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女子校生アヤ (78)透の優しさ

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女子校生アヤ (78)透の優しさ

「…、コーヒー飲む?」
美咲がいつもの笑顔をむけると、うん、と透はうなずいた。ケトルを火にかけた美咲は、泣いた理由など詮索せずにただそばにいてくれるだけの透がうれしくて、目のハシに透を見てかすかに笑みを浮かべていた。

「…、ずっと待ってたの?」
学生服のままの透は家に戻ってから来たようには見えないし、きっと美咲が病院にいるときから、待っていたのだろうと美咲は思った。

実際そのとおりで美咲のアパートについた時は留守で、ドアの前でずっと待っているのも変だと思った透はアパートの前の通りで待っていた。帰ってきた美咲の姿を見て急いでドアの前にきたが、すぐにシャワーを浴びはじめた美咲は呼び鈴の音が聞こえずに、透は換気扇から漏れる湯気を眺めながらシャワーが終わるまでまた通りで待っていた。
「…」
しかしそれをいちいち説明するような透ではないので、問いかける美咲に照れたように笑った。

どうして?…、こんな子供に…、私、惹かれてる、…。
美咲はこのさえない少年の素朴な笑顔に惹かれていた。肉体の喜びのせいだと割り切っていたつもりの美咲は、透の優しさにふれて胸が高鳴るのを抑えられなかった。じっと見つめる美人教師に、透ははにかんで顔を伏せた。
この子のこと、本当に好きなのかしら、…。
ケトルの火を止めた美咲はコーヒーをいれると透の対面に座って、かすかに立ち上る湯気の向こうに、うつむき加減にコーヒーをすする透を見つめていた。

「…ミルク、いれなくていいの?」
美咲が声をかけると、透は照れたように笑って半分ほど飲み干したカップにミルクを入れた。じっと見つめる美人教師の視線に透は緊張してミルクにまで気が回らなかったのだが、美咲はそれに気づいてなかった。
「…」
コーヒーを飲み干した透はバスローブのエリからのぞく胸の谷間を見つめて、スケベそうな笑いを浮かべた。透の熱い視線にハッとなった美咲は胸の素肌に突き刺さる透のスケベ光線に、下半身を熱くして足を組んだナマ太ももをモジモジさせたが
「…ごめんね、今日はできないの」
ふくらんだ股間をチラ見した美咲は申し訳なさそうに顔を伏せた。

「口で…、良かったら…、する?」
股間は元気なままだが美咲に拒絶され、すっかりしおれて哀愁を漂わせた透の視線に、震えるチワワの幻影を見た美咲がかわいそうになって声をかけると、透はうれしそうに顔を輝かせた。
「ぷっ…、じゃあ、脱いで…」
見事な表情の変わりように吹き出した美咲に、透は立ち上がって片手でもどかしそうにズボンを下ろした。
「ゴメン、わたし、するから、…」
…、やっぱり、おおきいわ…、見てるだけで、濡れて、来ちゃう、…。
ギブスの透の足からズボンを抜いた美咲は、目の前でふくれあがるブリーフにコクンと喉を鳴らして、湿った息を漏らした。

同じ、おちんちん、なのに…、どうしてこうも、違うのかしら、…。
ブリーフを下ろすと堂々と存在感を示すそれが現れた。思わず粗チンと比べた美咲は忌々しい思い出を振り払うように髪を乱して頭を振ると、甘い吐息を吹きかけながら色っぽい厚めの唇でそれの先端にキスした。

女子校生アヤ (79) につづく

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