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== 紗羅 ==

綺羅 (52)ソフトクリーム

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綺羅 (52)ソフトクリーム

「え…」
えっ、やだ…、こわいよ、見るだけに、して…、エッチなこと…、したいだけ、なんでしょ、…。
真夜中のコンビニでナンパされた紗羅は困惑気味に坊主頭のコウキを見ていたが、まだ催淫剤の効き目の残った幼い女体は、エッチな妄想のせいで股間を熱く潤ませていた。

「いやっ、ちがうっ…、エッチなこと、考えてるわけじゃ、ないんだ…、そうだ、アイス食べる?」
不信そうな紗羅の疑り深い視線に、野球優先の青春を送って来てどちらかというと女の子慣れしてないコウキはドギマギして、紗羅の想像しているだろうことをバカ正直に弁解するとレジに走ってソフトクリームを注文した。

あれ、逃げた…、はあ…、あ、また戻ってきたあ…、あ、ソフト、…。
エッチな妄想に囚われた紗羅はコウキの言葉を最後まで聞いてなかったので、急に走り去った坊主頭にほっと息を吐いて安心したが、また戻ってきたコウキに身構えたが、すぐにソフトクリームに目を奪われた。

「ほらっ…、あっ、あっちで食べよ…」
ソフトクリームを渡したコウキは背中のナマ肌を押して奥の喫食コーナーに連れて行った。

…あっ、触ってる…、…でも、おいしそう、…。
背中に直接触れるコウキの手にドキッとしたが、ソフトクリームはおいしそうに見えた。
いいや、ごちそうになっちゃえ…、いざとなったら、にげちゃえば、いいし、…。
食い物につられた紗羅は、催淫剤の効き目が残るエッチな意識は冷静な判断力を無くしてお気楽に考えていた。

「ありがと…、んっ、んふっ…」
あんっ…、ああっ、冷たくて、おしいっ、…。
安っぽいイスにすわった紗羅は臀部のナマ肌に密着するビニールの冷たさが、火照った体に伝わってブルッと震えたが、コウキに対する警戒心を忘れてソフトクリームに熱中してペロペロと舌を這わせていた。

うっ、…、エッチ、すぎる、…。
グロスリップのセクシーな唇からカワイイ舌を出してソフトを舐める紗羅に、コウキはポケットに手を入れて股間の暴れん坊を押さえていた。ソフトに夢中の紗羅は溶けたアイスを唇に垂らして、コウキを淫らな妄想に誘っていた。

「はえっ…」
やだ、見てる…、エッチな目で見てる…。
カラダに突き刺さるコウキのイヤらしい視線に気づいた紗羅が顔色を変えると、コウキもそれに気づいて目をそらして顔を伏せた。

視線を下げたコウキの視線はいすに座ってこちらを向いた紗羅のナマ足を見ていた。
…、パンティ?…、丸見えだよ、…。、
揃えた足の付け根にぴんと張ったエナメル素材のミニスカは、その奥のパンティにコウキの視線を素通しにしていた。やせた太ももの先にあそこの部分まで見えていた。
ぬ、濡れてないか?…。
生地の色を微妙に変化させる湿り気に気づいたコウキは思わず凝視して、紗羅が気づくくらい股間をふくらませていた。しかしフリル部分が穴あきだとはさすがに気づいてなかった。

「あっ、…きゃっ、冷たあいっ…、もう、やだあっ」
やっ、見てる…、えっ、あっ、ああっ…、もう、やっ、冷たいよおっ…。
パンチラを見つめて股間をふくらませるコウキに、慌てた紗羅はソフトクリームを持った手でパンティを隠そうとした。ソフトクリームは紗羅の太ももに落ちて溶けた滴が床に垂れていた。

「大丈夫?…」
不機嫌そうな声を上げる紗羅に、コウキはティッシュでソフトまみれの太ももをなでつけた。やせてるように見えても柔らかい太ももの感触に、スケベな妄想を浮かべたコウキは鼻息を荒くして、汚れを拭き取るというよりまさぐっていた。

「あっ…、やだっ、やめて…」
やっ、触るなっ、変態っ…、やだよおっ…、あっ、冷たい…、あそこに、はいっちゃったあっ…。気持ち悪いよおっ…、もう、やだよおっ…。
拭き取ると言うより太ももに冷たい液状のソフトをまぶされた紗羅は、パンティまで汚されて穴あきの部分から入り込んだ冷たい汁が火照ったスジに垂れて、気持ち悪さに震え上がっていた。

綺羅 (53) につづく

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