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== 少女真希 ==

少女真希 (36) 佐藤

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少女真希 目次

少女真希 (36) 佐藤

5時間目は佐藤の日本史だった。この時間も真希と雄次は同じ時間割だった。

もう昼休みは終わりそうだったが、後ろの2つ空いた席にふたりは座った。
「…、礼…」
それからすぐに佐藤が来て授業が始まった。

普段からセクシーないでたちの多い佐藤は、今日も胸の空いたブラウスに深くスリットの入ったおしりにぴったりしたタイトスカートだった。エリが来てから露出の多いエッチなファッションに宗旨替えしたらしいが、今日はまだおとなしい方だった。

しかし礼をした佐藤の胸がたぷんと揺れるのを男子生徒はしっかりと見ていた。上体を下げた胸にぶら下がったスイカのような肉の塊が、体を起こして自慢げに笑う佐藤の顔の下でしばらく上下に振動していた。ノーブラかと思うほどのくっきりした谷間と乳房のナマ肌が大きく開いたえり元からさらされていた。

「…あんっ」
揺れが納まらない乳房は乳首をブラの裏地にこすらせて、エロ教師は甘えた声を漏らしていた。

佐藤はおおきく開いたブラウスに合わせてやっと乳首が隠れる程度にカップが斜めにカットされたブラをしていた。エロさというファッション性が重視された補正機能は無いブラだった。指でちょっとめくるだけで乳首が見えてしまう。

佐藤は男子生徒の若い欲望のこもった熱い視線を胸に感じて軽く興奮していた。佐藤は生理が近いと感じやすくなる体質で明日が生理の予定だった。

授業内容を板書する後ろ姿におしりが妖しくゆれていた。無意識に男を誘うおしりだった。そんなエロイしぐさが一部の男子からは絶大な人気を誇っていたが、女子からはほぼ嫌われていた。

「…」
佐藤のおしりがプルプル揺れるのを見てニヤニヤする雄次に、真希は軽蔑のまなざしを向けた。
「…、なんだよ」
真希の視線に雄次が不満そうに言った。

「…、べつに」
まだニヤケ面の納まらない雄次に真希はそっぽを向いて応えた。
「…、おまえ、ついてるぞ」
真希のつんけんした態度にちょっとムカついた雄次がイジワルく言った。

「…」
イジワルな声を聞き流した真希は黙って横を向いていた。
「…、ほっぺに」
雄次はイジワルな笑いを浮かべていた。
「?…」
意味不明な雄次の言葉を真希は無視していたが、
「…、流動食が」
ニンマリした雄次がイジワルくささやいた。

「えっ」
体育用具室で息子を突きつけられたときについたのかと、あわてて雄次に向いた頬を手で押さえた。
「…、ばーか、反対だろ」
真希があわてる様子に雄次は楽しそうに笑った。確かに息子の先端が当たっていたのは、雄次から今見えてない方の頬だった。
「…」
反対の頬を押さえた真希は忌々しそうな顔でバカ笑いする雄次をにらんでいた。

「そこ、うるさい」
振り返った佐藤の声がした。振り返った勢いで今度は横方向にたぷんたぷんと巨乳がゆれていた。やりたい盛りの欲望のこもった視線が一斉にそれを追った。

「…、スイマセン」
佐藤に向き直った雄次はまだニヤけていたが、真希は怒られたことに素直に謝っていた。
「…雄次君の、せいよ」
真希は横目でにらんでいた。

「…雄次君、そんな小娘、相手にしないで、先生を見てなさい」
成績のいい雄次は佐藤のお気に入りだった。
エロ教師、…。
切れ長のエッチな目で雄次を見つめる佐藤に真希はチョットむかついた。

「先生の顔、見るのが恥ずかしいなら、ココ、見てていいわよ」
エロチックな笑顔で佐藤は胸を指さして、ブラウスからあふれそうな胸の下乳に手を当ててタプンタプンと振るわせた。

「おお…」
ブラウスからあふれそうになる巨乳に男子から歓声が上がった。しかし女子ははしたない扇情的な振る舞いをして男子を誘う佐藤にしらけた視線を送っていた。
「はいっ」
雄次はスケベな笑いを浮かべて元気よく返事をした。
「さいてー」
横目で雄次のバカ面を見つめた真希は軽蔑を込めてにらんでいた。

「んっ、なんか、言ったか」
ニヤニヤした雄次が佐藤の胸から視線を外さずに聞いていた。
「ふんっ」
そっぽを向いた真希は、
なんでウチみたいな名門高校に、あんな色情狂のオッパイお化けがいるのよ、…。
ぶつぶつと愚痴をつぶやいていた。

真希はクラスメイトと比べれば大きい方だが、さすがに佐藤のフェロモンむんむんのエロ胸にはとても太刀打ちできなかった。そんな佐藤の胸をうれしそうにニヤけて眺めている雄次が許せなかった。

真希は佐藤の胸をにらみながら、
あんなオッパイなんて、風船みたいにふくれすぎて、破裂したらいいんだ、…。
呪いの文句を念じていた。

「堀西さん、私と勝負しようなんて、50年早いわよ」
真希の視線に気づいた佐藤は、いやらしくカラダをくねらせて高笑いしていた。

「…」
勝ち誇って笑う佐藤に真希は黙っていたが、
アンタみたいなオッパイお化けは、あと10年もしたら、みっともなく垂れちゃうのよ、…。
相変わらず心の中で悪態をついていた。

(37) 仕返しにつづく
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