ろま中男3 作品リスト女子校生アヤ 目次女子校生アヤ (97)沙由紀
「…んがっ、があっ…」
そのころアヤと美咲が女の戦いを繰り広げているなどとは全く思いもしない透は、弁当を平らげたあと机に突っ伏して、のんきに美咲のたわわな胸に顔を埋める夢を見ながら股間をふくらませていた。
…、やだ…、大きい、…。
窓際アヤの後ろの席で、沙由紀は隣でいびきをかく透の股間を時折チラ見しては、赤らめた頬を両手で押さえていた。
…、いっしょだ、…。
妄想癖があるのはアヤと同じだが、内向的でおとなしい加藤沙由紀はいてもいなくてわからないような影の薄い存在で、まだ友達ができずにひとりさびしく弁当を食べたが、となりの透がひとりで弁当を食べるのに何となく仲間意識を感じていた。
入学して席が隣同士になった沙由紀は、見た目ぱっとしない透に何となく自分に近いモノを感じて親近感を持っていたが、まだ口を利いたことはなかった。アヤにばかり目を向けていた透も沙由紀の存在は全く眼中になく、名前もまだ覚えてなかった。
昼休みが終わって日本史の佐藤が来ても透は寝たままだった。
起こした方が、いいのかな、…。
始業の挨拶でものんきにいびきをかく透に、沙由紀は声をかけるべきか逡巡して落ちつきなく視線を泳がせていた。
先に席を立ったら負けのような気がして、結局昼休みが終わるまで生徒指導室で美咲と向かい合っていたアヤは、チャイムが鳴る直前に教室に戻ってきた。
なにやってるの…、このバカは、…。
授業が始まっても惰眠をむさぼり続ける透を起こそうと、アヤが振り返ると
「…、キミ、授業始まったわよ…、え…」
私の授業で寝るなんて、いい根性ね…、えっ、この子…、おっきい…。
お色気教師の佐藤が来てイライラした表情で透の肩を揺らした。しかしふと視線を下に向けると巨大にふくれあがった股間に目を奪われた。
「…、あ…、オッパイ」
夢の中で美咲のオッパイに顔を埋めていた透は、居眠りする生徒の顔をのぞき込む佐藤の大きく開いたブラウスから溢れそうな、二つの巨大な水マリに寝ぼけて顔をすりつけていた。
「きゃっ、なにするの」
なっ、なんなの…、こんなとこで…、やだっ…。
大きく開いた胸元からあふれそうな胸のナマ肌に顔を埋められた佐藤は、思わず透を突き飛ばしていた。
「…イタイッ」
沙由紀の足下に転んだ透は、ギブスで固めて痛くないはずの左手を押さえて痛がっていたが、ビックリして立ちあがった沙由紀の、モロパンするスカートの中を床に仰向けになってのぞいていた。
やっぱり、大きい、…。
沙由紀は股間に注がれる透の視線からスカートを押さえて隠そうともせず、仰向けになって巨大なテントを張る透の股間を見つめていた。
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