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女子校生アヤ (45)アヤの不機嫌

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女子校生アヤ 目次

女子校生アヤ (45)アヤの不機嫌

「…弁当、早く食べないと…」
美咲の色っぽい後ろ姿を見送ってスケベ面を浮かべた透がひとり言のようにつぶやくと、
「なんで」
なによ、鼻の下のばしちゃって、…。
アヤは不審そうな目を向けて聞いた。

「…、だって、呼ばれたし…」
無表情で見つめるアヤから目をそらした透がぼそぼそした声で応えると、
ふんっ、なによ、アヤがスキ、って言ったくせに、…。
アヤは黙って自分の席に戻った。

昼休みアタフタと弁当を平らげた透が席を立つと、アヤも食べかけの弁当をしまってその後を追った。職員室に入ろうとする透の手をアヤが握った。
「…なに?」
急に手を握られ、驚いて振り返った透が聞くと
「いいの」
アヤがスキなんでしょ…、先生にも、教えなきゃ、…。
ぶっきらぼうに応えるアヤの不機嫌を感じた透はそのワケがわからなかったが、逆らわない方がいいと思ってそのまま美咲の席に行った。

「…あ、早かったわね、チョット待ってね」
早々と訪ねてきた透に優しく笑った美咲は、食べかけの弁当を片付けながら手をつなぐふたりを見て
やっぱり告白したんだ、…。
ふたりがつきあい始めたと確信して胸の奥にチクリと痛みを感じたが、それがヤキモチだとはまだ美咲自身気づいてなかった。

生徒指導室に連れて行った美咲はふたりを並べて座らせると、対面に座って足を組んだ。透は網タイツに窮屈そうに納まった太ももの奥に、パンティがかすかにのぞいたのを見逃さなかった。

「まず、多政さんからね、あなたが黒川君をケガさせたみたいだけど…、間違ってないよね」
透君とうまくいって、よかったわね、…、でも、なんだか女っぽくなったような、…、あ、見た?…、やだ、透君に、あそこ、見られた?…。
アヤに優しく笑った美咲は、股間に透の熱い視線を感じて心持ち頬を染めていた。

「ちょっと、イタズラしただけです」
また…、もう、この浮気者っ、…。
美人教師のマタをのぞいて股間をふくらませるできたてほやほやの彼氏に、イラついたアヤは仏頂面で答えた。
「そう…、でも黒川君、病院行かなきゃいけなくなったわけだし…、ご両親に相談した?」
やんっ、見ないで、そんな目で…、はあっ、変…、カラダが、熱い、…。
不機嫌そうなアヤを刺激しないように優しい口調で聞く美咲だったが、下半身に注がれる透のネットリした視線を意識して、汗を滲ませた太もものナマ肌をすりあわせてモジモジさせていた。

「…、してません」
色目使うなっ、アヤの王子様に…、このエロ教師っ、…。
フェロモンをまき散らす色気づいたエロ女教師を、独特な目ヂカラで睨みつけたアヤが答えた。
「そう…、治療費を、どちらの親御さんが、負担するかってコトも、あるし、相談しておいて、欲しいの…」
はあ、ああっ、だめ、透君、もう、おっきくしてるの?…、あつい、はあ、…。
透の視線が突き刺さる下半身を熱くした美咲の諭すような口調に、ますますイラついたアヤは、
「…わかりました、今日帰ったらお母さんに相談します、他に何かありますか」
もう、このエロ女っ、えらそうに、するなっ、…。
あからさまに不機嫌そうな口調だった。

「そうね、これだけだけど…、ちゃんとご両親にお話ししてね」
なんだか、おかんむりね…、透君とうまくいってるんでしょ?…、ひょっとしてヤキモチ、焼いてるの?…。
不機嫌なアヤをなだめるように優しく美咲が応えると
「…じゃあ、失礼します」
そっぽを向いたアヤがせいせいしたと言わんばかりに、生徒指導室を出て行った。

…、や、まだ見てる…、はああっ、あんっ…、だめっ、生徒…、そうよ、透君は、生徒よ…、でも、あんっ…、ああっ、や、垂れた?!…、恥ずかしい、…。
アヤの後ろ姿を見送った美咲は透とふたりきりになって高鳴る胸に小さくため息をついた。あそこがキュンとしてネットリした滴があふれてきた。

女子校生アヤ (46) につづく

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