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温泉旅館 (37)美人女将の誘惑

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温泉旅館 (37)美人女将の誘惑

「…先生、お召し物、窮屈じゃないかしら?…」
長いキスのあとに大きくため息をついて、色香を漂わせる熱い女体を押しつける紀香はエッチな笑みを浮かべて股間をさすっていた。

「たしかに…、一部分が窮屈ですね…」
しなやかな指がさする股間を熱くしながら、私はスケベ面で笑っていた。
「楽になさった方がいいですよ…、はしたない女だと、思わないでくださいね…」
長襦袢に女らしい柔らかいカラダの線をさらし、淫靡な雰囲気を漂わす紀香は照れたようなカワイイ笑顔を見せると、ベルトを外してファスナーをおろした。ズボンを脱がせようとする美人女将の、乱れたえり元からのぞく乳房のナマ肌を眺めて私は腰を浮かせた。

「ご立派、ですね…、触ってもいいですか?」
ズボンと一緒にトランクスまで脱がせた紀香はビンビンの息子をウルウルした目で見ていた。至近距離から美人女将にやる気満々の息子を見つめられて昂奮した鼻息を漏らす私は
「もちろん、です…、ご随意になさってください」
女将がする手練手管を妄想して劣情を昂ぶらせていた。

「…うくっ、ちゅう、ちゅぷっ、にゅちゅっ、じゅっ、じゅるっ、じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ…」
私のスケベ顔にニッコリ笑った紀香はいきなりカリを口に含むと、バキュームフェラをはじめた。にゅるにゅるねっちょりの舌が絡みつく粘着質な愛撫に、私はやられっぱなしで甘美な喜びに身もだえしたが、ゆさゆさと揺れる乳房を見て、下から手で受けるとその感触も楽しんだ。

「はあ、もう、いいです…」
あまりの気持ちよさにイキそうな危険を感じた私が、フェラに熱中する美人女将を引きはがすと
「?…、すいません、気持ちよくなったのですね」
不思議そうな顔で見上げた紀香は、悲しそうな表情を見せてうつむいた。

「そうじゃないです…、気持ちよすぎて、粗相をしそうで…、うんっ、大変結構なお点前でした」
落胆する紀香に恐縮していたが、唇の湿り気を親指と人差し指でぬぐう美人女将の仕草を見てふざけて笑った。
「うふっ…、お粗末様でした…、でも、出して頂いても、わたし一向にかまいませんよ…」
私のつまらないジョークを理解してくれた紀香はカワイイ笑顔を見せたが、やはり最後まで出来なかったのが心残りのようだった。

「大変そそられるお誘いですが…、わたしはやっぱり、こちらにご挨拶してからじゃないと…」
物憂げな美しさを見せる美人女将の火照った女体を抱きしめた私は、濡れ濡れのあそこをイジった。
「ああんっ、私も先生の子種が、頂きたいです…」
強引に手をねじ込まれて自ら足を開いた紀香は、私のシャツのボタンを外して素肌を重ねてきた。

「私の子を産むんですか?…」
紀香の意外な返事につい素になって反応すると
「…、迷惑、ですよね?…、安心してください、結婚してなんていいませんから…」
紀香は悲しそうにうつむいたが、ぎこちない笑顔を作ってわたしを見た。てっきり最初に応対した番頭が亭主だと思っていたが、紀香は未亡人のようだった。

「…、旅館の亭主も、いいかもな」
紀香と夫婦になった自分を想像した私は、その時は本気でそう思って笑っていた。
「うれしい…、でも…、ムリなさらなくても、いいのよ」
ぱっと顔を輝かせた紀香だったが、すぐに目を反らして声のトーンを落とした。私は物憂げな横顔を見ながら、紀香とやったら親子ドンブリになるな、と不謹慎なことを考えていた。

温泉旅館 (38) につづく
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