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== 紗羅 ==

綺羅 (51)ナンパ

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綺羅 目次

綺羅 (51)ナンパ

大丈夫、だよな?…。
ポケットに入れた手で暴れ出そうとする息子を押さえながら、しばし様子をうかがっていたコウキは、騒ぎ出す様子がないのでおそるおそる紗羅の方を向いてまたミニスカの中をのぞき込んだ。

…、いい女、…、おとなしくしろ、…。
セクシー美女は悩ましげに女体をクネクネ揺らしているように見えた。まさか紗羅がエッチな妄想を浮かべて昂奮しているとは思わないコウキは、ただ女体から染み出るエロチックな空気に劣情を昂ぶらせて、痛いほどふくらんだ股間の暴れん棒を押さえつけていた。

あんっ、なんか、変、…。
スケベな妄想に浸るウチに紗羅はさっきまで感じていた、痴漢男のイヤらしい視線に恐怖を感じなくなった。胸と腰回りだけ隠すセクシーなコスチュームを幼い女体に身につけた紗羅は、ほとんど素肌をさらしていながらカラダが熱くてうっすら汗を滲ませていた。
はあ、いや、だめ、…。
若い新鮮な肌に丸坊主男の手が這い回る妄想に囚われた、グロスリップでぬめった光沢を放つプニプニした唇をかすかに開けて甘い吐息を漏らす美少女は、湿り気が増していく足の付け根の落ち着かない感じに汗の滲んだナマ太ももを切なげにすりあわせていた。

…、これじゃ、痴漢じゃないか、…。
紗羅の下半身を見上げてスケベな気分を高ぶらせていたコウキは、やっと自分のみっともない行為に気づいて情けなくなった。もともとスポーツマンらしいバカ正直な正義感を持ったコウキは、痴漢行為を恥じて正々堂々と声をかけるべきだと血迷った決心をした。

恥ずかしいけど…、濡れてる…、お漏らしじゃなくて、エッチなアレが出てきて、濡れてるよ、…。
自分を恥じたコウキがスケベ心を振り切って気合いを入れている時、紗羅はお尻をのぞかれる昂奮で湿った股間から恥ずかしい滴があふれるのを意識して、発情したカラダを熱くしていた。
はあ、あつい…、どうして、はずかしいのに…、足が、ひらいちゃう、…。
紗羅の深層心理にひそんでいたM女の性根は露出狂の血を騒がせた。見られて恥ずかしい気持ちより、もっと見て欲しい気持ちの方が強くなっていた。無意識に胸を反らした紗羅は、足を開くとお尻を突き出していた。

もういい…、見たいなら、見せてあげる…、イイよ、見て…、紗羅の、恥ずかしい、とこ、…。
コウキの視線をさらされて妄想にまみれて淫乱女になってしまった紗羅は、視姦されるお尻をチクチクと刺激されるのを意識しながら艶めかしく振り始めた。いろんな男たちに開発された幼い体は、男の視線に敏感に反応して、見られる喜びを感じていた。

なんか、やらしくないか…、すげえ、あそこまで、丸見えじゃん、…。
自らを恥じて反省したばかりなのに、スケベな妄想に引き戻そうとするように目の前の女体がセクシーに揺れていた。暴れん棒を痛いほどふくらませて再び誘惑されたコウキは、ナマ唾を飲み込んでつきだしたお尻とその奥のフリルの付いた股間に見入っていた。

ああっ、なんか、気持ちいい、…。
濡れた股間にチクチクと突き刺さる視線を意識した紗羅は、羞恥心と昂奮の入り交じった気持ちで頭がぼんやりしてほんわかした暖かさで女体を包まれてふらふらしていた。
あれっ、あっ…。
慣れないハイヒールにバランスを崩した紗羅はコウキに倒れていた。

「?…、あぶない」
急に倒れ込んできた紗羅をコウキが支えた。ウンコ座りの股間に女体を押しつけられて暴れん棒が紗羅のやせた体を押していた。
…あれ、ちょっと、カッコイイかも、…。
コウキのたくましいカラダに抱かれる形になった紗羅はお尻のあてられた手を意識しながら、坊主頭の少年を見つめていた。ヤクザのような短い髪型しか見てなかった紗羅は、近くにコウキの顔を見てコワイと感じると同時にわりとイケ面だと思った。

意外に、カワイイな、…。
コウキもビックリしたように目を見開いて紗羅の顔をのぞき込んでいたが、間近に見る美女の顔は少女の幼さを感じさせた。柔らかい肉にあてられた手のひらに無意識に力を入れて指を尻肉に食い込ませていた。

「…、スイマセン、お尻、…離して、ください」
なんか、気持ちいい…、もっと、触って、欲しいけど…、だめだよ、…。
自分が転んだことにやっと気づいた紗羅はのぞき込むコウキの目にドキドキしていた。お尻に食い込む指にエッチな気分を高ぶらせてはしたなく股間を湿らせた紗羅は、恥ずかしそうな声を漏らした。

「ああっ、違うっ、違うからっ…、そんなじゃ、ないんだっ」
カワイイ声にウットリしたコウキだったが、頭の中で『おしり』が何度も繰り返しエコーがかかっていた。痴漢行為をとがめられた気がしたコウキは、持ち前の正義感がそれを認めたくなくてアタフタして否定した。
「そうだっ、ヒマだったら、遊ばないか?」
手のひらから伝わる固さの残る女体の感触を味わうように紗羅を立たせたコウキは、勇気を振り絞って声をかけた。

え、この、おにいさんと、遊ぶの?…。
紗羅はビックリしたような目で坊主頭の少年を見つめていた。

綺羅 (52) につづく

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