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綺羅 (63)ストーカー少年再び

ろま中男3 作品リスト
綺羅 目次

綺羅 (63)ストーカー少年再び

「お父さん…、行ってきます」
おとうさんなんか、もう、きらいなんだからっ…。
ゆったりしたヒザ上丈のワンピースに着替えた紗羅は、また新聞とにらめっこする智貴に声をかけて黒のパンプスを履いていた。

「…紗羅」
玄関にしゃがんだ紗羅に智貴が声をかけると
「なに?…」
もう、あやまっても、許してあげないんだから…。でも、あやまるなら…、ほんとに、これが最後だからね…、おとうさん、あやまって…。
紗羅が無表情に見上げた。

「…、気をつけてな」
急に不機嫌になった娘の気持ちがわからない智貴は、ありきたりの言葉をかけていた。
「…、べー、だっ」
なんで、あやまってくれないのおっ…、もう、行っちゃうから…。紗羅、変態のヲタクに、エッチなことされちゃうかも、しれないよ…。全部、おとうさんのせいだから…。
ふんっ、とハナ息を鳴らした紗羅はカワイイ舌を出すと、あっかんべーをして出て行った。

「…おとうさん、きらいっ」
自転車にまたがった紗羅は、智貴への苛立ちを無意識に声に出していた。
あ~あっ、また、あのヲタクに、エッチなこと、されてちゃうのかな…。
行かなければいいとわかっていても、今更戻って智貴の顔が見ることのできない紗羅は駅に向かって自転車をこぎ出した。

やっぱり、スースーするよおっ…。
城島の店でもらったピンクのTバックパンティをはいた紗羅は、ひもがワレメに食い込んだお尻がサドルに直接触れる冷たさに、なんだか昂奮してあそこを湿らせていた。いつもの習慣でブラはしてなかったが、ゆったりしたワンピを見ただけでは、それはバレそうになかった。

きっと、昨日みたいに、紗羅、いろんな人から、エッチなコトされちゃうんだ…。みんな、おとうさんのせいだから…。
自転車をこぐ三つ編みの美少女はエッチな妄想を浮かべて、智貴に苛立ちながら股間を熱くしてサドルを濡らしていた。

そんな紗羅の後ろ姿を昨日のストーカー少年が見つめていた。紗羅に一目惚れしたストーカー少年は、今日も紗羅に逢えるのを密かに期待して昨日と同じ場所でまっていたが、淡い期待が実現して上機嫌で紗羅の後ろを追っていた。

風でワンピのスソがまくれ上がるのを、ワクワクしながら見つめていたが、今日はスソの丈が長いので昨日のような眼福に預かることは出来なかった。

ストーカー少年の期待を裏切って紗羅は無事に駅に到着した。駐輪場に自転車を止めた紗羅は少年の淫靡な期待を込めた視線に気づかずにホームに向かった。エッチな期待でふくらんだ気持ちを抱えたまままだ満足できない少年は
「あ…」
…?、これって…、うはあっ、あの子の、エッチな汁?…、すげえ、興奮する、…。
ドキドキしながら紗羅の横に自転車を止めると、サドルが光っているのを見た。紗羅の後ろ姿を見送った少年はサドルのぬめり気を指ですくって口に入れると、ウットリした表情を浮かべて股間をふくらませていた。

そんなことをされているとは全く思わない紗羅は階段を上がっていた。紗羅のエッチ汁を味わった少年は階段で追いつくと、ワンピのスソとその下のナマ足を見つめて劣情を昂ぶらせていた。

綺羅 (64) につづく

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