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== 24のひとみ先生 ==

24のひとみ先生 (41) 正義の味方だよ、ひとみ先生

裏ろま中男 作品リスト
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24のひとみ先生 (41) 正義の味方だよ、ひとみ先生

やっぱり淫乱な宴になってしまった納涼キモ試し大会は終わって、現地解散した。

ひとみは暗い夜道をひとり家路に向かっていた。
「…」
人通りの少ない夜道を歩く美貌の女教師の後をつける人影があった。夜とはいえ真夏にコートを羽織った男といえば、男の素性と目的は明らかだった。
「…」
さっきから後をついてくる足音に気づいていたひとみは、角を曲がると立ち止まって足音が追いつくのを待っていた。
「…、!」
角を曲がってひとみと鉢合わせした男は、焦って一瞬ひるんだがすぐにコートを広げて全裸の股間にそそり立つそれを見せつけた。荒い息を吐く男のそれは、細かくビクビクと震えていた。
「…、」
顔色一つ変えずに男の股間を一瞥したひとみは、標準並みのそれを見て退屈そうにため息をついていた。
「…」
男性器を見た女性があわてる姿に性的倒錯で興奮する変態にとって、ひとみの態度は露出狂男のアイデンティティを破壊し、自我意識を崩壊させた。美貌の女教師の冷たい視線の前で、露出魔は頼りなくコートを広げて股間のそれを萎えさせていた。
「…終わりですか?」
ひとみが無表情に言うと、露出魔はその場にうずくまって嗚咽しはじめた。
「次は楽しませてくださいね」
ひとみはニッコリと笑って歩き出した。

公園の近くを通りかかると女性の声がする。ひとみはその方向に足を向けていた。
「…やああ、いやあ、助けてえ」
公園の茂みの中で女子高生らしい少女が、若い男にのしかかられて悲鳴を上げていた。男の股間にはそそり立つ黒い影が見えた。
「…あっ、助けてっ、お願いっ」
男にセーラー服をまくり上げられてブラをさらした少女が、ひとみを認めて助けを求めた。
「…どうしたんですか」
ひとみはニッコリと少女に笑顔を向けた。
「助けて」
少女は涙混じりの声でひとみに助けを求めていた。興奮して力任せに少女を押さえ込んだ男もひとみに獣欲にまみれた視線を向けた。

「…乱暴はいけませんよ」
男と目があったひとみはニッコリと笑った。男はひとみの美しい笑顔をあっけにとられて見つめたが、すぐに気を取り直して
「後でかわいがってやるから、待ってろ」
組み敷いた少女のパンティを乱暴に脱がそうとした。
「やだっ、やだっ」
男のつかんだパンティを少女も必死に押さえて暴れていた。
「…これをあげますから、許してあげてください」
ひとみはスカートに手を入れて、パンティを脱ぐと男の頭にかぶせた。

「…」
今までひとみのおしりを包んでいた生暖かいパンティに目隠しされてひるんだ男を、少女は突き飛ばして逃げ出した。
「…、おいっ」
茂みにだらしなく倒れた男は激高してパンティを取って体を起こした。目の前にひとみの美しい笑顔があった。
「…立派ですよ」
ひとみは男の人並み以上のそれに手を添えて、優しく愛撫し始めた。
「…おいっ、何してる」
男は状況が飲み込めずに落ち着かない様子だったが、息子を握られてヘタに抵抗できずにいた。しかしすぐにひとみのなまめかしい手コキの刺激に、荒い息を吐き始めていた。
「…あっ、ああ、ああ」
放出の予感に体を震わせた男は、ひとみに息子を握られたまま欲望の高まりを放出した。ひとみは放出する息子に刺激を続けて、最後の一滴まで絞り出していた。

精魂吸い取られたように脱力した男に
「…早すぎです、早漏じゃもてませんよ、鍛えましょうね」
ひとみはニッコリ笑っていた。
力なく視線をあげた男に
「一日10回、オナニーしてください、三ヶ月続けられたら、あなたみたいな巨根の持ち主は女性にモテモテですよ」
ひとみはニッコリ笑って、美しい後ろ姿を見せつけるように優雅にその場を立ち去った。男はその後ろ姿にぼんやりと見とれていた。

「…ウソです、そんなコトしたら、腎虚になっちゃいます」
独り言をつぶやいたひとみは、マーラーの交響曲第1番「巨人」のメロディを口ずさみながら家路に向かった

作者注:マーラー、キョジン→ジンキョ…、というジョークのつもりです。わかりにくくてスイマセン。

(42) 選挙だよ、美月ちゃんにつづく
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