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女子校生アヤ (65)母と娘

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女子校生アヤ (65)母と娘

「…アヤ、お風呂入ってるの?」
母の貴美子の声がして快感の波に揺れられていたアヤは、あわてて手をどけると
「あっ、うん…、そうだっ、ちょっと体育で、汗、かいたから」
脱衣所の洗濯機のスイッチを入れた貴美子は、
「…、そう」
とだけ応えたがアヤの落ち着かない声に何かを感じたようだった。

「…、お母さん、こんどの週末、買い物行きたいの、だから…」
夕餉の食卓を貴美子と囲むアヤが、おずおずと言い出した。
「…、ふうん、なに買うの?」
上目遣いでおねだりの視線を送るアヤを、貴美子はチラ見するとご飯を口に運んだ。
「あのね…、そうっ、私も高校生なんだから、もっと大人っぽい服が欲しいの」
母の素っ気ない態度に勇気を奮い立たせたアヤは、エッチな目的が後ろめたくて、下着ではなく服が欲しいと口にしていた。

「…そうか、アヤの入学祝いしてなかったわね」
お新香を口に入れてポリポリ音を立てた貴美子は、ニッコリ笑って
「じゃあ、お母さんと一緒に行く?」
自分の買い物もしようと娘を誘った。
「えっ、あっ、あの、とほらちと、一緒に行きらいかわ…」
貴美子の笑顔の迫力に圧倒されたアヤは、しどろもどろになりながら口ごもって滑舌の悪さを強調していた。アヤの目ヂカラは母親譲りだった。

「…そう、…アヤ、新しいお友達できたの?」
買い物に行く企みがついえて興味なさそうに見えた貴美子は、急に目を輝かせた。
「えっ…、うん…」
興味津々の貴美子に気味悪さを感じて一歩引いたアヤは、透の顔を思い浮かべていた。

「男の子でしょ」
お風呂でのことや今のアヤのオドオドした態度に、色気づいた娘の気配を感じ取った貴美子がニンマリ笑った。
「…ひ、ひがふよっ、ほんなの子おっ、…、あ、えへんっ、うん、一緒に服買いに行こうって、約束したの、だから、ねっ、お願い、おねがいします、お母様」
何もかもお見通しと言わんばかりに乗り出す貴美子に、アヤはアタフタしてまた滑舌が悪くなったが、気を落ち着けると最後には手を合わせて拝んでいた。
「…まあ、いいわ、ちゃんとしたおつきあい、でしょうね」
テーブルに顔を伏せたアヤを、見下ろした貴美子は意味深に笑っていた。

「ホント、ありがとっ、お母様」
貴美子に了解を貰って、アヤは頭を上げて現金な笑顔で顔を輝かせた。
「…その子、カッコイイ?」
ミーハーな母親の物言いに
「ら、らからっ、あ、うんっ、女の子だって、カワイイ子よ」
アヤはムキになって否定した。

「…まあ、いいけど、ちゃんとしなきゃダメよ」
意味ありげな母親の笑みに
…、ちゃんと、ってコンドームしろっ、てこと?…。
今日初エッチを体験した娘はまじめぶった顔でスケベな妄想を浮かべていた。

女子校生アヤ (66) につづく

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