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女子校生アヤ (54)村上の運命

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女子校生アヤ (54)村上の運命

「…ホント、ですか?…」
絶望的に落ち込んだ顔で受話器に声を漏らす村上を冷ややかに見つめる美咲は、加虐嗜好を昂ぶらせてまたパンティのシミを大きくしていた。

「…」
自分のした過ちを思い出すのよ…、どう、言い逃れできないでしょ、…。
黙ったままの美咲はケータイを取りだしてボイスレコーダーを再生した。ケータイからは村上の興奮した声が漏れていた。受話器を耳に当てて硬直した村上の顔を見た美咲は、
人間の顔って、ホントに青くなるんだ、…。
妙な感心をしていた。

「コレでわかったでしょ…、証拠はしっかり押さえてあるのよ」
村上がオナニーする姿がバッチリ映ったケータイを見せながら、美咲は冷ややかにささやいたが、サドっけを昂ぶらせてあそこを熱くしていた。
「…、でも、校長にはまだ報告してないわ」
…、ヘタレな男って、追い詰められると、なにするか分からないし、危険だわ、…。
冷たい視線のまま村上を見おろした美咲は、この辺で許してやろうとさっきのデタラメを取り消した。

みっともない悪事がバレてないことを知った村上は、泣き出しそうな顔を急に明るくして
「…、ありがとうございます、絶対にもう、しませんから、…あっ、言われたとおり、ちゃんとしてきました」
受話器に向かって謝ると、ポケットからクシャクシャになったティッシュを取りだした。

「…、そんなモン、捨てなさい」
えっ、やだっ…、この男、ホントのダメ男だわ、…。
文字通り汚いモノを見るような目で顔をしかめた美咲がつぶやいた。しかし村上が美咲のカラダを妄想してオナニーする姿が頭に浮かんで、美咲はまたパンティを湿らせていた。

「今日は許してあげる、でも二度目はないわよ、覚えておくコトね」
ほんとはもう、アンタなんかと、口も聞きたくないのよ…、はあ、透君に、慰めて欲しい、…。
使用済みティッシュを捨て、すっかり立ち直って表情を弛める村上に、美咲がくぎを刺すと
「わかりました、絶対にしません」
村上は笑顔さえ浮かべて応えた。呆れ顔の美咲は受話器を置くとそれきり村上を無視したが、村上は許してくれたことを愛情と勘違いして、しきりに美咲を盗み見してはひとり悦に入っていた。

「…今日も病院でしょ、ついていくわ」
ぼんやりして見えるのに…、この子、癒されるわ、…。
その後はトラブルもなく終業時間になりHRを終わらせた美咲は、エッチな期待を込めて廊下で透に声をかけた。透はもちろん美咲も今日病院に行く予定がないことは知っている。透は美咲のお誘いにエッチな期待をふくらませて、網タイツの上のナマ太ももに視線を向けながらニヤけてうなずいた。

「あっ、多政さんも行く?」
ふふっ、…。
透の後ろで特有の目ヂカラでヤブにらみするアヤに美咲が声をかけると
「なっ、なんで私がっ」
昼休みだけじゃ満足できなくて、また生徒を食う気ね…、この淫乱エロ教師、…。
美咲に敵意をむき出しのアヤがきっぱり断ると
「そう、…じゃあ、透君、校門で待ってて」
この娘は、ほんとに単純で、扱いやすいわ…、はあっ、もう、なんだか、カラダが、熱い、…。
美咲は艶っぽい笑顔でニッコリ笑った。

あ、しまった、またやっちゃった、…。
また癇癪を起こしたことをすぐに後悔したアヤだったが、今更行くとも言い出せずに歩き出したエロ女教師の後ろ姿をジットリ睨んでいた。

女子校生アヤ (55) につづく

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