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== 女教師鈴子のルール ==

女教師鈴子のルール (44)補習決定と苦手な藤堂

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女教師鈴子のルール 目次

女教師鈴子のルール (44)補習決定と苦手な藤堂

「じゃあ、いまからいい?」
尼位島瞬だ。「ルール」の見直しが済んで、昨日できなかった第3グループのご褒美をして欲しいという。

「そうね、いいわよ、でも教室使用の許可をもらってくるからちょっと待ってて、全国模試の申込書も持ってくるわ」
終業式の今日は午前中で解散する。学年主任に午後も教室を使えるように許可を取っておくべきだろう。
「みんな待ってるよ、先生愛してるっ」
教室を出て行く私を遊治がからかった。みんなの笑い声を背に受けて私は職員室に向かった。

「…ということで、おねがいします」
私は学年主任に補習で教室を使うことを説明して深々と頭を下げた。もちろん「ルール」のことは一切触れてない。
「そういうことなら、いいでしょう、2学期も今みたいな成績なら…、わかってるね」
彼は2学期も成績が上がらなかったら辞めろと言った。
「わかりました、先生のご期待に沿える結果を出してみせます、夏休み中も補習で使わせていただきたいのですが、よろしいですか」
もう後戻りできない。「ルール」がバレたら懲戒免職だ。やるしかないのだ。
「いいでしょう、のちほど教室使用の計画書を提出しなさい」
学年主任が私の不退転の覚悟をわかってくれたのかわからないが、あっさり認めてくれた。

教室に戻る前にトイレに向かった。二人の精子がパンティからあふれて太ももがヌルヌルしていた。

「んっ…」
下着を替えるだけのつもりだった。しかし何人もの男の子に弄ばれたカラダがうずいてガマンできなかった。
「あ…、ん…」
パンティを脱いだ。立ち上る精子の臭いにお腹の芯が熱くなる。私は便座に腰を下ろすと脚を広げて女の子に指を這わせた。
「はっ、んっ…」
ヌルヌルの縦スジに指が食い込む。クチュクチュイヤらしい音がする。淫らな気持ちが止まらない。エッチな声があふれそうだ。口を押さえ、水を流して消音する。

「いっ…」
絶頂はすぐに訪れた。男の子達に弄ばれたカラダの昂ぶりは決壊寸前だった。電流のような快感が脊髄を走り、胸が突き上がる。広げた太ももがピクピク震えた。
「あ…、ああ…」
便器の水面におツユがピュッと飛んだ。ヒクヒク震える縦スジを手で押さえた私は、天井を見上げて快楽の頂点でウットリしていた。


「先生だったんですか」
手を洗っていると声を掛けられた。
「あ、藤堂先生…」
英語担当の藤堂だ。奥の個室から出てきた。恥ずかしい声を聞かれたかも知れない。私はカワイイ笑顔に愛想笑いしながら身構えた。

藤堂は1年先輩なのだが、1年休学している私と同じ歳だからか妙に懐いてくる。私が来るまで佐藤先生のイヤミを一身に受けてきたが、矛先が私にも向くようになって仲間意識を持っているのかもしれない。

彼女は美人なのに気さくで明るい。この男子校のアイドルとして絶大な人気を誇っている。教師にも隠れファンがいるらしい。

幸せな人生を歩んで育ちの良さそうな彼女に、私はソープ嬢をしていた後ろめたさを覚える。純真で一点の曇りもない彼女はまぶしすぎる。汚れた自分をいやでも意識させられて苦手だ。

「学年主任は厳しすぎますよ、1学期の成績でそんなに目くじら立てなくてもいいと思います」
学年主任に叱責された私に同情している。あるいは単にトイレでの女子トークがうれしいだけかも知れないが、社交辞令はいいから早く行って欲しかった。

「夏休みに補習するんですね、よかったら、お手伝いさせてください」
さっきのやりとりも聞いていたらしい。カワイイ笑顔で私を見つめてくる。
「え…、そんなことお願いできません」
お人好しの彼女らしい申し出だが、よけいなお世話だ。「ルール」は秘密厳守が絶対条件だ。部外者を入れると秘密漏えいにつながる。

