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女子校生アヤ (69)おだやかな応酬

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女子校生アヤ (69)おだやかな応酬

あんなに短いスカートはいて、やっぱりエロ教師だわ、…。
アヤはナマ太ももをさらす美咲に軽蔑のまなざしを送っていたが、
男子に、コビ売ってるだけじゃん…、えっ、…。
背中を向けた美咲のお尻のバック開きからピンクの2段レースがのぞいて、不覚にもカワイイと思ってしまった。アヤはそんな気持ちを無かったことにしようとするかのように、よりキツイ視線を浴びせていた。

…、小娘、悔しがってるわ、…。
アヤの厳しい視線にわざとお尻を向けた美咲は、年中セーラー服で着たきり雀のアヤの動揺を敏感に感じ取って優越感に浸ってうつむき加減の透に目を転じた。
「はあ、…」
見てる…、エッチな、透君…。
ミニスカの奥を透視するような透の粘っこい視線に、女体の芯を刺激された美咲は股間を湿らせて小さくため息をついた。他の男子も美咲の色っぽいナマ太ももを淫靡な妄想を浮かべて眺めていたが、今の美咲にとってエキストラ同様のその他大勢だった。

HRが終って廊下に出た美咲はアヤを呼んだ。
「お母さんに、話してくれた?」
悪いコトした娘は…、お母さんに怒られれば、いいのよ、…。
アヤが透のケガを親に話したか確認すると、
「…、スイマセン、まだです…」
あ、…、忘れてた…、このエロ教師、勝ち誇って…、悔しい…。
新しい下着を手に入れることで頭がいっぱいだったアヤはすっかり忘れていた。凡ミスに顔を伏せたアヤは恋敵に弱みを握られたような気がして悔しさを噛みしめていた。

「そう…、じゃあ、先生、お母さんに連絡するけどいい?」
身の程知らずにも私の透君に手を出す、図々しい小娘の、泣きっ面が目に浮かぶわ、…。
表面上はにこやかな美咲だったが、しおれるアヤを見て優越感を満たしながら加虐心を刺激されていた。透の棍棒にすっかりご執心の美咲は、告白を勧めたことなどすっかり忘れていた。

「…、はい」
悔しいけど、…。
美咲が貴美子に何を言うか不安はあったが、アヤは忘れていた自分が悪いという引け目があってイヤとは言えなかった。
「心配しないでいいわよ、多政さんがお母さんに怒られたりしないように、ちゃんとお話するから」
武士の情けよ…、今度ばかりは、許してあげる…。
ニッコリ笑って職員室に戻ろうとアヤに背中を向けた美咲は
お母さんが、透君と多政さんのことを知ったら、どう思うかしら、…。
イジワルな企みを思い浮かべていると
「…先生、アレ返しますから」
お尻を振りながらモデル歩きする背中に、アヤは声をかけた。

「…?」
…、はあ、まだ絡んでくるつもり?…。
いい気分をアヤの声でジャマされた美咲が何のことかと、怪訝そうに振り返ると
「週末、お買い物に行くので、新品をお返しします」
アンタのパンツなんか、いらないし、…。
紙袋に入れたレースのパンティを持った手を突き出したアヤが特有の目ヂカラで見つめた。恋敵に借りを作りたくないアヤの、精一杯の強がりだった。

「…ああっ、アレ、そんなこといいのよ、安物だし」
小娘がムリしちゃって、…でもちょっとカワイイかも、…。
上目遣いで目ヂカラを込めて見つめるアヤに、優しい笑顔をくずさない美咲は生意気な小娘をカワイイと思う複雑な感情を抱いていた。
「いえ、お返しします」
美咲の柔らかい胸に紙袋を押しつけるようにして、きっぱり言ったアヤは教室に戻った。
「そう…、なら…」
強情な娘ね、許してあげようと思ったけど…、お母さんに怒られて、ベソかきなさい、…。
ミニスカのスソを揺らして教室に戻ったアヤに、美咲が妖しい視線を絡めていた。

「…多政さんのお宅ですか、わたくしアヤさんの担任で内藤と申します…」
職員室に戻った美咲は、アヤの自宅に電話して貴美子と話していた。

女子校生アヤ (70) につづく

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