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女子校生アヤ (21)病院送り

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女子校生アヤ (21)病院送り

大丈夫だろうと思って体育に授業に出た透はまたねんざを悪化させていたが、倒れて手を突いたのが決定的だった。手首の痛みに呻いた透は、下敷きになったアヤに倒れ込んでいた。

「いつまで、抱きついてるのよ、この変態っ」
透の様子に気づかないアヤは、ナマ太ももに下半身を密着させる透の股間が押しつけられるのを意識しながら罵倒したが、
「…、ちょっと、そんな顔して…、アンタの魂胆なんて、お見通しなんだから…、どいてっ」
つらそうに左手を押さえる透にちょっと不安になった。しかしそれでも強気な態度を崩さずに、乱暴に透を押しのけると教室に戻っていった。

ブルマーのはりついたお尻にパンティの線が浮き出しているのを見送った透は、ジンジンと痛む手首を押さえてとぼとぼ歩き出した。無意識に職員室に来てしまった透は、美咲を見つけて近くに寄っていった。
「…、なあに」
体操服でうつむく透を認めた美咲は、優しい笑顔をはり付けた顔で声をかけた。
「ねんざしたみたいで…」
透はうつむいたまま応えた。

「どうしたの?」
むずかしそうな顔を見せる透に真顔になった美咲は、心配そうに透の手首を見た。
「…、ちょっと見せてね、…うわっ、ひどいわね」
美咲は透の手を取ると、腫れあがった手首を見て1オクターブ高い声を上げた。透は美咲の柔らかい手の感触に痛みを忘れてドキドキしていた。

美咲は副担任の村上を呼んでホームルームを代わりにするように頼み、誰かに透の荷物を持ってくるように指示した。

「…じゃあ、いきましょう」
まだ顔も覚えていないクラスメイトが、カバンと学生服を持ってきてくれた。美咲は優しく笑ってそれを受け取ると透と下駄箱に向かった。校門にはすでに美咲が呼んだタクシーが待っていた。

HRで副担任の村上から美咲と透が病院に行ったと知らされたアヤは、申し訳ないというより後ろめたさを感じてうつむいていた。

やっぱり、あのとき、…。
ひとりで帰り道を歩くアヤはひざカックンで透を倒したときの辛そうな顔を思い出し、深刻な表情を浮かべて強い目ヂカラの瞳をいっそう際だたせていた。
やっぱり、怒られるかな、…。
ふざけ半分にしたコトとはいえ、今日何度も透に悪態をついたのを美咲もよく知っているので、悪意に取られかねないと我が身を心配していた。透を病院送りにした張本人としての罪悪感は、その心配に比べたらたいしたことなかった。

病院に向かうタクシーで用意した氷水のビニール袋で美咲は腫れ上がった手首を冷やしたが、透は指先が美咲のピチピチしたナマ太ももに触れるのに、痛みを忘れてドキドキして股間をふくらませていた。

カーブで美咲に寄りかかった透はカラダを支えようとして、美咲の太ももをわしづかみした。張りのある太ももの感触に、顔を赤くした透は美咲の様子をうかがったが、綺麗な横顔を見せる美咲は知らん顔で前を向いていた。美咲のしっとりしたナマ太ももに手を置いた透はドキドキしながら、ふくらんだ股間を必死に隠そうとしていた。

女子校生アヤ (22) につづく

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