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女子校生アヤ (8)ケガとねんざ

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女子校生アヤ 目次

女子校生アヤ (8)ケガとねんざ

「やだっ、やめてよっ」
押し倒した相手が自分の妄想で陰湿変態男のレッテルを貼った透だと気づいたアヤは、さっきまでイヤラシイ行為に耽っていた自分を正当化しようとする意識も手伝って、ぶつかった自分が悪いのにまるで被害者のような口調で、嫌悪感をあらわにして独特の目ヂカラで睨んでいた。

「…、ごめん、…、でもアヤさんが、どいてくれないと…」
ふくれた股間をパンティ越しのあそこの柔らかい肉で押しつけられてウットリしていた透は、アヤのキツイセリフに条件反射のように謝った。そして特有の強い視線から逃げるように目を伏せると、申し訳なさそうにつぶやいた。

「…、ふたりとも、どうしたの?」
次の授業にやってきた美咲は、トレイの前で透の股間に馬乗りになるアヤに不思議そうに声をかけた。
「えっ、あっ、違うんです、…あっ、痛い」
美咲の声に大きく足を開いたはしたない自分の姿に気づいたアヤは、慌てて立ち上がろうとしてナマ太ももをファスナー金具に引っかけていた。
「もう、…あっ、やだっ、血が出てる、…どうしてくれるの、アンタのせいよ」
うしろに回した手で太ももに触れたアヤは、指先についた血に大げさな声を上げた。逆ギレするアヤに睨まれた仰向けの透は、ぼんやりとミニスカの奥の白パンティを見ていた。

「…、あら、痛そう、保健室行く?」
気の毒そうな声で血のにじんだナマ太ももを見た美咲は
「キミも、早く立ったら?」
透に声をかけた。アヤのパンチラにウットリして股間をふくらませていた透は、美咲の声にわれに返ると慌てて立ち上がろうとした。

「つっ」
起きあがろうとした透は左手首を押さえた。倒れたときに手を突いていたらしい。
「あら、キミも…、じゃあふたりで、保健室に行ってらっしゃい」
気の毒そうに透の顔をのぞき込む美咲の、襟元から胸の谷間がのぞいていた。
「…綺麗な足に傷跡が残らないように、ちゃんとしてくるのよ」
アヤは変態と一緒なんてとんでもないと思ったが、ニッコリ笑った美咲にイヤだと言い出せずにしぶしぶ歩き出した。アヤを追って透も立ち上がったが、太ももを垂れる血に
「…、コレで、拭いたら…」
ティッシュを差し出した。ふたりを見送った美咲は教室に入って授業を始めた。

「…、ありがと」
変態同級生にコビを売るつもりは毛頭無いが、断るのも不自然な気がして受け取ったアヤは、お尻に回した手を伸ばして傷を拭き取った。透は片尻を持ち上げて手を伸ばすアヤの、不自然によじる女体をエロチックだと思った。
「やだ、見ないで」
透の陰湿な視線に気づいたアヤは、慌ててミニスカのお尻を押さえるとキッとした目で睨んだ。
「…、えっ、あっ、ごめん…」
アヤの厳しい声に透は顔を真っ赤にしてうつむいていた。歩き出したアヤは後ろでイヤラシイ視線を向ける透を妄想して気持ち悪さで悪寒を感じながら、しかしドキドキして我知らずあそこを湿らせていた。

女子校生アヤ (9) につづく

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