2ntブログ

== 女子校生アヤ ==

女子校生アヤ (40)ノーパン乙女

ろま中男3 作品リスト
女子校生アヤ 目次

女子校生アヤ (40)ノーパン乙女

暗くてサエないヤツと思っていた(というよりそう自分に言い聞かせていた)透に、綺麗な海を背景に「スキ」と告白されたアヤは乙女心な妄想に溺れて、今度は逆に白馬の王子様の幻想を透に見ていた。

「そう…、じゃあ、許してあげても、いいよ」
そうか、アヤがスキなんだ…、うふふっ、そうよね、アヤ、カワイイから、スキになるのも、しょうがないよね…、いいよ、だったら、ゆるしてあげる…、私の王子様、…。
うわついた気分で透にピンクに染まった頬を見せるアヤは、ニッコリ笑って透の手をつかむと、
「学校、遅れるよっ」
透君、のんびりしてるから、アヤがちゃんとしなくちゃ、…。
はしゃぎ気味に走り出した。引かれるまま透も走り出したが、急な下り坂に勢いが付きすぎたアヤは足がもつれて転びそうになった。

「…あぶない」
アヤの手をぎゅっと握った透はコケそうになったアヤを支えたが、ミニスカのスソが乱れてナマ尻が丸出しになるのをしっかり見ていた。
「…、やだ、見たでしょ」
あんっ、やだっ、もう、恥ずかしいよおっ…、アヤの王子様、エッチなんだから、…。
助けられて透に礼を言うべきか迷ったアヤだったが、涼しい風をなでられたお尻に透の視線を感じたアヤは、ミニスカのお尻を押さえて片足を跳ね上げたカワイイポーズをとると、照れ笑いの顔で透を見つめた。

「…みてないよ」
目をそらして、シラばっくれる透に
「…、えっちっ」
ウソばっかり、見たくせに…、でもいいよ、透君なら、…。
上目遣いに透の顔をのぞき込んだアヤは、透を引っ張って歩き出した。下り坂で自然と早くなる歩調に、ミニスカのスソはしょっちゅう乱れてナマ尻の下側をのぞかせていた。両手が埋まっていたせいもあるが、アヤはあえて隠そうとはしなかった。
「…」
あ、あん…、見てるよね…、でも、いいの、もうアヤは透君の…、お姫様に、なったんだから、…。
うしろから透に見られている気がしてスースーする股間を湿らせたアヤは、しかしロマンチックな妄想を浮かべて、自然に顔をゆるませている自分に気づいてなかった。

「…手、離して」
坂が終わると透がボソッとつぶやいた。人けのない山道はふたりきりだったが、平地に出てまばらな通行人を意識したセリフだった。
「…、なによ、こんな可愛い子が、手つないであげてるのに、うれしくないの」
えっ、アヤと手つなぎたくないの?…、照れ屋さんなんだから…、バカ透、…。
乙女心な妄想に浸っていたアヤはもう少しつないでいたかったが、素直に言えずにふてくされていた。

「…だって、見られるよ」
透の言葉に周りを気にしたアヤは思わず手を離したが
「…、そう…、好きな女の子と、手、つないでいるところ見られたら…、恥ずかしいんだ」
あっ、やっ…、なによ、変態バカ透…、アヤが、スキなんじゃないの、…、でも、やっぱり…、恥ずかしいかも、…。
動揺を隠そうと焦り気味に透を責めながら、アヤは自分の気持ちそのものを口にしていた。

透はチョット面倒くさくなって、先に歩き出した。
え、やだ…、怒ったの?…、かな、…。
黙って歩く透の背中を追いかけたアヤは、チョット落ち込んでそれきり黙ってついていった。

女子校生アヤ (41) につづく

1日1クリックご協力をお願いします(別ウインドウが開きます)。
関連記事

┃ テーマ:恋愛:エロス:官能小説 ━ ジャンル:小説・文学

┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 14:16:15 ━ Page top ━…‥・

== Comment ==






        
 

== Trackback ==

http://aosaga9.blog.2nt.com/tb.php/1070-bb34741c
 
Prev « ┃ Top ┃ » Next