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== 紗羅 ==

綺羅 (67)メイドに変身

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綺羅 (67)メイドに変身

「はあっ…」
ひやあっ…、あぶなかった…。お財布も、みんな、カバンの中だもんね…。
火照った女体をホームに立たせた紗羅は、時計を見て小さくため息をついた。

ヲタクの松岡と約束した時間までまだ30分ほどあった。とりあえず改札を出た紗羅は駅前のテレビ会館に入った。最初は電気屋さんかと思ったが、いろんなショップの入った雑居ビルのようなものだった。

「カワイイ…」
あっ、小さい…、いっぱい、あるう…。うきゅうっ、カワイイ、よおっ…。なんか少女マンガ、みたいのもあるけど…、ヲタクの人は、ほしいんだろうな…。
小さなフィギアの飾っているショーケースを眺めてお尻を突き出した紗羅は、ワンピがずり上がってお尻が見えそうだったが、幸い不心得モノはいなかったので恥ずかしい姿を見られることはなかった。

こんなコト、してる場合じゃ、なかった…。
ショウケースから離れた紗羅は階段の案内図でトイレを探してエスカレータで上の階に向かった。窮屈で汚いトイレだったが、紗羅は個室にこもるとワンピを脱いで松岡からリクエストされたメイド服に着替えた。

…、あららっ、カワイイ…。あんっ、ちょっとお腹、キツイかな…、でも胸が余ってる、…、どうせ、紗羅は、ペチャパイですよ…。あのオジサン、きっと、おっぱい大きい人が、好き、なんだ…。はあっ、やっと、着れた…、フリフリで、恥ずかしいかと思ったけど…、着てみると、いいかも…。
狭いトイレで着替えた紗羅はカワイイ衣装を身につけながら、一人でボケながらツッコンでいた。

「見えちゃうかな?…」
かわいいけど、短いな…、でも、アンダースカートもあるし、見えないよ、ね、きっと…。
ミニ丈の黒アッパースカートの下、レースの純白アンダースカートを持ち上げた紗羅は、Tバックパンティのお尻をさらけ出した。

「…、あ、あんっ…、しょうがないな…」
へ…、きゃわわ…、すっごい、…、恥ずかし…、よいしょ、っと…、あんっ、あううっ、…、はあっ…。あれっ、もう、やっぱり、あのオジサン、えっちだ…、もう、しょうがない…、ノーパンの方が、恥ずかしいし…。
濡れたパンティを意識した紗羅はひもをつまんで足から抜くと、湿ったスジを拭いてから新しいパンティに履き替えようとしたが、城島にもらったパンティでまともなのはTバックしかなかったので、赤いTバックをはいた。

「…ふ~ん…、カワイイかも…」
うわっ、こんなに長いんだ…、ふにゃうっ、なんか…、きもちいい…、っと、なごんでる、場合じゃなかった…、あと、これか…、なんか、いっぱい、あるんだよね…、よいしょ、っと…、これも、長いな…、よしっ、と…。
純白のロンググローブとリボン付きのオーバーニーソックスを着けた紗羅は、付け心地も悪くないし割と気に入っていた。

なに、これ?…。かわいいけど…、よくわかんないや…。
フリルの付いたキャットガーターをつまみ上げた紗羅は、どうすればいいのかわからなかったので元に戻した。
これも、いいかな…、恥ずかしいし…。
フリル付きの純白カチューシャはやり過ぎな気がして付けるのをやめた。ワンピをキレイにたたんでカバンに入れると個室から出た。

「あらら…、ちょっと、いいかも…」
ありゃあっ、カワイイ…、う~ん、見惚れちゃうなあっ…、なんて、ニヤケてる場合じゃ、ないんだった…。
洗面台の鏡を眺めた紗羅は、鏡に映った三つ編みのメイドが思った以上にカワイイので、つい見入ってウットリしていた。

そろそろ約束の時間だろうと紗羅はテレビ会館を出た。駅前をよく見ると同じような格好でチラシを配る女の子が何人もいて、自分の格好があながち場違いでないことに安心した紗羅に
「…あっ、キミ…」
松岡が爽やかな笑顔で声をかけてきた。
「やっぱり、似合うよ、キミ、カワイイからね…」
紗羅の白黒ツートンメイド服姿にすっかり顔を緩めた松岡は、なれなれしく紗羅の背中に手を回していた。

「…あの、触るの、やめて…」
やだあっ、変態に、触られたあっ、…。
背中からお尻にゆっくりと下がる手にゾクゾクした紗羅は小さな声を出したが、変えたばかりのパンティがまた湿ってきて頬を熱くしてピンクに染めていた。

綺羅 (68) につづく

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