「先生のクラスで英語の成績が落ちた責任を感じてるんです、ぜひ協力させてください」
彼女はちょっとくらいの拒絶にはめげない。遠慮していると勘違いしたようだ。
「どうせ夏休みは登校するだけで特にやること無いんですから」
ニコニコ笑って善意を押しつけてくる。全く悪意を感じないこの優しい笑顔が、私は苦手なのだ。

女教師鈴子のルール (45)につづく
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女教師鈴子のルール (43)鈴子の気持ち

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女教師鈴子のルール (43)鈴子の気持ち

「…というわけなの、でも朝陽君を責めないでね」
教室に戻った私は朝陽との顛末を説明した。朝陽は無言で頭を下げた。

「私が悪かったの、みんなの気持ちをちゃんと考えてなかった、だから朝陽君を責めないでね」
朝陽をまた追いつめてはいけない。若い彼らの性欲を甘く見た私の責任なのだ。
「オレは先生が悪いとは思いません、「ルール」を適当に決めたのが間違いだったんです」
郁夫が助け船を出してくれた。彼は頼りになる。
「そうだな、オレも適当かなと思ってたし」
遊治だ。悪びれることなく郁夫に同意する。問題があっても深刻ぶるところがない。こういうところが彼のいいところだと思う。

「オレの考えを聞いてください」
お気楽に見える遊治を不機嫌そうに見た郁夫は「ルール」の改善案を説明した。彼の考えはこうだ。

(1) 第4、第5グループは昨日のように7人のグループ単位でする。
(2) 第3グループ以上は基本的に一人ずつ相手をする。ただし私がOKすれば複数でも可。
(3) 第3グループ以上は「ルール」実行中に他のメンバーが監視し、私を警護する。
(4) 順番は成績順、ただしグループ内で合意があれば順番は変更可。
(5) 秘密厳守のためグループメンバーはお互いを監視する。

「ルール」の基本的な部分はそのままにして細則を追加した。秘密厳守の徹底と暴走する子が出ないようにみんなで監視するということだ。

「秘密厳守の念書を昨日書いたから、秘密を漏らした場合はわかってるよな」
郁夫は最後に秘密厳守を念押しして着席した。
「そういうことでいいんじゃね、要するにみんなで楽しくやろってことだろ」
遊治のお気楽な声がした。緊張した空気を和ませてくれた。

「…、みんな、これでいい?」
みんなに同意を求めた。反対意見や追加意見は出なかった。私は精子でヌルヌルの女の子にパンティが張り付いているのを意識していた。

ほとんどの子は「ルール」の変更など関心無いのだ。彼らは早くご褒美が欲しかった。郁夫が説明している間私は視姦され、いやらしい視線で体中を舐め回されていた。

「みんなは私の過去を受け入れてくれた、そして私を守ると言ってくれた、とてもうれしかったわ」
「みんなの気持ちに応えるために、私に出来ることは何でもしようと決めました」

「「ルール」をすると決めたのはみんなが勉強に集中してもらうためです、私はそのためになんでもします」
「そしてみんなが希望の大学に合格して笑ってこの学校を卒業して欲しいと思ってます」

「でも「ルール」のせいでなにか問題が起ったら本末転倒です、前途有望なみんなを誤らせたくない、私が一番心配していることです」
「だから節度を持って行動して欲しいの、私はみんなを信じてます、だからみんなも私を信じて欲しい」
「悩みがあれば相談に乗るわ、直接言いにくかったらメールでも何でもいいから言って」

若い欲望に晒されて欲情する淫らな気持ちを抑えつけて、私は正直な気持ちを伝えた。

みんなを見渡す。まだいやらしい目で見る子もいたがみんなの顔つきが変わったように思う。わかってくれたと思う。

「わかってるって、オレ達昨日から運命共同体だ、一蓮托生ってやつだよ」
つかの間の静寂を破ったのはやはり遊治だった。
「で、オレからも提案なんだけど、夏休みの全国模試の結果でグループ替えしていいよね、オレ、夏休み中に先生抱くつもりだから」
屋上でも言っていたことだ。最下位グループの遊治がうそぶく大風呂敷に笑いが起こる。
「全国模試は全員参加でいいわね、みんながんばってね」
私も笑っていた。

「オレがみんなの申込書をまとめて後で持って行きます」
笑ってなかった郁夫がまとめ役を買ってくれた。この二人がいれば「ルール」をやっていける気がした。

女教師鈴子のルール (44)につづく
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