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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (110) 奴隷1号の座

裏ろま中男 作品リスト
女子校生由貴 目次

女子校生由貴 (110) 奴隷1号の座

懸命にお口のご奉仕を続ける洋子を見下ろして、調教の第一段階が終了したことにご主人様気取りのタダシは満足していた。

「一緒に帰るから、校門で待ってろ」
憐れな性奴隷に身を堕とした上級生に、タダシは無表情に声をかけた。
「…、はい、ご主人様」
涙のにじんだ目で見上げた洋子は息子から色っぽい唇を離した。そこには男を見下すようなフェロモン上級生の面影はなく、暴君に支配されたか弱いマゾ奴隷がいた。タダシは皮肉っぽい笑いを浮かべるとズボンをはいて一人でその場を立ち去った。

「…、はあ」
屋上の一段高い屋根に一人残された洋子は、タダシに目覚めさせられた女体の奥深くで脈打つ性奴隷の血に半ばとまどいながら、湿った溜め息を漏らした。脱ぎ散らかした制服を身につけると春の暖かい陽光に照らされた洋子はタバコをくわえて火を付け、震える唇から白い息を吐き出した。

教室に戻ったタダシはまだ5時間目の授業にこっそり潜り込むと、一番後ろの自分の机に突っ伏してすぐに居眠りを始めた。

どこ、行ってたんだろう?、…。
後ろでコソコソと席に着くタダシに注意を向けていた由貴はすぐに寝息を立て始めたタダシに、なんとなく不安を感じた。不意に美人上級生の顔が浮かんだが、由貴の意識はムリヤリそれを打ち消そうとした。

休み時間になってタダシが声をかけてくるのを待って、席に座ったまま背中に意識を向けていた由貴だったが、タダシはずっと寝たままだった。6時間目も結局寝たままだったタダシは、放課後に一緒に帰ろうとモジモジしている由貴に、周りからわからないように弁当箱を渡すと
「…、今日はひとりで帰れ」
とささやいた。

嫌われた?、…。
入学式の日から毎日一緒に帰っていた由貴は、タダシの冷たい言葉で絶望に突き落とされて、その場に立ちつくした。落ち込む由貴を尻目にタダシはさっさと教室を出て行った。

教室を出て行くタダシの背中を涙でにじんだ目でぼんやり見ていた由貴は、
由貴が、生理になったから?、…。
セックスできない自分が用済みになった気がして、一段と落ち込んでその場でへたり込んでしまいそうなカラダを由貴は何とか支えていた。力なくカバンを手にとって教室を出ると小さく見えるタダシの後ろ姿を追った。

…、美人さんだっ、…。
よろよろと頼りなく歩きながらタダシに遅れまいと懸命に足を前に出して追いかける由貴は、下駄箱で靴を履いてタダシを探すと、校門で3年生の教室で見かけた美人上級生と話すタダシを見つけた。

嫌われ、ちゃった、…。
立ちつくした由貴は大きな目からあふれる涙でタダシの姿がゆがんで見えた。ふたりはすぐに歩き出して由貴の視界から姿を消した。うつむいた由貴はあふれる涙が止められずにポロポロと涙を落としていた。

由貴が見ていたことに全く気づいていないタダシは、うつむき加減に歩く洋子のナイスバディにイヤラシイ視線を向けながら、洋子をさらに辱めるマゾ奴隷調教を妄想していた。駅までの下り坂を足早に歩きながら、洋子がパンティをはいているか知りたくなって
「…パンティ、はいてるか?」
ごく普通の調子で聞いた。
「!…、いいえ…」
周りに聞かれた気がして恥ずかしくてオドオドする洋子は、やっと聞き取れるくらいの声で応えた。

自らの唾液でベチョベチョになったパンティをはいていたら、それはまた責める口実になったが、ノーパンの方が責めやすいのにニンマリしたタダシは
「…、ここでスカートめくりあげたら、人気者だぞ」
ミニスカのお尻を軽くタッチしながら、耳元に熱い息を吹きかけながらささやいた。
「…やめて」
ミニスカを前から押さえた洋子は、公衆の面前でお尻を丸出しにするはしたない姿を想像すると、羞恥心に女体の芯を焦がされて股間のスジを潤ませていた。

「…、やめてください、ご主人様…、だろう」
タダシが低いこもった声でささやくと
「や、…、申し訳、ありません、ご主人様」
ミニスカをつかんだ手をぎゅっと握った洋子は、屈辱感でナイスバディをブルブル震わせて消え入りそうな声で応えた。
「…今度間違ったら、本当にスカートめくりあげるからな」
顔をのぞき込んで憎々しげな表情を見せるタダシに、洋子は軽くお漏らししてナマ足の太ももを湿らせた。

「…でも、恥ずかしいノーパンを自分からする、奴隷根性はほめてやる」
表情をゆるめてイヤらしく笑うタダシに、洋子はホッと息を吐くと、くすぐられた嗜虐心にスジから蜜をあふれさせていた。今日開眼させられたばかりのマゾの本性は完全に洋子を支配していた。

女子校生由貴 (111) につづく
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