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女子校生アヤ (2)新しいクラスメイト

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女子校生アヤ 目次

女子校生アヤ (2)新しいクラスメイト

入学式が終わって教室に入ると、中学からの友達の顔はなくアヤはなんとなく心細く感じた。すみっこの席に座っているとすぐに担任の先生がきた。若い女の先生で内藤美咲と自己紹介した。明るく笑う笑顔に親しみを感じて、アヤはこの先生と仲良くなれたらいいなあと思った。美咲は出席番号順に並ぶように指示した。男女関係無しのあいうえお順の番号で、アヤは3番だった。窓際の3番目の席に座った。

美咲が自己紹介を指示すると出席番号順に新しいクラスメイトが立ち上がってめいめいに自己紹介した。アヤは出身中学と趣味が読書だと言ってすぐに座った。一通り自己紹介が終わったがやはり同じ中学出身の女の子は一人もいなかった。男子も黒川透というさえない感じの暗そうな子が一人だけで、アヤはその顔に見覚えはなかった。趣味が読書という女の子は何人かいて、友達になれればいいなあ、とアヤは思った。


透はアヤと同じクラスになれてうれしくてドキドキしていた。アヤは自分のことを知らないだろうが、透はずっとアヤにあこがれていた。中学の時の放課後はテニス部のアヤを隠れてこっそりと見るのが日課だった。スコートから伸びた健康的な足を目に焼き付けて毎晩オカズにしていた。

すみっこの席に座ったアヤの近くに透も座ったが、アヤは透のことを全く気にしてないようだった。美咲の指示で出席番号順に席替えすると幸運にも透はアヤの斜め後ろに座ることが出来た。アヤの姿を見るには絶好の位置で、中学の時よりずっと短いスカートから伸びる足を見ながら透は股間をふくらませていた。紺色のセーラー服をふくらませる胸にも興奮した。斜め後ろから眺めるヨコ乳は中学の時よりふくらんでいるような気がした。

美咲の指示で順番に自己紹介が始まって、3番目にアヤが立ち上がった。アヤのしゃべり方はクセがあって有り体に言えば滑舌が悪い。語尾が聞き取りにくく、こもっているようなしゃべり方をする。しかしそんな舌足らずなしゃべり方も透にはたまらなく可愛かった。
あの舌がオレの…にしゃぶりついてきたら、…。
そんなイヤラシイ妄想で手淫する夜もしばしばだった。

しかしアヤの一番の魅力は、その目だった。ふたえの大きな目は普通にしていると、にらんでいるような迫力があった。あと厚めの唇もチョット外人っぽく見えてアクセントになっていた。透は、あの目で見つめられたら全身がゾクゾクして、思わず発射してしまうのではないかと密かに思っていた。

さらにその目と唇が笑うとどうしようもなくカワイイ笑顔になる。普段のやぶにらみするような顔がカワイイ笑顔になるその変わりようが魅力で、中学時代に彼女に密かにあこがれる男子はかなりいたようだが、彼女は多くの男子から想われているなど全く意識してないようだった。

内向的な性格の透はもちろんその大勢のウチの一人で、直接アヤに声をかける勇気などあるはずもなく、遠くから見守るだけでほとんどストーカー状態だった。しかし高校で同じクラスになって同じ中学出身はアヤと二人だけだと思うと、なんだかふたりが特別な関係のような気がして、ますます妄想をふくらませていた。

アヤのまだ幼い成長しきってない女体を眺めながらイヤラシイ妄想に耽っていると、自己紹介は透の番になっていた。美咲のきれいな声が自分の名前を呼ぶのにあわてて立ち上がったが、すっかり自分の世界に浸っていた透はしどろもどろになっていた。クラスメイトの冷たい視線を意識しながら、なんとか自己紹介を終えてこっそり座った透だった。

女子校生アヤ (3) につづく

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