…。

降りた客と同じかそれ以上の大量の乗客を飲み込んだ電車が発車して、
しばらくしてホームが落ち着くとアキナはカバンを引っ張って青年をにらんだ。

「なんだよ、離せっ」
青年が強引にカバンを引っ張ると、
つんのめったアキナは青年に抱きついていた。
バランスを崩したセーラー服美少女のミニスカがまくれ上がって、
あやうくパンティをおろしたお尻を丸出しにするところだった。

「…、皆さん、この人、痴漢です」
絶対、逃がさなんだからっ、…。

青年にしがみついてお尻が見えそうなアキナは
たくましい胸で顔を上げて、
上目遣いで笑うと大声を張り上げた。

「…バカッ、…、あっ、違います、ふざけただけです…、なっ」
アキナの声に周りの客が注目すると、
青年は慌ててアキナの口をふさいで言い訳すると、
苦笑いしながらアキナにウィンクした。

「…、ふざけてたんです、お騒がせして、すいません」
おにいさんのくせに、慌てちゃって…、結構カワイイかも、…。
だけど、早漏、なんだよね、…。まあ、しょうがないか…。

青年がウィンクして目配せする顔がかっこよかったので、
アキナは青年に合わせて視線を向ける周りの人に謝った。

「…、だけど、ホントは、痴漢だよね…」
青年のたくましいカラダに抱きついたアキナが耳元でささやくと
「ゆする気か?」
首に手を回すセーラー服美少女を引きはがした青年は、
真剣な顔で可愛い笑顔を浮かべるアキナを見つめた。

何、言っちゃってるのかなあっ、…。
おにいさん、案外、小心者?…。
エッチはあんなに大胆だったのに…。

「ゆするって何のこと?…」
「恋人同士なら、電車の中だろうが、何しても犯罪じゃないよね」
アキナの意味深な笑いに、青年は真意を測りかねていたが
「…、オレがおまえの彼氏になれば、いいのか?」
用心深そうな目でアキナのカワイイ笑顔を見ていた。

「…、そういうこと」
痴漢の強姦魔で早漏だけど、見ただけなら、わかんないし、…。
背高くてカッコイイし、イケメンだもん、彼氏になってもらおっ、…。

アキナがカワイイポーズでニコニコ応えても、
まだ青年は疑り深い目でセーラー服美少女を見ていた。

天然少女アキナ (7) につづく
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